ストライクゾーンで勝負!桑田真澄CBOからの学びも活かして戦うオイシックス2年目
ポジションはピッチャーで、主に中継ぎで投げています。
自分の強みは、どの球種でもストライクを取れるという点だと思っています。
今年の春季キャンプでは、力まずに、ストライクゾーンに常に投げ込むことをテーマに練習しています。
桑田真澄CBOからは投球時の「グローブの使い方」について教えていただきました。自分の悪い癖として、開きが早くなってしまうことがありその分ボールの出所が早く見えてしまうところがありました。そこでグローブの出し方を意識することで出所が見にくくなるフォームになるように練習してきました。
また、間曽さん(間曽晃平育成コーチ)やコバさん(小林慶祐投手コーチ)からは"脱力"をテーマにするように言われていて、その中で宮森さん(宮森智志選手)の投げ方が力感がなくて理想的だなと思い、色々と教えてもらいました。
自分は、今までリリースで一気に"10"のパワーに持っていくイメージで投げてきたのですが、宮森さんからは足をあげた時が"2"くらいで、そこから徐々に上げていき10まで持っていくイメージで、「体感で投げる」感覚だと聞き、自分の今までの感覚と違う部分があって、とても勉強になりました。
そうして色々と試行錯誤した成果が早速出たのか、春季キャンプ中の練習試合でも良いピッチングができて、教えていただいたことが結果にもつながっている感覚が持つことができました。充実した春季キャンプだなと感じています。
新しいメンバーも入ってすごく良い雰囲気で練習できているので、これを継続していきたいですね。
中学時代の厳しい練習が、今の自分を作った原点
野球を始めたきっかけは、漫画「メジャー」の主人公・茂野吾郎への憧れでした。放課後は友達と野球をして、遊びも野球で、みたいな感じで野球漬けの生活でしたね。
小学校では色々なポジションを守っていましたが、中学校からは本格的にピッチャー一本に絞って取り組むようになりました。ちなみに、安城さん(安城健汰選手)は1個上なのですが、小学校も近くて当時から知っていました。
学生生活で一番覚えているのは中学校の頃で、クラブチームに所属していたのですが、そこでの練習は本当にきつかったです。朝6時半から夕方6時くらいまで練習していて、道路での往復走も何本もやって、きつかった思い出があります。練習だけでなく、人としての礼儀だったりもその時に教わりました。
ただ、この厳しい経験があったからこそ、高校や大学に進んでも「中学校の時ほどきつくない」と思えるようになりました。高校も東京学館新潟高校で、ハードな練習を行う学校でしたが、それでも中学校の時の方がきつかったと思えるくらいでした。
高校の最後の夏はあっけない終わり方でした。一番最後、タイブレークの緊迫した場面で失投してしまい、パスボールで夏が終わりました。とても悔しかったですが、一球の重さを思い知りましたね。
大学は先輩が通っていた松本大学に誘ってもらい入学しました。
大学での一番の思い出は、2年生の秋に現在侍ジャパンにも選出されている曽谷龍平選手(現オリックス。当時は白鴎大学)と投げ合ったことです。その試合は負けてしまったのですが、6回3失点と及第点のピッチングでした。でも、曽谷選手はものが違うなと感じました。横から見ていて、ストレートの軌道に見えたのですが、バッターの空振りがスライダーの空振りの仕方で。ものすごい変化球の技術にびっくりしたのを覚えています。
2年生の春から中継ぎで投げさせてもらって、そこまではあまり良い結果が出せなかったのですが、秋にかけての練習試合で長いイニングを抑えられるようになり、2年の秋でしっかり投げられるようになりました。
中学、高校とエースではなかったのですが、その悔しさをバネにして、大学4年生の時にはエースと呼ばれるような存在になることができた。そんな学生生活だったかなと思います。
初登板の緊張と成長、そして見えてきた課題
オイシックスには、やはりプロ野球選手になりたいと思い、NPBに一番近いオイシックスで結果を残せば、最も正しい評価をしてもらえるのではと考え入団しました。
地元ということもあり、友達や知り合いが昨年はたくさん観にきてくれて嬉しかったですね。
入団してから一番印象に残っているのは、やはり去年の初登板です。めちゃくちゃ緊張しました。
それと、巨人戦で吉川尚輝選手と対戦できたのは感慨深かったですね。
昨シーズンは中継ぎとして結構投げさせてもらえて、自分の売りであるストライクゾーンで攻めるという投球スタイルは貫くことができていたと思います(35.2イニングで6四球)。でも防御率は4.79に終わり、トータルでは悔しいシーズンだったかなと思います。
昨年のドラフト会議は、チームメイト3名が指名を受けましたが、3人ともしっかりとした成績を残していたので、しっかり結果を出せばスカウトは正しい評価をしてくれるんだな、と改めて感じました。
地元新潟で進化を遂げる!左右両打者のインコースを攻めるための新球種にも挑戦
今年の目標は、昨年よりも良い成績を残して、ドラフト指名を受けることです。
去年からの進化としては、シュートとカットボールを新たに練習して、自分のものにしようと取り組んでいます。
シュートは昨年のシーズン中に野間口さん(野間口貴彦チームディレクター)から投げてみないかと提案があり、練習で試すようになりました。良い感じになってきたと思います。
カットボールは元々投げていたのですが、右バッターのインコースにスライダーを投げ込めるのが強みの中で、カットボールを左バッターのインコースに投げ込めるようになると、打者の左右両方ともインコースを攻めていけるので、投球の幅が広がると思い、武器にしたいと思い練習しています。
どの球種でもストライクゾーンで勝負できることが自分の強みだと思うので、マウンドに上がった時にはサポーターの方々に見ていただきたいです。
昨年よりもしっかりと良い成績を残せるよう頑張るので、今年も応援よろしくお願いします。
