「人の良さ」が決め手に。世界で働く夢を叶えるため、総合商社の門を叩く
学生時代は、蹴球部、いわゆるサッカー部に所属していました。サッカーを通じて仲間と切磋琢磨する日々は、私にとってかけがえのない時間でした。
就職活動を始めるにあたって、私には明確な軸がありました。それは「世界中で働くことができる」こと、そして「事業領域が広い」ことです。グローバルな環境で多様な仕事に挑戦したいという思いが、企業選びの根底にありました。
そんな中で出会ったのが、今の会社です。トヨタ自動車の総合商社ということで、自動車を軸にして世界中で仕事をすることができる。まさに私が求めていた環境がここにあると感じました。総合商社という事業形態は、扱う商材も多岐にわたり、グローバルに展開している点が魅力的でした。自動車という世界的な産業を基盤としながら、幅広いビジネスフィールドで活躍できる可能性に大きな期待を抱きました。
しかし、最終的に入社を決めた一番の決め手は、実は企業規模やビジネスモデルではありませんでした。それは「人の良さ」だったのです。選考の過程で先輩方とお話しする機会が何度かあったのですが、その中で最もフィーリングが合ったのがこの会社でした。話をしていて自然体でいられる、価値観を共有できる、そんな感覚を持てたことが何より大きかったです。どれだけ魅力的な事業をしている企業でも、一緒に働く人との相性が合わなければ、長く充実したキャリアを築くことは難しいと考えていました。その点で、この会社の先輩方との出会いは、私にとって決定的な要因となりました。世界で働くという夢を実現する場所として、そして信頼できる仲間と共に成長できる環境として、私はこの会社を選びました。
国内営業、出向、海外営業へ。想定外のキャリアで見つけた「手触り感」という価値
入社後の研修を経て、私が最初に配属されたのは国内車両用品営業の部署でした。正直に言うと、入社前は海外営業の仕事を想像していたので、国内商売からスタートすることには少しギャップを感じました。しかし、このギャップは決してマイナスなものではありませんでした。国内での営業は、自分が手掛けた商品を実際に目にすることができる機会が多く、手触り感のある仕事だと感じるようになったのです。自分の仕事がどのように形になっているのかを直接確認できることは、想像以上にやりがいにつながっています。
1年目と2年目は国内車両用品営業として経験を積み、3年目と4年目には出向を経験しました。出向先では商品企画を担当することになり、ここで特に印象に残る仕事に携わることができました。出向先のお客様と海外の豊通拠点、そして豊通国内の三者で、新しい販売のスキームを検討するプロジェクトです。商売としての規模は大きくはありませんでしたが、新しい取り組みを自分が中心となって検討し、最終的に無事採用されたことは、大きな自信につながりました。この経験は、自分が1人称で物事を動かせるという実感を得られた貴重な機会でした。
そして5年目となる現在は、海外営業グループに所属しています。出向を含めたこれまでのキャリアは、すべて同じ領域の仕事ではありますが、国内営業、出向先での商品企画、そして海外営業と、さまざまな角度から事業に関わることができています。入社前に抱いていたイメージとは異なる部分もありましたが、多様な経験を積むことができたことで、より広い視野を持って仕事に取り組めるようになったと感じています。
海外拠点管理から新市場開拓まで。大局観で挑む、新しいことづくしの挑戦
私は現在、サービス&アクセサリー事業部の海外事業Gに所属しています。私たちのミッションは、すべてのモビリティユーザーへ心震えるモビリティ体験を提供することです。このミッションを実現するために、私は主に3つの仕事を担当しています。1つ目は海外拠点管理で、具体的にはタイとオーストラリアの拠点を管理しています。2つ目は出資先との共同戦略の立案で、こちらはタイの拠点が対象です。そして3つ目は、日本にあるサービスや商品を拠点がない地域に拡販していく仕事です。
今年からこのグループに異動してきたこともあり、まだ大きな成功体験と呼べるものはありませんが、現在スリランカのディーラーに対して、あるサービスを導入できないか検討を進めているところです。新しいパートナー、新しいサービス、新しい拠点という、まさに新しいモノづくしの状況で、何が懸念事項なのかが分からないということに日々苦労しています。この困難に対しては、相手先と丁寧に会話を重ね、懸念点や行うべき課題を一つひとつ確認しながら前に進めるよう心がけています。
入社してから現在までを振り返ると、学生時代と比べて自分が大きく成長したと感じる点があります。それは、物事を考える視座が上がったということです。目の前の事象だけを見るのではなく、大局観で物事を考えることができるようになったと実感しています。新しい市場への挑戦は不確実性が高く、一つひとつの判断が難しい局面もありますが、より広い視野で状況を捉えることで、進むべき方向性を見定められるようになってきました。今後も、すべてのモビリティユーザーに心震える体験を届けるために、海外事業の拡大に挑戦し続けたいと思っています。
新商売の核をつくり、バリューチェーンから新事業を構築する挑戦
短期的な目標としては、新商品の導入を複数実行し、新たな事業の核をつくることに挑戦したいと考えています。これまでの経験を活かしながら、会社の未来を支える新しい商売の柱を立ち上げていくことが、今の私の大きなテーマです。
中長期的には、海外拠点に駐在して新商売を導入することをめざしています。グローバルな視点で事業を展開し、現地のニーズに合わせた商売を立ち上げることで、会社の事業領域を広げていきたいです。そしてその先には、バリューチェーンの中から今後の商売の核となる事業の構築を実現したいと考えています。商品やサービスが生み出され、お客様に届くまでの一連の流れの中で、新しい価値を創造できる事業をつくりあげることが、私の中長期的なキャリアイメージです。
当社の魅力は、何と言っても人だと思います。説明が難しいのですが、「いい人」が多いんです。好奇心があり、相手に対してリスペクトを持ち、自分の考えをしっかり持てる人が活躍している環境です。だからこそ、目の前の「こと」に全力で向き合い続けられる方、チームで協力し結果を生み出すことが好きな方にぜひジョインしていただきたいと思っています。
新しい事業や商売をつくるということは、簡単なことではありません。でも、だからこそやりがいがあります。チャレンジを恐れず、周囲の仲間たちと協力しながら、新しい価値を生み出していく。そんな働き方ができる環境が、ここにはあります。これから入社される方には、ぜひ目の前のことに全力で取り組み、一緒に会社の未来をつくっていく仲間になっていただきたいです。私自身も、皆さんと一緒に成長し、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。

