多様なアルバイト経験から学んだ対応力とIT業界への挑戦
学生時代、私は本当に多種多様なアルバイトを経験しました。スーパーのレジ打ちから始まり、中学生を相手にした塾講師、ディスカウントストアでの全体業務、ピザのデリバリー、ガソリンスタンドでのアテンドや洗車、そして焼肉屋のホールまで。振り返ってみると、よくこれだけの仕事をこなしていたなと自分でも驚きます。でも、この経験が今の自分を形作る大切な糧になったと感じています。
それぞれのアルバイト先では、まったく異なる人たちと接する機会がありました。スーパーでは急いでいるお客さまへの素早い対応が求められましたし、塾講師では生徒一人ひとりの理解たびに合わせた説明が必要でした。ガソリンスタンドでは車に詳しいお客さまもいれば、まったく知識のない方もいらっしゃいます。このような環境の中で、私が強く感じたのは「対応力」の重要性でした。相手に応じてコミュニケーションの取り方を変えていく、この能力は社会に出てからも必ず役立つと実感していました。
就職活動を始めるにあたって、私が軸としていたのは業界でした。具体的にはIT業界を志望していました。大学で学んだことを活かせる仕事がしたい。そんなシンプルな思いが、私の就職活動の原動力となっていました。せっかく時間をかけて学んだ知識や技術を、実際の仕事の場で発揮したいという気持ちは強かったですね。
そして最終的に入社を決めた決め手は、人事の方の人柄でした。入社前に開催された先輩社員質問会でのことです。通常、人事の方と現場の先輩社員が関わることはほとんどないと聞いていたのですが、その場では皆さんがとても親しそうに話をされていたんです。その様子を見て、この会社は本当に風通しが良いんだなと感じました。働く環境として、この雰囲気はとても大切だと思い、入社を決意しました。
プログラミング研修から始まった成長の軌跡
入社後の研修では、プログラミング言語を基礎から学ぶところからスタートしました。グループごとに分かれて、あるシステムを実際に作成するという実践的な内容でしたね。この研修期間で最も印象に残っているのは、自分たちの技術的な遅れに気づいたときのことです。このままでは目標に到達できないと感じた私たちは、休みの日や就業時間後に自発的に学習会を開いて勉強することにしたんです。仲間と一緒に足りない知識を補い合いながら成長していく過程は、今振り返っても貴重な経験だったと思います。
入社前は、この仕事はデスクワークばかりだと思っていました。しかし実際に働いてみると、体を使うことも多く、業務の幅が想像以上に広いことに驚きましたね。また、職場のコミュニケーションがとても取りやすい環境だったことも、良い意味でのギャップでした。先輩や同僚との距離が近く、気軽に質問や相談ができる雰囲気があったことは、新人だった私にとって大きな支えとなりました。
キャリアを重ねていく中で、担当する業務の性質も大きく変化していきました。最初は社内でクローズする内容が中心でしたが、次第に直接顧客と接しながら案件自体をクローズさせるような業務へとシフトしていったんです。この変化の背景には、技術力の向上がありました。学び続けることで対応できる領域が増え、より責任のある仕事を任せてもらえるようになりました。顧客との直接的なやり取りを通じて、技術だけでなくコミュニケーション能力も磨かれていったと感じています。この成長の過程が、今の自分を形作る重要な基盤になっていると実感しています。
達成感と学び、そして受動から自発へと変わった日々
現在、ソリューション開発事業部のFAIoTグループに所属し、設計や開発業務に携わっています。プロジェクトリーダーとしてプロジェクト全体を回すこともあり、顧客とコミュニケーションをとりながら案件を前に進めていく毎日です。この仕事のおもしろさは、さまざまな技術を習得する必要があるところにあります。新しいことに取り組んでいるとき、私は心からおもしろさを感じています。そして何かを成し遂げた時に味わう達成感が、この仕事の大きなやりがいになっています。
この仕事を続けてきた中で、最も印象に残っているのは、ある失敗体験です。お客さま先でハードウェアの調整を行っている際に、誤って非常停止ボタンを押してしまったことがありました。この出来事は私にとって、非常に大きな学びとなりました。単に「気をつけよう」と意識を変えるだけでは、本当の対策とは言えないのです。意識だけに頼るのではなく、仕組み自体を変えなければいけない。この経験を通じて、私は問題解決に対する本質的なアプローチを学びました。
入社してから現在までを振り返ると、自分自身が最も成長したと感じるのは、受動的な行動から自発的な行動へと変化した点です。そのきっかけとなったのは、年の近い先輩社員の働きぶりを見ていたときのことでした。来年は自分も先輩になって、同じように後輩の指導をしなければいけない。そう考えた瞬間、実際に後輩が入ってくると告げられたとき、私の中で何かが変わりました。入社前は、ただ言われたことをやる、何か指示されるまで待つという姿勢でした。しかし今は、自分で考えて、何をしなければいけないかを自ら行動するようになりました。この変化は、私にとって最も大きな成長だと感じています。
顧客に寄り添うエンジニアをめざして、挑戦し続ける未来へ
現在は先輩社員がとってきた案件をこなす立場にありますが、今後は自分で案件をとってこれるようになることが目標です。顧客への提案から納品後の保守・運用まで幅広い業務対応が求められるこの仕事において、自ら案件を獲得できるエンジニアになるためには、いくつかの重要な要素があると考えています。まず、新しい技術にアンテナを張り、日々学習を続けることです。技術の理解を深めることはもちろん、顧客が抱える真の課題を発見する力、問題解決能力を身につけることが不可欠です。そして何より、積極的に挑戦し、トライアンドエラーを繰り返していくことが大切だと思っています。
技術力や技術の幅も広げていき、新しい時代にもついていけるようになりたいという思いがあります。5年後、10年後を見据えたとき、ただ開発を行うだけではなく、顧客に寄り添った課題解決をできるエンジニアになりたいというのが理想の姿です。当社の魅力は、グループ全体で業績が伸び続けているため、さまざまなことにチャレンジをすることができる環境にあることです。また、言われた通り作るのではなく、エンジニアが考え顧客の真の課題を解決しようとするため、技術が伸びていく環境があります。
この仕事は、常に同じ仕事をしていればよいというわけではなく、毎回異なった案件をどうこなしていくか考えながら対応していく必要があります。その中で苦労することも少なくありませんが、最終的にうまく動作したときや顧客に喜んでもらった時などに達成感を味わえてやりがいを感じます。仕事をしていく中で、人それぞれのやりがいや魅力を見つけていければよいのではないかと思います。
一緒に働きたいのは、新しいことに積極的に挑戦し学んでいける人、柔軟な考え方を持ち自発的に行動ができる人です。興味を持ってくれたらうれしいです。成長できる環境で、共に挑戦していきましょう。
