AIの可能性を教育で広げる
Upstageの教育チームで責任者を務めています。私たちのチームは、「Making AI Beneficial」という会社のビジョンを教育という形で具現化することをめざしていて、個人や企業、政府機関などに向けて、AIを理解し実践的に活用してもらうための教育プログラムを設計・提供しています。
以前はUpstageのマーケティング部門で働いていましたが、現在は教育事業全体の戦略立案からコンテンツ配信、外部パートナーとの連携まで幅広い業務を統括しています。教育活動を通じて直接的な収益を挙げることはもちろん、プロダクトエコシステムの拡大にも貢献できる点にとてもやりがいを感じています。
私が常に大切にしているのは、「ゼロから何かを創る」という姿勢と、「不確実性を受け入れて成長する」という考え方です。AIという急速に発展する分野で働く中で、確実な答えがない状況に直面することも多いのですが、それを恐れずに挑戦し続けることで、会社と共に自分自身も成長できると信じています。意味のあるインパクトを生み出すこと、それが私の仕事への向き合い方です。
NVIDIAでの経験を通じて見出したAI教育の可能性
私はNVIDIA Koreaで約5年間、マーケティングチームの一員として働いていました。少人数のチームでしたが、その分イニシアティブを取り、幅広い業務に携わりました。エンタープライズ向けマーケティングはもちろん、教育プログラムのローカライズや、スタートアップ支援、コミュニティ活動など、多岐にわたる経験を積ませていただきました。
とくに印象深かったのは、AIが急速に世界を変えていく様子を間近で見られたことです。技術の進化とともに、それを理解し活用できる人材の育成が不可欠だと実感する場面が増えていきました。既存の仕組みを最適化する業務に携わる中で、もっと根本的な部分で貢献できることがあるのではないかと考えるようになったのです。
より多くの人々に日々進化するAIの可能性を伝えたい。そんな思いが強くなり、新たな挑戦を決意しました。ちょうどそんな時、Upstageの創業メンバーであるSung Kimの「人のために何かを築く」という理念に出会い、強く共感しました。私も同じように、意義のあるものを築きたいと考えていたので、この想いに賭けてみようと決心したのです。
スタートアップならではの挑戦と成長
入社してからのこの5年間は、本当に挑戦の連続でした。AIという目まぐるしく変化する分野で、顧客に価値を理解してもらうために、私たちは常に試行錯誤を重ねています。時には市場そのものの説明から始めなければならず、大変ではありますが、それがかえってやりがいにもなっています。
創業当初はとくに苦労が多く、技術系のバックグラウンドを持つメンバーが中心だったため、私はマーケティングやデザイン、ビジネスサイドの業務まで幅広く担当することになりました。しかし、そういった経験を通じて、「ゼロから作る」という力が身に付いていったと感じています。
教育プログラムを通じてすでに多くの受講者にリーチできたことは、大きな成果の一つです。最初は数百人規模だった受講者が着実に増え、今では収益にも貢献できるようになってきました。これは、前職のNVIDIAで培った教育プログラムの企画力や、外部との連携、ユーザー視点でのコンテンツづくりの経験が活きているからこそだと思います。
以前の私は既存の仕組みをローカライズする役割が中心でしたが、今では不確実性の中でも前に進める力が身に付いたと実感しています。新しいことへの挑戦を恐れない勇気と、それを形にしていく実行力は、このUpstageで得た大きな財産だと感じています。
『AI教育のパイオニアへ』〜次なる挑戦と未来のビジョン〜
AIを学ぶ入口として教育は非常に重要な位置を占めています。そんな中で、私たちがめざしているのは、「AI教育と言えばUpstage」と多くの人に認知されることです。その実現に向けて、まずは教育プログラムの展開範囲を広げていきたいと考えています。政府機関や大学、そして企業やパートナー企業など、より多様なセグメントへのアプローチを進めていく予定です。とくに、日本を含む海外展開にも注力していきたいと思っています。
このビジョンを実現するために、私たちは新しい仲間を探しています。Upstageには「できない理由」を探すのではなく、「できる理由」を見つけて実現しようとするカルチャーが根付いています。制約にとらわれすぎず、可能性を追求し、チーム全体で連携して動く。そんな文化が息づいています。
とくに教育チームでは、コミュニケーション能力が非常に重要です。チーム内外の多様なステークホルダーと連携し、AIやプロダクトの価値を適切に伝える力が求められます。技術的なバックグラウンドがなくても、好奇心を持って新しいことに挑戦する姿勢がある方は、十分に活躍できる環境です。
私たちが求めているのは、簡単にあきらめず、たとえ失敗しても再び挑戦し続けられる人材です。大きなミッションを常に意識しながら、粘り強く前進できる方と一緒に、AI教育の未来を切り開いていきたいと考えています。

