就職活動の軸は「社会に求められ続ける仕事」──人々の生活に貢献できる建設業に挑戦
鹿児島県で生まれ育った私は、地元に対する課題感を抱えていました。私が住んでいた地域では過疎化が進んでおり、最寄りのコンビニに行くにも車で10分以上かかるような状況だったんです。都市部の便利さに憧れると同時に、地元の魅力を発信することによって少しでも活性化させたいという気持ちがありました。
そうした思いから大学では経済学部に進み、地域活性化について学ぶことのできるゼミに所属しました。ゼミ選びの決め手は、偶然にも調査の対象が私の地元だったこと、活動を通じてコミュニケーション能力や協調性を身につけられると考えたことです。
ゼミでの主な活動は、地域住民の方々への聞き取り調査や周辺のマップ作り、地域の商店街で実施するイベントの企画運営などです。メンバーのそれぞれが地域活性化と真剣に向き合っていたため、時には衝突してしまうこともありました。しかし、一致団結することで地域の方々に喜んでもらったりたくさんの笑顔を見ることができたりと、大きな達成感を味わえた貴重な経験となりました。
以前の私は人と話すことに苦手意識があり、発言する際に下を向いてしまうことも少なくありませんでした。しかし、地元の方々やゼミのメンバーとの交流を通じて、コミュニケーション面でも成長できたことを実感しています。
そんな私が就職活動において重視していたのは、自分の努力次第でキャリアアップできるかどうかという点です。その根底にあるのは、苦労して育ててくれた母に恩返しがしたいという思いでした。一人前になってお金を稼いで、周囲の人に信頼されながらキャリアアップして成長していく姿を見せることが母への恩返しになると考えたのです。
また、これからも長年にわたって社会から求められ続ける仕事に就きたいとも考えていました。そこで志望したのが、IT業界と建設業界です。その両者を比較した時、仕事の成果が“建物”という目に見える形で完成して関わる人に喜んでもらえるところに魅力を感じ、専門の学部は卒業していないものの建設業界で挑戦してみたいと思いました。
「人を幸せにしたい」──ゼミ活動で感じた思いとアーキ・ジャパンの理念に共鳴
私がアーキ・ジャパンを選んだ理由は、経営理念のひとつである「関わったすべての人を幸せに」に共感を抱いたからです。この理念が、ゼミ活動の中で「人を幸せにすること」にやりがいを覚えていた私の心に響きました。
また、面接に対応してくれた方々の人柄のよさも決め手になりました。私の話を真剣に聞き、質問にも丁寧に回答してくれる。そうした人々がいる企業の一員として働きたいと強く思いました。
入社までの間は最後の学生期間ということもあり、卒業旅行に行きました。叔母が東京に住んでいたということもあり、主に東京に10日間滞在しました。その期間は好きなアニメの展覧会や推しと関わりがある場所へ行ったり、テーマパークや話題の観光スポットなどで遊んだりするなど、学生の時にしかできない時間の使い方で自分の好きなことを満喫しました。地元では経験できない濃い時間を過ごし、楽しい思い出を作ることができて良かったと思います。
それ以外にも入社までの間には、仕事についての理解を深めるために「施工管理」についてよく調べて、施工管理技士の資格試験の問題を解くなど、自分なりに勉強もしました。また、社会人になるにあたって一人で生活ができるように自炊や掃除、洗濯などに困らないように準備を進めていましたね。
アーキ・ジャパンが実施する研修なども受けつつ、4月に入社。現在は大手総合建設会社へ配属されており、建築施工管理として、ある国家機関の改修工事に携わっています。
配属から3カ月。仕事での成長とプライベートの充実を感じる日々
私の毎日の仕事は、朝礼を終えて現場を巡回するところから始まります。施工前と施工後を比較できるような写真の撮影や、危険箇所・問題点のチェック、トラブルが生じた際の調整などが主な役割です。
新築工事と改修工事の大きな違いは、工事中にも建物が活用されているところです。工事の音が建物内の業務の進行に影響を及ぼしてしまうこともあります。そこで、お互いに効率的に仕事を進めるために、翌日の作業内容を細かく記載した書類を先方に提出しています。この書類の作成も、私にとって大切な仕事になっています。日によって異なりますが、現場と事務所にいる時間は半々くらいのイメージですね。
まだ配属から間もないということもあって、現在は基本的に先輩や上司に支えられながら業務に当たっています。配属されてすぐは自分にできる仕事が本当に少なく、指示通りにしか動けない状況に気分が落ち込むこともありました。
しかし最近では、作業員の方への追加の依頼や相談など、少しずつ任される範囲が広がってきているのを感じています。自分で考えて行動したことで上司から褒めてもらえる機会も増え、社会人としてしっかり働いている実感がようやく得られるようになりました。
仕事に充実感を覚え始めた一方で、私はプライベートの時間も大切にしています。アニメを観ることが好きな私にとって、コラボカフェや声優さんのイベントで過ごす時間は最高の息抜きになっています。
また、健康面や金銭面にも気を遣っていこうという気持ちが芽生え、意識的に自炊するようになりました。もともと料理は好きだったのですが、働き始めてからスーパーに行く機会が格段に増えました。このように、社会人になってからも実りある日々を過ごしています。
建設業界の魅力は、社会への貢献をダイレクトに感じられるところ
私がめざしているのは、職場において必要不可欠な人材になることです。そして、信頼して仕事を任せてもらえる存在になりたいと考えています。そのためには、与えられた仕事をこなすだけではなく、自ら努力して成長することが重要になります。今後の成長に向けて資格取得をはじめとする自主的な勉強を重ね、理想的なキャリアを実現していきたいと思います。
専門外の分野から建設業界に飛び込んで感じているのは、社会に対する貢献度の高さです。建築は誰にとっても当たり前の存在なので、その恩恵をあらためて考える場面は多くありません。
しかし、実際に建築業界に身を置いてみると、人々の笑顔や幸せを作りだす建築の偉大さに日々触れることができます。また、建設業界はハードワークだという印象を抱いていましたが、休日もしっかり取ることができますし、強制的な残業もありません。その点も、いい意味でのギャップだったと考えています。
建設業界で働く最大の魅力は、仕事の成果が長年にわたって残っていくところだと思います。自分の関わった建物を目にするたびに、頑張ったことや嬉しかったことを思い出すことができます。積み重ねてきた仕事が世の中の役に立っていることをダイレクトに実感できる点は、誰にとっても働くエネルギーになるのではないでしょうか。
また、一緒に働く方々との関係性も私にとって大きな働きがいになっています。現場で出会う人々は親切な方ばかりで、難しい要望にも柔軟に応えてくださいます。また、上司や先輩は忙しい中でも私のことを考え、成長するために必要な知識や技術を丁寧に教えてくれます。コミュニケーションもとりやすく、本当にこの配属先に来てよかったと思っています。
私は建設業界と関わりのない学部から就職しましたが、今では現場で充実して働くことができています。同じような境遇で不安に感じる人もいると思いますが、アーキ・ジャパンは研修が手厚く、実際に働き始めてからも現場の方が手取り足取り教えてくれるので、何も心配は要りません。
ただ、社会人になるとどうしても自由な時間が減ってしまうので、学生の皆さんには今のうちに好きなことをたくさん経験しておいてほしいと思います。同時に、建設業界に興味を持っている人には、事前に勉強を進めておくことをおすすめします。
施工管理においては2級の免許を取得することが最初のステップになりますが、そのテキストやネットの情報に少しでも触れておくことがアドバンテージになります。現場に出てからはわからないことばかりですが、「なんとなく見たことがある」というだけでも理解がしやすくなりますし、成長する上でのモチベーションになってくれるはず。ぜひ前向きな気持で建設業界に挑戦してほしいですね。
※ 記載内容は2024年8月時点のものです

