奪三振能力の高さを武器にチームへの貢献を誓う2年目の決意
ポジションはピッチャーで、先発とか中継ぎなど、今季はまだ明確に決まっているわけではないですが、与えられた役割を全うしてあげたいと思っています。ただ、希望としては先発をやりたいと思っています。
自分の強みは、鋭く落ちるフォークで奪三振能力の高さだと思っています(昨季投球回14.2に対して12奪三振をマーク)。サポーターの方々にも三振をとるところをたくさん観ていただけるように頑張りたいですね。
今年の春季キャンプでは、ヒンジ(大腿骨に対して骨盤を動かして股関節を曲げるという動き)をテーマを中心に取り組んでいました。
これまでうまく使えていなかった部分だったので、そこを中心にトレーニングをしてきました。
実は肩を怪我があり、今は四月復帰を目指してリハビリをしている状況です。
桑田真澄CBOにも相談し、「早く治すためにも、すぐに注射を打ったほうがいい」と判断し、PRP(多血小板血漿)療法で復帰を目指しています。
新メンバーも入ってきて、チームの雰囲気も変わってきていますね。
新入団の細谷(細谷怜央選手)が中央学院高校の一個下で、高校時代から仲も良かったです。
チームのみんなとは賑やかにキャンプに取り組めたかなと思います。
「弱い世代」と言われながら立てた中学3年生での全国の舞台
いとこの友達と遊びの野球をやってて、混ざってもらったことがきっかけで野球を始めました。
それまではサッカーをしていたのですが、野球が意外とうまくできて、「俺上手いのかな」と思い、面白いなと思って始めたのを覚えています。小学1年生からチームに入りました。
中学時代はシニアに入って硬式野球を始めました。周りからは「軟式から硬式に上がると怪我をするリスクが高い」とも言われたのですが、それでも自分はシニアでやりたくて選びましたね。ポジションはずっとショートで、野手としてプレーしていました。
全国にいつも行くチームだったのですが、自分たちの代は弱くて、でも最後全国に行くことができたのは良い思い出ですね。
西村さん(西村陸選手)が中学校の2個上なのですが、当時から西村さんはずっと投げていて、今と変わらず鉄腕でしたね(笑)。
高校には野手で入って、ショートを守ってたが、肩には自信があったものの、ショートの守備が課題で、高校1年の夏前くらいからピッチャーになりました。高校はピッチャーとショートを行ったり来たりしていましたね。
高校3年生は、新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園が無くなってしまったのがとても悔しかったです。春ごろの甲子園がなくなると分かり、3年夏の目標がなくなってしまい、やり残したことがありますね。
プロは野球を始めた頃からの夢ですが、高校生ぐらいからピッチングについて学ぶ意欲が強くなり、自分なりに色々と調べて勉強するようになったかなと思います。
そこから立正大学に進学しました。1年生から投げさせてもらえて、東都大学リーグ1部のマウンドに立てたのは良い思い出です。1年生の時に2部に落ちてしまったのですが、1部の高いレベルでプレーできたのは良い経験でした。
ただ、2年生の時に肘にねずみができてしまい、そこから3,4年生の時は試合に出れない日々が続きました。
入団初年度で感じた手応えと課題
オイシックスには、やっぱりNPB相手に対戦できるっていうのが一番大きくて、入団を決めました。プロ相手にどのくらい自分は投げられるのかを知りたいと思いましたね。
また、勝さん(武田勝監督)が大学の先輩ですし、高校の監督がシダックス時代に勝さんの後輩、野間口さん(野間口貴彦チームディレクター)の先輩という方がいたり、高校のコーチが新潟アルビレックスBCの元選手という縁もあります。
昨シーズンは、やっぱり印象的だったのは初登板の試合です。中継ぎで登板したのですが、いつもとない緊張感で、ワクワクというよりは「どうなのかな」という気持ちが強い中で、でも自分を試そうと思いマウンドに立ちました。
結果、1イニング3人で抑えることができ、フォークも自信を持って投げられて良かったです。
ただ、初先発を任せてもらった試合では、不安が勝ってしまい、後から振り返って、もっと先発としての準備がまだまだだったなと思いました。
1年間を振り返ると、「まだまだやれるな」という思いはありつつも、もう少し足りない部分を伸ばさないと、という部分もありました。
特に球速はもっと伸ばさないといけないですし、ストレートが速くなればもっとフォークも活きてくるんじゃないかなと思います。
昨年のドラフト会議は3名の先輩が指名されて嬉しかったですね。
同時に、自分もいけるぞ、という思いも持ちました。
怪我をしっかり治して万全な状態で復帰して、良いアピールがしたいと思っています。
早期復帰への想いと、サポーターに伝えたいこれからの決意
今もですが、昨季から怪我に苦しんだ部分もあるので、今季は1年間投げられる体づくりからしていきたいと思い、トレーニングに努めています。
フォーム自体も変えていて、「ボールに伝わる出力を体の前で起こす」イメージというか、自分の中では後ろの意識が今まで強かったところから修正を図っています。
出力を意識したフォームが定着できるように、ヒリンジやテイクバック、体重移動といった投球全体の課題を潰していければと思っています。
昨年、牧野さん(牧野憲伸選手 現中日)が、普段から同じような練習をとにかく繰り返しやってるのを見ていて「こういうことが足りなくて取り組んでいるんだろうな」ということが明確に伝わってました(メディシンスローで下半身の地面から強く伝わる威力を出力に繋げるような練習)。
それがドラフト指名にも繋がって、やっぱりとても理にかなっていたんだなと思いましたし、自分にとっても大きな学びがありました。自分も参考にして、頑張りたいと思います。
サポーターの皆さんには、フォークで三振を奪うところを見てほしいです。
そのためにも怪我から早く復帰して、昨年より良い成績が残せるように頑張るので、応援よろしくお願いします!
