市場の変化とともに、お客様から求められるデータ活用の期待値は年々高まっています。特に直近では、AIを主軸としたデータの高度利用を見据えたニーズが増えています。こうした変化にも向き合うため、ジールは新たな組織体制へと進化しました。組織改編で何が変わるのか、取締役の福田が語ります。
変わるのは“形”。変わらないのは“軸”
まず、今回の組織改編は、単なる体制変更ではありません。私たちが大切にし続けてきた「軸」を、より強く実現するための変革となります。それはお客様の企業価値向上に向けて、データ活用に伴走し続けることです。この姿勢こそが、これからも変わらないジールの価値観です。
組織改編後のエンジニア・コンサルタント部門の組織図(概要)は以下となります。
データ活用のその先へ
これまでジールは、データプラットフォームの構築を中心に価値提供をしてきました。そして今、次のフェーズが見えてきています。データが蓄積された先にあるものは「活用」です。AIをはじめとする高度な分析・活用領域まで支援していくためには、これまでの取り組みに加え、さらに「プラスアルファ」の力が求められています。そのため、エンジニアやコンサルタント一人ひとりにも、技術力だけでなく、お客様の業務や事業課題を理解し、活用まで見据えて提案する力が求められます。今回の組織改編は、この「プラスアルファ」を実現するための基盤づくりでもあります。
『点』から『面』へ広がる価値提供
これからのジールが目指すのは、より広く、より深い価値提供です。従来の個別プロジェクトごとの支援にとどまらず、お客様の事業課題や業務全体を理解したうえで、データ活用の構想策定から実行・定着までを継続的に支援することを目指します。そのために必要な要素は、大きく4つあります。
①技術力に加え、お客様の業務や事業課題を深く理解すること
②より多くのお客様への価値提供を広げること
③担当部署の個別最適ではなく、全社レベルで最適な提案を行うこと
④導入して終わりではなく活用・改善・定着まで継続的に伴走すること
これらを実現することで、点ではなく「面」でお客様に貢献していきます。これは、社員にとっても一つの案件や技術領域に閉じるのではなく、お客様の業務全体や中長期的な課題に関わる機会が広がることを意味しています。
各領域の役割
ジールでは、お客様や業界に深く向き合う組織と、高度な技術・方法論を横断的に支える組織が連携することで、より実効性の高い支援を目指しています。
点から面へ価値提供を広げるために重要なのは、インダストリー領域・テクノロジー領域とCoE領域の連携です。個別に動くのではなく、ジールとしての最適解をワンチームで作っていきたいと考えています。社員にとっても、特定の部門や技術領域だけに閉じず、業界知見・業務理解・専門性を掛け合わせながら成長できる環境を広げていきます。
■インダストリー領域:業界ごとの課題を深く理解し、最前線で価値提供をリードする組織です。技術的な知見も活かしながら、お客様にとって本当に必要な支援を広げていきます。
■テクノロジー領域:SIerやメーカーとの協業を軸にデリバリーする組織です。商流にとらわれず、お客様へ価値提供の最大化を目指します。
■CoE(Center of Excellence)領域:高度な技術と方法論の中核を担う全社横断の支援組織。これらの知見を全社で活用し、より安定した品質と高い専門性を提供できる体制を支えます。
お客様に最も近いインダストリー領域・テクノロジー領域がお客様の課題を深く理解し、CoE領域が高度な技術や方法論で支えることで、より実効性の高い支援を実現していきます。
CoE領域が品質基準を担い、全社としての水準を確立することで、どの案件でも安定した価値提供を目指しています。そしてインダストリー領域・テクノロジー領域は、お客様理解をもとに点から面へと支援領域を拡張していきます。立場や役割の枠を超え、お客様への貢献の幅を広げていく。それがこれからのジールの在り方です。
また、営業領域・インダストリー領域・テクノロジー領域・CoE領域が一体となり、「お客様にとって最も価値のある提案」を追求したいと考えています。どんな提案が最適なのか、どんな体制で実行するべきか、部門の枠を超えて検討し、常に“ベストな形”をつくり続けていきます。
ジールは、次のフェーズへ
今まで培ってきた技術力をさらに磨きながら、業務理解・全体最適・継続支援を掛け合わせることで、お客様への提供価値を一層高めていきます。技術という強みに新たな価値を重ね、お客様の成果創出に本気で向き合う。その想いを共有し、自らの専門性を磨き続ける仲間とともに、ジールは次のステージへ進んでいきます。
※記載内容は2026年10月時点のものです
