今季から新たにキャプテンに就任。チームを背中で引っ張る
ポジションはショートとセカンド、二遊間を守っています。
今季から、新たにキャプテンをやらせてもらってます。
キャプテンの実感はまだそんなにはないんですけど、春季キャンプを通じて少しずつ慣れてきたかなと思います。でも全然まだまだなので、ここから頑張ります。
大川さん(大川陽大選手。今季より副キャプテンに就任)とも仲はよくて、いつもしゃべっています。
自分はまだ年齢的にも大学4年生と同じ代なので、周りも年上の人たちばかりです。なので、キャプテンになったからと言って指示ばかりをするのではなくて、若手がやるような仕事、人があまり積極的にやりたくないようなことを自らやっていくことが大事なのかなと思っています。
「キャプテンがやってるんだから」というので、みんながどんどんやっていったらチームもうまく練習に入れるようになると思うし、そういったことを積極的にやっていこうと思っています。
自分は、実はあまりチームを引っ張るような感じのタイプではないので、誰よりも泥臭く、「背中で見せる」というのが僕なりのキャプテン像なのかなと思ってます。
キャプテンになって早く練習や集合時間に来たり、チームの決まりごとを破らないようにするというところはより意識するようになりました。
自分は、走力が売りの選手だと思っているので、まずはどんな形でもいいので塁に出て、「足で相手をかき乱していく」のがプレースタイルですね。
打席でもフライよりもゴロの方がエラーの確率ってのは高くなるので、低いゴロを打っていき、とにかく積極的に走っていくのを頑張りたいですね。
(漆原幻汰選手・上原裕樹選手と3人で"突進三銃士"としてUX新潟テレビ21のニュースで取り上げられたことについて)今季は「走力面でこの3人には期待している」という感じの3人らしいです。
盗塁を増やすには気持ちの部分も大事なのですが、リードを大きくすることにも取り組んでいます。けん制でアウトになる確率は高くなるリスクはもちろんありますが、塁間が短くなる分、セーフになる確率も高くなるので、アウトにならないラインでなるべくリードを大きくとる練習に取り組んでいます。
今年の春季キャンプでは、自分が守る二遊間は守備、内野の要だと捉えているので、守備の確実性を意識して練習しています。
斉藤秀光コーチとはほぼ毎日個別練習の時につきあっていただいています。
確実性を高めるために反復練習をすることは意識していて、今までは試合で送球に不安があったのですが、斉藤コーチにたくさん教えていただいて不安がなくなってきました。
バッティングでは、自分は塁に出ないといけないタイプなので、相手チームのエラーを誘う上でも低いゴロを打つことを意識して練習しているのですが、自分のバッティングが小さくならないように、ロングティーでは心がけています。
今季はベテランも若手も関係なく、みんながコミュニケーション取れているなと思っています。
ベテランの方々から話しかけていただけることが多いので、自分自身若手としてとてもありがたいですね。
チームの雰囲気も和気あいあいとしている中でも、真剣なところは真剣にやるというメリハリがどんどんできてきていて、春季キャンプの最後の方は、本当に何をするにしても「楽しいけど引き締まったプレー」というのができていたんじゃないかなと感じました。
"人にちゃんと言える性格"で小中高すべて副キャプテンを経験
物心ついた頃から、年中くらいから父の影響でソフトボールを始めました。兄弟もやっていて。
気づいたら野球をするようになっていましたが、でも小さいころは練習が嫌いでしたね(笑)。中学からはシニアチームに入りました。
自分が人にちゃんと言えるタイプというのがあり、小中高すべて副キャプテンでした。
でも結構ちゃらんぽらんなところもありましたね。
でも、高校生くらいから真面目になったというか、このままじゃダメだなと思って野球に真剣に向き合うようになりました。
高校では親元を離れて寮生活をしていたので、甲子園に出ることが野球をやっている中での最大の恩返しだと思っていました。甲子園のような"目に見える形"で両親に恩返ししたいという気持ちが出たのを覚えています。
学生生活の悔しかった思い出としては、高校3年生の夏の大会ですね。
最後、県大会の準決勝で負けたのですが、8回裏の攻撃で自分が3塁にいる満塁の場面で、バッターがスクイズしたのですが、自分がサインを見落としてしまいホームアウトになってしまいました。そのあとも1点取り切れずに負けてしまって。
自分のせいで負けたので、当たり前のことなのですが、そこからサインは必ず見るようになりました。
オイシックスで首脳陣から大きな期待を受けながらも味わった挫折
オイシックスには野間口さんに、「大学に行かずにアルビBCに入団すれば、頑張れば2~3年でNPBに行けるよ」と言っててもらったことがきっかけで入団しました。
大学に行かずに独立リーグ(新潟アルビレックスBCはNPBファーム・リーグに参加する前年の2023年まではルートインBCリーグに加盟)で頑張って、NPBに行きたいと思いましたね。
でも今年気づいたらもう大学生と同じ歳になってしまったのですが、当時は大学の4年間を待たずに1年でも早くNPBに行きたいと思いました。
BCリーグ時代は月の半分くらいは練習だったのですが、オイシックスになってシーズン中はほぼ毎日試合になり、やっぱり体のしんどさというのは衝撃的なぐらい違いがあり、しんどかったですね。あとは、対戦していて「さすがプロ野球選手だな」っていうプレーをたくさん見れて、自分もNPBの世界に行きたいなとよりいっそう強く思うようになりましたね。
一昨年は橋上秀樹監督(現 読売ジャイアンツ オフェンスチーフコーチ)に、すごく期待していただいているのを感じていました。たくさん不甲斐ないプレーをしている中でも出し続けていただいて。でもやっぱり体力がなくて、後半ばててしまいました。でもたくさん試合に出られたので、その中で自信はついて、自分の足りないところっていうのも明確になった一年でしたね。でもそこ(1年間戦える体力)を克服するのはなかなか難しいですね。
やっぱり厳しい世界なんだなと思いました。
昨年はオフシーズンに体重を結構増やした分、体への負担が大きくなってしまい、売りであるスピードが出せず、怪我もしてしまったりとアジャストできなかったし、体を大きくしすぎるのは自分に合いませんでしたね。
昨年もたくさんチャンスをもらって、「ドラフト指名を受けるんだ」という中でやっていたんですけど、コンディションの調整がうまくできなかったり、それが怪我につながったりして1年間を棒に振ってしまったなと思っています。治ってもまたすぐ怪我してしまったりもして、本当にもう無理かもなと思うくらい厳しいメンタル状況でしたね。
リハビリ期間も長かったのですが腐らずに頑張れたのは、「こんなところで終わりたくないな」という気持ちが強かったからですかね。リハビリ期間も腐らずにやれたかなと思っています。
野間口さん(野間口貴彦チームディレクター)にはありがたいことによく叱っていただいて。
「頑張ればプロ野球選手になれるのになんで頑張らないんだ」というのを常に言われていて、そういうのに気づけたのが怪我の期間だったのかなと思っています。
昨年のドラフト会議では、一緒にプレーしていた仲間が指名されてめちゃめちゃ嬉しい気持ちもありましたが、ほんのちょっとだけ悔しかった、嫉妬心を感じました。
ドラフトの後の11月の練習のとき、勝さん(武田勝監督)は覚えているかわからないのですが、勝さんから「来年はお前も行けよ」と一言言ってもらった時に、勝さんそういうことを普段口にする方じゃないので、そう言ってもらったのはとても嬉しかったです。
そして、キャプテンに任命されたということは、自分に大きな期待を込めてくれているのかなとも感じています。
両親への恩返しと、夢を叶えるシーズンに。
今年はチームとしては「Aクラス、勝率5割」を目標にしています。
個人的にはドラフト指名を目標として、絶対に叶えたいと思っています。
あとは、高校卒業してからも両親には本当にお世話になっているので、どうにか恩返ししたいなっていう気持ちはありますね。
今年三地区制にリーグが変わり、地元で見てもらえるチャンスがあるかも(広島出身)と思ったのですが、カープ戦はビジターでの試合がなくて残念でした。
父と母は年に1、2回くらい観に来てくれているが、家族が見ていると思うと恥ずかしくなってしまいますね(笑)。
小学生の時も授業参観とかは「絶対来るなよ」と言うような子どもで、小中高もあまり試合は観に来てほしくないと思っていました。でも、いつも遠くから応援してくれていて。
迷惑をかけ続けているので、今年こそ恩返ししたいと思っています。
入団4年目を迎えて、勝利への意識と、NPBに行くんだという気持ちは高くなっていますし、今年は本当に"ラストチャンス"だとメラメラした気持ちをずっと持ち続けて練習に取り組んでいます。その気持ちだけはずっと切れてないので、今年は、昨年・一昨年までとは違う自分をお見せできればと思います。
自分の強みは盗塁はもちろん、自己犠牲の精神かなと思います。タイムリーヒットをたくさん打つタイプではないのですが、送りバントだったり、自己犠牲の精神を持って頑張りたいです。そういうところでも、チームに貢献してるところを見ていただければなと思います。
サポーターの皆さんには、お見送りなどで、「頑張ってるね」と言ってもらえると嬉しいですし、頑張れます。いつも励みになっています。
今年も1年間、長い戦いになりますが、応援よろしくお願いします。
