語学力の研鑽、アメフト部のマネージャーとして全力投球した学生時代
大学時代、私は英語を専攻し、英語だけでも週5つのクラスがありました。毎週50ページほどの論文を読み進めたり、小論文を書いたり、プレゼンの準備をしたりと、授業だけでなく予習復習も本当に大変でしたが、その分確実に力がついたと実感しています。
読んでいた論文は、主にオセアニアや北米地域の歴史や文化人類学に関するものですが、経済の論文やシェークスピアなどの古典小説にも触れました。また、英語だけでなく、第2・第3外国語としてスペイン語とポルトガル語も学びました。新しい言語を学ぶことは、新しい世界を知り、その土地の文化などへの興味も引き出してくれる、とても楽しい経験でした。
さらに、学業と並行して、アメリカンフットボール部でマネージャーとして4年間活動しました。部活は週5日あり、土日も半日以上費やしていたので、毎週大量の予習復習をこなす時間をきっちり確保するのは本当に大変でした。最後の1年間はマネージャーのリーダーを務め、自分が真っ先に動きたいところで一歩下がり、チームをマネジメントする必要性を学びました。仲間に考えるきっかけや気付くきっかけを与え、自分で考えて行動した結果として成功体験を得てもらう。リーダーはそれを見守り良いフィードバックをし、次につながる好循環を生みチーム全体を成長させていく。頭ではわかっていても実際に実践することは難しく、きちんとできていたとは思いませんが、とても良い経験になりました。
就職活動では、外国が好きで学んだ言語のスキルを活かしたいという気持ちと、人を喜ばせる仕事がしたいという想いから、旅行業界やホテル業界を中心に企業を探しました。週5日の部活をやりながらの就活だったので、インターンに参加したりたくさんの企業を受けたりしていた同級生に比べると、就活に割く時間が少なく若干の不安はありました。
そんな中で出会ったのが、ジャルパックでした。JALグループということで「高級・高品質・安心な旅行会社」というイメージを持っていましたし、以前ハワイ旅行に行った際に「ジャルパック」と書かれたトロリー(※)が走っていたのも印象に残っていました。
そして何より、採用担当や大学のOB/OGなど、会う方みなさんが温かくて良い方ばかりで、一緒に働くのが楽しみだと思えたことが入社の決め手となりました。ジャルパックは日本で初めて発売された海外パッケージツアー商品ブランドであり、会社としてもさまざまなツアーをつくり、日本人の海外旅行の拡大に貢献してきた会社です。ここでなら、自分がまだ知らない世界を知り、学び続けることができるのではないかと思い、入社を決めました。
(※)現在はジャルパック自社のトロリー運行は終了しております。
コンタクトセンターからハワイ支店、そして営業へ。
入社後の最初の配属は、海外ツアーのコンタクトセンターでした。電話でのツアー予約業務を担当し、お客さまと直接やり取りをする中で、旅行業務の基礎を学びました。会社としても応対品質に力を入れており、より良い応対を目指すためのマニュアルや研修が充実していました。また、先輩方の応対もとても参考になり、目指したいと思う方がたくさんいたことがモチベーションになりました。
キャンセル待ちの予約を受けた時は、手配部門と連絡を取り合い、出発日やホテルを変更したら手配できる場合は代案を提案。お客さまに寄り添った応対を心掛け、キャンセル待ちのまま終わる予約を1つでも減らすことも意識していました。その結果、年間の売り上げ上位を獲得できたことは、とても印象に残っています。配属前は、コンタクトセンター業務をやる自分をなかなかイメージできませんでしたが、振り返ると非常にやりがいのある楽しい仕事でした。
その後、ハワイ支店へ異動となり、日本からハワイに来るお客さまのホテルや送迎の手配業務を担当しました。私はワイキキ市内のオフィスで働いていましたが、空港でお客さまを迎える人、空港とホテルの間の送迎を担う人、ワイキキにあるジャルパックのラウンジでお客さまのさまざまなトラブルに対応する人など、お客さまとさまざまなタッチポイントがあることを実感しました。そこに関わる全ての人たちの手で、ジャルパックのツアーが成り立っているのだと体感できた経験は、とても貴重だったと感じています。
本社に戻った後は、ヨーロッパへの団体旅行手配を担当しましたが、この頃から新型コロナウイルス感染症が流行。国内も海外も人の移動が止まり、旅行業界はとても大きな影響を受けました。これほど日常生活が一変し、旅行ができないような世界になるとは衝撃的でした。
新型コロナウイルス感染症の時期、私たち海外担当部署のメンバーは、Go To トラベル事業の申請に係る社内手続きを手伝うなどし、その後は旅行会社への営業を担当。その頃には少しずつ旅行需要が戻ってきたものの、特に海外を中心にまだ新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、販売してくださる旅行会社の方と試行錯誤の日々でした。営業は自分がまったく想像していなかった仕事で当初戸惑いはありましたが、取引先の方々にも恵まれ、自分の担当する店舗や数字に責任を持つことにやりがいを感じるようになりました。
思い返せばコンタクトセンターや営業など、想像していなかったキャリアを歩んでいますが、それぞれの部署で周りの方のサポートもあり、自分なりに楽しさややりがいを見出して仕事をしてこられたと感じます。
異文化やそれぞれの価値観、考え方を尊重し、世界各国の人たちと信頼関係を築く
現在は訪日旅行事業部の営業チームとして、主にヨーロッパやオセアニア地域を担当しています。海外の商談会に出展して新規のビジネスパートナーを開拓し、見積もり依頼への対応や、受注後のツアー手配まで担っています。学生時代に勉強した英語を活かして海外の旅行会社と商談や打ち合わせを重ねる日々は、とても充実していると感じます。
まだ異動して長くはありませんが、特に印象に残っているのは、オーストラリアから計3本の報奨旅行と、ドミニカ共和国から医療系会議に参加する団体のツアーを受注できたことです。これらが成功したのは、相手とのオンラインでの綿密な打ち合わせや、下見・視察を行って万全の準備を期したからだと思います。継続して次の依頼をいただけた時には、本当にありがたく、大きなやりがいを感じます。英語でコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、それが成果につながった瞬間、そして実際に日本の旅行を楽しんでいるお客さまの様子を見られた瞬間は、この仕事の醍醐味だと実感しています。
一方で、苦労も多くあります。商談会でたくさんの旅行会社と接点を持っても、その後の仕事につながる確率は決して高くはありません。見積もりを作成しても、条件が折り合わないことも多々あります。自社の強みをどのようにアピールすれば、より多くの人に興味を持ってもらえて受注につながるのか──日々試行錯誤を続けています。
世界各国の人と話をする中で学んだのは、出身地によって考え方や重視する価値観が違い、日本への旅行に求めるものの傾向も変わるということです。仕事への向き合い方も国や地域によって本当に多様です。それぞれの特性や文化的背景を理解し、何が正解ということもなく、他者を尊重し受け入れて関係を築いていくことの大切さを、日々の業務を通じて学んでいます。オフィスを飛び出し、直接見て聞いて感じることでしか得られない学びは非常に貴重で、このような経験ができることに感謝しています。
幅広い層に支持される旅行会社になり、お客さまにいい旅、あたらしい旅を提供したい
今後の短期的な目標は、現在の部署においてより多くの新規案件を受注できるようにすることです。そのために、ジャルパックの強みを活かせるオリジナルの観光素材を提案すべく、チームで一丸となって取り組んでいます。また、私個人としてはよりグローバルな営業を目指して、英語だけでなくスペイン語でもお客さまと仕事ができるようになりたいですね。スペイン語の上達に向けては、新型コロナウイルス感染症をきっかけにオンラインで講座を受講し始めました。これまでは文法の学習が主だったため、今後はアウトプットの練習を増やして実践的なコミュニケーション能力を高めていきたいと考えています。
中長期的には、まだ旅行商品の企画に携わったことがないため、お客さまに新たな発見を届けられるようなツアーを考えられたらいいなと思っています。今後ジャルパックがより幅広い世代から興味を持っていただける旅行会社になるように、私たちの世代が頑張らなくてはいけないと思います。
ジャルパックの魅力の1つは、JALの航空機をチャーターして元日に初日の出を空の上で見る「初日の出フライト」や、エアバス社の工場を訪ねるプレミアムなツアーなど、JALグループならではの旅行商品に携わることができる点ではないでしょうか。また、育休や産休などの制度面も整備されているので働きやすいこと、何より周囲の社員が温かく、人に恵まれた環境であることも大きな魅力です。そして、社員はみんな旅行が好きで、休みを取って国内・海外さまざまな場所に行くので、おすすめの旅行先の話が聞けるのも楽しく刺激になります。
ジャルパックで活躍できる人は、自分で考えて行動ができる人、自分の身近な人を喜ばせることが好きな人、チームワークを重んじて周囲とコミュニケーションをうまく取りながら仕事を進められる人だと思います。旅行が好きで、お客さまに喜んでいただきたいという思いを持った方にぜひジョインしていただけたら嬉しいですね。一緒にお客さまに喜んでいただけるいい旅、あたらしい旅を創り出していきましょう。

