格闘漫画から始まったボクシング部での日々と、AIに魅了された就職活動の軌跡
私の大学時代は、ボクシング部での活動に捧げたと言っても過言ではありません。入部のきっかけは、元々「刃牙」などの格闘漫画が好きだったことと、WBSSの井上vsパヤノの試合を見て心から「かっこいい」と思ったことでした。リング上で繰り広げられる駆け引き、一瞬の判断が勝敗を分ける緊張感に、何とも言えない魅力を感じたんです。実際に入部してみると、部員や監督、コーチといったメンバーに本当に恵まれていました。部活動そのものが楽しくて、気づけば練習が生活の中心になっていました。何より驚いたのは、過去にやってきたどのスポーツよりも「負けたくない」という気持ちが強く湧いてきたことです。この感覚は自分でも新鮮で、その思いが日々のトレーニングへのモチベーションになっていました。
そんな学生生活を送りながら、就職活動では明確な軸を持って企業選びを進めていました。一番重視していたのは、やってみたいと思える業務内容であるかという点です。せっかく働くなら、自分が心からワクワクできる仕事に携わりたいと考えていました。それに加えて、成長を促す環境であるか、そして働き方の柔軟性があるかといった点も大切にしていました。さまざまな企業を見る中で、最終的に入社を決めた決め手は三つありました。1つめはAI関連の部署があること。技術の最前線に触れられる環境に強く惹かれました。2つめはプライム案件率の高さ。上流工程から携われる環境で成長したいという思いがありました。そして3つめは、SI事業を主軸としつつ、自社ソリューションの展開にも注力していることでした。採用選考の中で印象的だったのは、人事の方と「無事採用されて入社したら焼肉に行こう」と話していたことです。その約束が入社後に実現したときは、温かい社風を実感する瞬間でもありました。
少人数プロジェクトで磨かれた発言力と成長の日々
入社後の研修では、技術的な基礎から実務に必要なスキルまで、幅広く学ぶ機会が用意されていました。新卒社員として必要な心構えや、プロジェクトの進め方、お客さまとのコミュニケーションの取り方など、実践的な内容が中心でした。技術面では開発ツールの使い方や、プログラミングの基礎をあらためて確認する時間もあり、学生時代に学んだことと実務で求められることの違いを実感する貴重な期間となりました。研修を通じて印象に残っているのは、先輩社員の方々が丁寧にサポートしてくださる環境でした。わからないことがあれば気軽に質問できる雰囲気があり、これから始まる実務への不安を和らげてくれました。
研修を終えて配属されてからは、基本的に数人規模のプロジェクトにアサインされることが多くなりました。入社1年目という早い段階で、小規模ながらもフロントに立ってお客さまとやり取りをする機会に恵まれました。お客さま社内で展開するためのツールの開発プロジェクトでは、実作業もすべて担当することになり、正しくやり取りができるか、期待に応えられるかなど、かなり不安を感じていました。しかし、先輩社員のサポートのおかげで無事に完遂することができ、その後もツールをご活用いただけているとのことで、非常にやりがいを感じる経験となりました。
実際に働いてみて感じたのは、想像していた以上に若手にも責任ある仕事を任せてもらえる環境だということです。入社前は、最初の数年間は先輩の仕事を見ながら学ぶ期間が長いのではないかと考えていましたが、実際には早い段階から主体的に動くことが求められました。これはポジティブなギャップでもあり、同時に戸惑いを感じる部分でもありました。ただ、少人数のプロジェクトで仕様から実装方針まで、ああでもないこうでもないと議論を重ねていく中で、自然と発言できるようになっていきました。学生時代は話し合いの場で自身の意見を述べるのが得意ではありませんでしたが、今ではより発言力を増していけるよう、それに準じた知識や経験を積極的に身に着けていきたいと思えるまでに成長しました。
生成AIソリューションの最前線で感じるやりがいと成長の日々
現在、私はソリューション本部AIソリューション部に所属し、生成AIを用いた自社ソリューションの開発やBIツールを含めたシステム構築に携わっています。最新技術の最前線で、お客さまの課題を解決するためのアプリケーションを日々開発しています。
この仕事で最もやりがいを感じるのは、やはり開発したアプリケーションを実際にお客様に利用いただいた時の反応をもらった瞬間です。お客さまの声を直接聞けることは、開発者として何よりの喜びとなっています。また、実現可能性が不透明だった構想をアプリケーションへと具現化し、実装を完了させて正しく機能した瞬間には、大きな達成感を感じます。最初は形が見えなかったものが、試行錯誤を重ねながら徐々に形になっていくプロセスは、この仕事ならではの醍醐味だと思います。
特に印象深いのは、最新のLLMが公開されるたびに、解決可能な課題の幅が大きく広がっていく瞬間です。新しい技術によって、これまで実現できなかったことが可能になり、「これならあの課題も解決できるのではないか」と検討している時間は、本当にワクワクします。生成AI技術は日進月歩で進化しており、常に新しい可能性が開かれていく環境に身を置けることは、技術者として非常に刺激的です。
生成AIという最先端の技術領域で、お客さまの課題解決に直接貢献できる環境は、エンジニアとして大きな成長機会となっています。技術の進化とともに、自分自身も成長し続けられる、そんな充実した日々を送っています。
テックリードとR&Dの両輪で、挑戦を楽しむ人材へ
私の目標は、テックリードとして設計の最適化や技術的な課題解決を主導し、顧客プロジェクトにおける確実なデリバリーを担保できる人材となることです。同時に、R&Dとしての取り組みで最新技術の調査や検証を行い、自社ソリューションへと還元することで、プロダクト価値を高め、事業のさらなる展開に貢献したいと考えています。
テックリードをめざすということは、単に技術力を高めるだけでなく、チーム全体を技術的に牽引していく力が求められます。顧客のビジネス課題を深く理解し、それを最適な技術選定と設計によって解決していく。そのプロセス全体をリードできる存在になりたいのです。一方で、R&Dの領域では、常に新しい技術にアンテナを張り、それを実際のプロダクトに落とし込んでいく実験的な取り組みも並行して進めていきたいと思っています。
私が実感している自社の魅力は、人間関係のストレスが皆無な「働く環境の質」にあります。互いを否定せず尊重し合う文化があるため、余計な摩擦に時間を使わず、常に前向きな議論ができる。この快適な人間関係こそが、プロとしての成果を支える土台になっています。技術的な挑戦をするうえで、心理的安全性が保たれた環境というのは本当に重要です。失敗を恐れずに新しいことに挑戦できる。それがこの会社の大きな強みだと感じています。
新しいことへの挑戦を「リスク」ではなく「楽しみ」と捉えられる人と働きたいです。技術や市場の変化を恐れず、むしろ面白がれる方と一緒に働けるのを楽しみにしています。変化の激しい業界だからこそ、その変化を前向きに受け止め、自分自身の成長の機会として捉えられる。そんなマインドを持った仲間と、これからも切磋琢磨していきたいと思っています。
