仲間と共に挑戦した学生時代から、IT業界への扉を開くまで
大学時代は、生協学生委員会と軽音サークルという2つのサークル活動を中心に過ごしていました。中でも生協学生委員会での活動は、私にとって社会人への第一歩となる貴重な経験でした。大学生協と連携しながら学生向けの企画を検討し、実施していく中で、プレゼンテーションや企画の打ち合わせ、周囲と連携して物事を進める難しさや楽しさなど、今振り返ると社会人に通ずるスキルを数多く学ぶことができたと思います。
とくに印象に残っているのは、新入生歓迎会の企画運営です。学生委員会のメンバー全員と協力し、入学前の新入生同士が交流できる大規模なイベントを開催しました。何度も会議を重ね、準備作業に追われ、前日には夜遅くまで作業することもありました。正直なところ、とても大変でした。しかし、仲間と一緒に1つの目標に向かって頑張る楽しさ、そしてイベント当日に参加者が楽しそうにしている姿を見た時の喜びと達成感は、何物にも代えがたいものでした。
また、町おこしのインターンシップにも参加し、チームリーダーを務めたことも大きな経験でした。リーダーとして、単に形式的な進行をこなすのではなく、チーム全員が楽しく活動でき、自由に意見を出し合える雰囲気づくりを意識しました。企画からイベント実施までを自分たちで行う長期の活動となったのですが、開催場所のお願いや物資調達など、すべて自分たちで準備していかなければならないことにとくに苦労しました。あらためて振り返ると、未知の領域に挑戦することや、周囲と深く関わりながら物事を動かしていくことを、この時から心がけて活動していたと思います。
就職活動では、IT企業に絞って考えていました。私が通っていたのは教育大学で、情報の教員になるための学科でした。専門ではないものの、ITについて学ぶ機会があり興味を持っていました。しかし、大学でのさまざまな経験を通じて、教員として働くよりも、チームで価値を提供する仕事がしたいと思うようになり、IT企業をめざすことにしました。
大学で組織運営やチームビルディングを学べた経験から、とくに自社システムを運用するだけでなく、多種多様な顧客に対してチームを作って課題解決するSIerとして働きたいと考えていました。また、若いうちからチャレンジしていきたいという思いから、現場の風通しの良さや社風はかなり気にしていました。
tdiとの出会いは、まさにその条件に合致するものでした。採用選考の中で、当時の人事の方の雰囲気がとてもよく、質問したことに対して丁寧に回答していただき、フランクに会話していただけたことが印象的でした。また、内定をいただいた時に「引き続き就活を続けていろいろな企業を見てから決めて大丈夫」と言っていただけたことも、この会社の姿勢を表していると感じました。
最終的な入社の決め手は、入社後に研修期間がしっかり取られていて未経験からでもITの基礎を固められるところと、選考を通じて肌で感じた社員の方々の温かさでした。また、当時のtdiが上場企業から非上場企業へと舵を切ったという話を聞き、組織として大きな変化も起こすことができるところにも魅力的に感じました。このような変化し続ける力を持つ会社ならば、私自身も新しいことに挑戦し、共に成長していけると思えたことが、最終的な決断理由でした。
仲間と過ごした研修、そして次世代技術への挑戦
湯河原にある施設で過ごした3カ月間の新入社員研修は、今でも鮮明に思い出されます。同期のみんなと共同生活をしながら、プログラミングの基礎や社会人としてのマナーを学ぶ日々でした。私たちの代は全体的に仲が良く、プログラミングが得意なメンバーが初心者や苦手なメンバーをフォローしながら、みんなで楽しく生活していました。もちろん、プログラミングについてもしっかり学ぶことができたのですが、何より同期と横のつながりをしっかり作ることができたことが、とてもよかったと思います。
入社後は、組み込み系の開発をメインで行っている西日本の製造部に配属されました。1年目は主にテスト・アプリのリリース・案件のお手伝いを担当していました。3年目からはリーダー業務も任せていただけるようになり、若手でも積極的であれば責任ある仕事を任せてもらえる環境だと実感しました。実は入社前は年功序列のイメージを持っていたのですが、部署にもよると思いますが若手にもチャンスがある会社だと感じました。
業務形態の多様性も、入社前に感じた大きなギャップの一つでした。内定時に関西のオフィスを案内していただいた際は、自社オフィスで働くイメージをしていました。しかし、実際にはSIerということもあり、案件によってはお客さま先への常駐や自宅でのフルリモートなど、自社オフィス以外にも多様な業務形態があることに驚きました。
このように多様な現場で経験を積み、目の前の業務に取り組む中で、自分はエンジニアとしてどう成長していきたいかを考えるようになりました。その結果、私は既存の言語で戦っていくよりも、次世代の技術を習得して自分がリード側に回りたいという気持ちが強くなっていきました。2年目に同期からOutSystemsというローコード開発技術を知り、これだと思いました。自ら学習を進めて資格を取得し、次世代の技術を業務としてやっていきたいと会社に意思表示することで、4年目にOutSystemsを取り扱っている東京の部署に転部することができました。自ら積極的に会社に対して発言することの大切さを、身をもって学んだ経験でした。現在は、西日本でもOutSystemsの案件が拡大していることから元の部署へ戻り、培った知見を活かしてプロジェクトをリードしています。
誠実にやり抜く力で信頼を築く、OutSystems開発の最前線
現在は、OutSystemsの開発案件で要件定義から設計、開発まで幅広く担当しています。参画中の案件では開発メンバーとして開発フェーズ・テストフェーズに参画し、自分の担当画面だけでなく、課題となっている処理の実現についての調査や技術フォローも実施しています。OutSystemsのインフラ面での案件経験もあることから、案件のインフラ課題についても任されて対応しています。入社時は周りが自分よりも知見を持っており、わからないことがあれば教えていただく立場でしたが、OutSystemsを学習し経験を積んだ今では、自分が知見を持っている側の立場となり聞かれる立場になったことが大きな変化です。次世代の技術に携わり、自分がリードする側になりたいと思っていたので、やりたかったことができていると実感しています。
やりがいを感じる瞬間は、要件定義でお客さまの意図を汲み取り提案が喜ばれたときや、プロジェクト完遂後にお客さまから感謝の言葉をいただいたときです。また、苦楽を共にしたメンバーと案件終了後の打ち上げで、お互い頑張ったことをわかち合う時間は格別なものがあります。もちろん、道中には困難な課題や問題に直面することもあります。しかし、どんな局面でも何の知識が足りないのかを整理して、一歩ずつゴールへ近づく粘り強さを大切にしています。自分が経験したことのない課題であっても、決して投げ出さず、周囲の力を借りながらも自ら主導して最後までやり遂げることを常に心がけています。
こうした仕事への向き合い方の原点は、実は1年目の最後に参画したERP導入プロジェクトにあります。OutSystemsの案件ではありませんでしたが、当時の私にとっては非常に大きな転換点となりました。当時所属していた部署には年が近い社員がおらず、こうなりたいと思えるような身近な存在がいませんでした。しかし、その案件で数年先輩の社員の方と仕事をする機会を得ました。その方は、ベテラン社員にも意見をしっかり言えており、周りからも信頼されていました。その先輩の仕事をしている姿を見て、自分もこう仕事をしていきたいと思える私の原点となりました。この経験を通じて、仕事をする上で年齢や役職は関係なく、自分の意見をしっかりと発言し積極的に誠実に仕事をしていくことで周りからも認められることを学びました。あの時、先輩たちと一緒に味わった「苦労を乗り越えた後の喜び」 を、今は自分がチームをリードする立場で分かち合えるようになったことを幸せを感じています。今もこの気持ちを持って案件に臨んでいます。
こうした経験を経て培われた、最後まで誠実にやり抜く力が自分の強みだと思っています。 もちろん、最初からすべてのスキルを備えているのが理想ですが、仕事をしていく中で未知の課題や困難は必ず現れます。私は決して天才肌のスーパーマンではありませんが、泥臭く誠実に課題と向き合いやり抜くことを積み重ねていくことで、「この人に任せれば最後までやり遂げてくれる」という周囲からの信頼に繋げていきたいと思います。
PMをめざす私の理想のマネジメントと、共に挑戦する仲間へのメッセージ
今後のキャリアとして私がめざしているのはPMとして案件をコントロールできるようになることです。次世代の技術を扱った業務を担当して経験を積み、その先で理想のマネジメントを確立したいと考えています。理想のマネジメントとは、安易にすべての要望を受けるのではなく、真に必要な要望を汲み取ってスケジュールを最適化し、お客さまには確かな価値を届け、チームには無理のない健全な環境を守ること。そんなバランスの取れたマネジメントを実現することが私の目標です。
そのために必要なのは、まずプロジェクトマネジメントに関する体系的な知識をしっかりと身につけることだと考えています。リーダーとPMとでは見る世界が変わるので、日々の案件の中でも少しずつPMの視点を意識していきたいと思います。幸い、会社としてもPM育成する取り組みがあるので、社内の取り組みを積極的に利用していくつもりです。現在も真に必要な要望を汲み取るために、言われた通りにそのまま作るのではなく、「なぜこれが必要なのか?」 と一歩踏み込んでユーザの意図・背景を確認したり考えるようにしています。
当社の魅力として、個人的には社員の方の人の良さと、挑戦しやすい環境が良い点だと思います。実際に私自身、OutSystemsの資格を自主的に取得し、会社にOutSystemsの業務がしたいと伝えたことで異動が叶い、新たな領域へ挑戦させてもらいました。挑戦したおかげで早い段階から自分がリードする側に回ることができましたし、何より新しい技術を試行錯誤しながら形にしていく楽しさを実感しています。また、当社はSIerとして多種多様な業界の案件を扱っているため、案件次第ではありますが色々な業界や技術に触れるチャンスがあります。
このように、新しい領域へ挑戦できるのは当社の魅力です。ただ、どれほど技術が進歩し、個人の裁量が広がったとしても、システム開発は決して一人で完結できるものではありません。チーム全員で力を合わせて作り上げていくものです。だからこそ、周囲と協力し合い、案件を最後までやり遂げる熱意を持った方と一緒に働きたいと思っております。困難な状況を共に乗り越え、プロジェクトを完遂した達成感こそが、私の仕事における原動力となっています。 苦楽を共にしたメンバーと打ち上げの場で、「あの時は大変だったけれど、頑張って良かった」と笑顔で分かち合えるそんな瞬間を、ぜひ新しい仲間とも共有したいと思っています。
これから当社で働くことを検討している候補者の方には、自分のやりたいことをしっかり持ち、自分の意見をしっかり発信していってほしいと思います。少しずつでも自分がやりたいことができるようになっていくはずです。共に挑戦し、共に成長していける仲間をお待ちしています。
