スポーツに夢中だった少年時代から、人との出会いが導いた進路
昔から体を動かすことが大好きで、放課後になると友達と野球とかドッチボールをして遊んでいました。家に帰るのを忘れてしまうくらい夢中になって、よく母に叱られたことを覚えています。
「小学生からはテニスを始めました。ラケットを振る度に上達していく感覚が楽しくて、すぐにのめり込んでいきましたね。中学生になると新しい環境での出会いがあり、バスケットボールの魅力に引き込まれていきました。チームメイトと心を一つにしてプレーする醍醐味は、テニスとは全く異なる面白さがありました。」
大学では理工学部化学専攻に進学しましたが、スポーツへの情熱は変わらず持ち続けていました。バスケサークルに所属し、さらには社会人チームにも参加するようになりました。試合に出場するためには相当な努力が必要でしたが、それも含めて結構充実した日々を過ごしてた気がします。
「大学時代のバイトで経験した居酒屋での接客は、今思えば現在の仕事に影響を与えていると思います。お客様一人一人に合わせた接客を心がけ、話を聞きながらニーズを引き出していく。その経験が、コミュニケーション力を培う大切な機会になったんです。何よりお客さんと話すことが楽しかったことを覚えてます。」
明るく前向きな性格と、スポーツで培った向上心。そして接客で身につけたコミュニケーション能力。前は意識していませんでしたが、人との関わりを大切にしてきた様々な経験が、自然と営業の仕事への親和性を高めてくれていたのだと感じます。
就職活動を経て、地元密着の企業へ
就職活動を始めるにあたって、私が最も重視していたのは「地域密着」という軸でした。地元で働きたいという思いが強かったですね。また、以前から人とのコミュニケーションを大切にしてきた私は、その経験を活かせる営業職に魅力を感じていました。
「そんな中で出会ったのが、この会社でした。最初に感じた印象は、圧倒的に『人間関係の良さ』です。会社説明会や面接を通じて、社員同士が相談しやすい雰囲気があることが伝わってきました。実際に入社してからも、同僚や上司がとても優しく、その印象は間違っていなかったですね。後輩とも仲がいいです(笑)」
入社を決めた大きな決め手は、やはり地元で働けるという点でした。それに加えて、私には叶えたい夢がありました。それは、地元の社会人チームでバスケットボールを続けることです。仕事と両立できる環境があることも、この会社を選んだ重要な理由の一つでした。
入社後は、最初に心斎橋の近くにある大阪西営業所に配属されました。新人研修では、先輩社員との同行で営業活動を学ばせていただきました。お客様を訪問する中で、製品の機械の仕組みやメンテナンスの方法を、実践を通じて学んでいきました。
「一番印象に残っているのは、ある駄菓子屋さんのアイスクリームのショーケースの案件です。製品の調子が悪くなった時に呼ばれ、先輩と一緒に対応させていただいたのですが、その時の先輩の対応が非常に勉強になりました。単なる修理だけでなく、お客様の店舗の使い勝手やレイアウトまで考慮して、働きやすさや売上アップにつながる配置などを提案をしてたんですよ。そのような付加価値の高い提案によって、お客さんがとても喜んでいたことを今でも覚えています。」
最初の配属先である大阪西営業所では、本当に恵まれた環境で仕事を始めることができました。分からないことがあれば、すぐにフォローしてくれる先輩たちがいて、時々進捗を確認してくださるなど、きめ細かなサポートを受けることができました。その後、5年経って隣の大阪中央営業所に異動することになりましたが、この最初の経験が、私の仕事の基礎となっています。
お客様との信頼関係を築く営業の現場で
入社当初から変わらず直販営業部に所属して、主に製品のご提案から契約までの営業活動とメンテナンスを担当しています。チームの中では、後輩からの相談役として、また契約のクロージング役として重要な役割を担わせていただいています。
「これまで営業活動で印象的だったことは、すべての機器を他社製品から当社の製品に入れ替えていただいたことです。そのお客様は以前は当社とお付き合いがあったのですが、離れていってしまったお客様でした。私は信頼を取り戻すべく、何度も定期的に足を運び続けました。「近くまで来たんで寄らせていただきました!」と笑顔で挨拶を交わし、お客様のお話に耳を傾け続けたことが結果に繋がりました。また当社に頼っていただけた瞬間は本当に嬉しかったですね!」
また、ある焼き鳥屋さんでは、「○○やりましょうか?」と積極的に声をかけ、機械の調子が悪い時はもちろん、機械以外のお困りごとにも誠実に対応させていただきました。その結果、お客様から事務所宛てに感謝の手紙をいただいたことは、この仕事のやりがいを実感できた瞬間でした。
もちろん、失敗経験もあります。お客様のお店に製氷機を納品する際、機械の一部を破損させてしまったことがありました。その時は大変焦りましたが、まずはお客様への影響を最小限に抑えることを第一に考え、社内の他部署とも連携しながら迅速な復旧に努めました。
「入社してから特に成長を感じるのは、責任感です。私たちの対応一つひとつが、お客様の店舗運営や経営に直接影響を与えます。約束の時間を守れなかったり、対応が遅れたりすることで、お客様に多大なご迷惑をおかけすることになります。そのため、常に責任感を持って行動することの重要性を日々実感しています。」
このように、お客様との信頼関係を築きながら、時には失敗を経験し、そこから学びを得て成長していく。それが私の日々の仕事の中での実感です。
夢は、誰からも頼られる営業マンに
「毎月1000万円の売上を続けていきたいです」
「これは単なる売上目標ではないです。今は、誰よりも売り上げを立てなければいけないという使命感みたいなものあるんです。自分がやらなきゃというような。ただ、そのために営業色を前面に出すことはしません。むしろ、営業の話以外の会話を大切にしています。お客様に安心感と信頼を持っていただける存在になることが、結果として売上につながると思っています。」
お客様を訪問する際は、まず名刺交換から始めて、機械の診断についてお話しする中で、自然とお店の特徴や、お客様の趣味の話にも触れていきます。このような何気ない会話を重ねることで、次第にお客様との距離が縮まっていきます。今では多くのお客様に名前で呼んでいただけるようになり、中には「タカちゃん!」と呼んでくれるお客様もいらっしゃいます。それが私の大きな誇りとなっています。
将来的には、何かあれば真っ先に頼っていただける存在になりたいと考えています。そのためには、クレームを出すことのない、ミスのない営業マンを目指さなければなりません。
「入社を考える人は営業に不安を感じると思いますが、コミュニケーションが苦手でも心配はないと思っています。実をいうと、私も最初は苦手でしたが、お店への訪問を重ねるうちに、自然とコミュニケーション力が身についていきました。特に真面目な人は、その真面目さを武器に変えて活かせるのが大和冷機の特徴です。製品知識をしっかり身につければ、それが自信となり、お客様との会話も円滑になっていきます。」
これから入社する方には「メリハリをつけられる人」そして「フレンドリーな人」であってほしいと思います。社内だけでなく、お客様にも好かれる人柄は、この仕事ではより大きな強みとなります。私も日々、そんな営業マンを目指して成長を続けていきたいと思います。
