お客さま志向のアパレル経験から、IT業界で長く活躍できる技術を求めて
学生時代はアパレルのアルバイトに注力していました。その経験の中で、私が最も学んだことは「お客さま志向で働くこと」の大切さです。どんな接客がお客さまにとって心地よいのか、各お客さまにどんな服を提供するのか、常にお客さまに寄り添うことを意識していました。
最初は受け身の接客をしていたのですが、途中から攻めの接客に変えたことで売り上げが大きく伸びました。ただし攻めの接客といっても、自分本位で服を売りつけるのではありません。お客さまが見ているものをよく観察し、服をおすすめする。さらに服の話題から、さりげなく日常会話をすることでお客さまの好きなものについて知る。そうすることで今回は買っていただけなくても、次回の売り上げにつながるといったことができました。こうした工夫を重ねた結果、最初の売り上げから3倍になったときは、本当に嬉しかったですね。
就職活動では「長期的に活躍できる技術を身につける」ことを軸にしていました。この軸を持った理由は、結婚しても出産しても、働き続けたいという思いがあったからです。また、私自身「これができるようになった」と具体的に言える何かがないと、やりがいがないだろうなと思ったんです。なので、「技術」という抽象的でない確かなものを身に着けたいと感じました。
その軸から、将来性が高い業界であるIT業界に絞っていました。その中でも現在の会社に決めた理由は、人事の方の人柄でした。すごくフランクに話してくださったおかげで、他の企業での面接よりも自分らしく面接ができた気がします。技術を身につけられる環境と、人として大切にしてもらえる温かい雰囲気。この両方があったからこそ、私はこの会社で働くことを決めました。
3カ月の研修とチームで働く喜び―入社後に感じた温かさ
入社後は3カ月間の研修プログラムからスタートしました。一から学べる内容になっていて、文系出身の私でも非常にわかりやすく設計されていたんです。プログラミングやシステム開発の基礎から丁寧に教えていただけたので、未経験でも安心して学ぶことができました。この研修期間があったからこそ、今の業務にスムーズに入っていけたと思っています。
特に印象に残っているのは、1週間の湯河原での研修です。同期と対面で実施できたこの研修は、本当に楽しかったですね。それまでオンラインでのやり取りが中心だったこともあり、実際に顔を合わせて一緒に学び、課題に取り組む時間はとても貴重でした。この研修を通じて同期との仲も深まり、今でも困ったときに相談し合える関係が築けています。
実は入社前、SEという仕事はほとんど一人で黙々と作業することが多いのかなと思っていたんです。パソコンに向かって一人でコードを書き続けるようなイメージを持っていました。でも実際に入社してみると、そのイメージは大きく変わりました。基本的には常にチームで連携しながら動くことのほうが多いんです。わからないことがあればすぐに聞ける環境があり、困ったときには相談できる先輩や同僚がいる。この環境は本当にありがたいなと感じました。
一人で抱え込むのではなく、チームで協力しながら課題を解決していく。そんな働き方ができることに、入社後すぐに安心感を覚えたことを今でも覚えています。このギャップは良い意味での驚きであり、SE職への見方が変わるきっかけにもなりました。
売り場の方々と直接触れ合う中で見出したやりがいと成長
現在は、大手百貨店のシステム担当として日々業務に取り組んでいます。主な業務内容は、パソコン・スマホの管理、そして機器のトラブル対応です。今後は、これらの業務に加えて、各店の業務を統一し、効率化できるような運用体制を整えていくというミッションも担っています。
以前は主にサーバ運用保守などのインフラを担当しており、技術的な業務が中心でした。しかし、現在の業務では管理・トラブル対応がメインとなり、売り場の方や営業の方などいろいろな方と関わる機会が格段に増えました。この変化によって、感謝の言葉を直接聞く機会が増えたことが、何よりのやりがいとなっています。技術的な仕事も充実感がありましたが、人と人との触れ合いの中で生まれる感謝の言葉は、また違った喜びをもたらしてくれるのです。
印象に残っている成功体験としては、新システムを利用した棚卸方法への移行時のことが挙げられます。棚卸のスケジュールと運用方法を立案し、それが東京店で採用され、無事に完遂することができました。この新しい運用では、ユーザ自身が棚卸できる仕組みに変わったのですが、私はユーザにわかりやすいよう手順書を作成したり、棚卸未完了者をリスト化して周知したりと、率先して取り組みました。自分の提案が形になり、実際に運用されていく過程を見守ることができたのは、大きな達成感につながりました。
トラブル対応の際には、常に「次に同じ事象が発生しないようにするにはどうするか」を考えて行動するようにしています。一番に考えるべきなのは、東京店に来店されるお客さまが快適に買い物ができることです。そのため、システムの不調でお客様の足を止めてしまうようなことがないよう、機器の配置を工夫したり、配線をまとめたり、細かいところまで確認することを心がけています。お客さまの体験を第一に考えることで、自分の業務の意義を常に実感しながら働くことができています。
チームを支えるリーダーをめざして、日々成長していく未来へ
今後のキャリアについては、明確な目標があります。より多くの技術を学び、チームを引っ張っていけるような人材になりたいと考えています。私が理想とするリーダー像は、以前チームリーダーだった松下さんのような存在です。メンバーから頼りにされ、どんなトラブルが起きても動じない、どっしりと構えられるようなリーダーになることが私の目標です。松下さんの姿を見ていて、技術力だけでなく、人としての器の大きさがチームを支える上でいかに重要かを学びました。そのような存在に、私もなりたいのです。
そのリーダー像をめざすうえで、短期的に取り組みたいことがあります。それは、トラブルが起きた際や納期がある業務がある際に、優先すべき業務は何か、冷静に順序立てて実施できるようになることです。現場では同時に複数のタスクが動いており、その中で何を優先すべきかを瞬時に判断する力が求められます。そのために、具体的にチームのタスクを管理できる表を作成したり、タスク管理表の運用方法を明確にしていこうと考えています。こうした地道な取り組みが、将来的にチーム全体の生産性向上につながり、メンバーが安心して働ける環境づくりにも貢献できると信じています。
これから入社される方や、採用候補者の方にぜひお伝えしたいことがあります。文系出身の方でも問題なく業務ができるように丁寧に教えていただける温かい環境がここにはあります。本当にすてきで優しい方がたくさんいて、わからないことがあれば何でも聞ける雰囲気があるのです。また、IT業界は技術が日々新しくなっていく業界なので、学ぶことが尽きません。それは大変な面もありますが、同時に日々成長を実感でき、やりがいを持って働けることにもつながっています。新しい技術に触れ、それを習得していく過程で、自分自身の成長を感じられる環境です。ぜひ一緒に働きながら成長していきましょう。
