視野を広げ、新たな挑戦へ。リクルートスタッフィングを選んだ理由
─現在の業務内容と、そこに至るまでのキャリアについて教えてください。
現在は、経理プロジェクトでSVをしています。クライアントとの調整やチームマネジメント、業務改善まで幅広く担いながら、プロジェクト全体の運営を支えています。
もともと前職では、公共施設で総務経理を担当しながら、受付スタッフのマネジメントも兼務していました。しかし、責任範囲が曖昧な環境の中で、現場の課題を感じながらも根本的な改善には踏み込めず、「もっと自分の裁量で働きやすい環境をつくりたい」という思いが強くなりました。また、約20名規模の組織を支える中で、スタッフが職場環境を理由に離職していく姿を何度も目にしたことも大きな転機となりました。目の前の課題に向き合うだけでなく、組織全体をより良くする立場で仕事がしたい――。
そんな思いから転職を決意。自身の年齢とキャリアを考えたときに「自分の可能性を広げたい」という気持ちも後押しとなりました。現在はSVとして、スタッフが「明日も安心して働ける職場づくり」を目指しながら、チームとクライアント双方に価値を届ける仕事に挑戦しています。
──数ある企業の中で、リクルートスタッフィングを選んだ決め手は何でしたか。
転職活動では、自分の好きな業界と、これまで培ってきたマネジメント経験を活かせる仕事という二つの軸で企業を探していました。
その中でリクルートスタッフィングに惹かれたのは、これまでの経験を活かしながら、さらに視野を広げられる環境があると感じたからです。前職では総務経理やスタッフマネジメントを担当していましたが、限られた環境の中で仕事をしていたこともあり、「もっとさまざまな経験を積みたい」という思いが強くなっていました。
リクルートスタッフィングのSV職は、さまざまな業界やプロジェクトを経験できるため、自分自身の成長につながると感じました。
また、スタッフの働きやすい環境づくりに主体的に関われる点も大きな魅力でした。実際に説明を受けた際、数年ごとに異なるプロジェクトへ挑戦できるキャリアパスを知り、「ここなら新しい知識や経験を積み続けられる」と確信しました。
前職で抱えていた閉塞感を打破し、自らの手で組織やチームをより良くしていきたい。その思いを実現できる場所として、リクルートスタッフィングへの入社を決めました。
探りの日々が教えてくれた、プロジェクトを動かす力
──入社後どのような壁にぶつかりましたか
入社後すぐにアサインされたのは、新規立ち上げの経理プロジェクトでした。
前職でも経理業務は経験していましたが、そのプロジェクトはこれまで経験のない業界の経理業務で、業界知識も業務の進め方も一から学ぶ必要がありました。さらに、立ち上げフェーズだったこともあり、運用ルールや業務フローを整えながらチームづくりも進めなければなりませんでした。
特に苦労したのは、「正解が見えない状態」で判断を求められることです。前職では、ある程度運用が確立された環境の中で業務を進めていましたが、ここでは目の前の課題に対して何が最適な方法なのか、自分たちで考えながら進めていかなければなりませんでした。
採用やスタッフ育成、日々の運営を行いながら、並行して業務の整理や仕組みづくりにも取り組む必要があり、常に手探りの状態だったことを覚えています。
また、SVとして初めて経験することばかりだったため、視野を広く持ちながらプロジェクト全体を見る難しさも感じていました。業務を回すだけではなく、チーム運営やクライアントとのやり取り、将来を見据えた運用設計まで考えなければならない。これまで経験してきた仕事との違いに戸惑いながらも、SVという仕事の奥深さと責任の大きさを実感した期間だったと思います。
──壁はどのように乗り越えられたのでしょうか
振り返ると、壁を乗り越えるために私が一番意識していたのは、「分からないことや曖昧なことをそのままにしない」ということでした。
立ち上げ当初は分からないことだらけでしたが、一人で抱え込んでも答えは見つかりません。だからこそ、クライアントや社内の関係者、スタッフの皆さんに積極的に相談しながら、一つひとつ確認していきました。
特にスタッフの皆さんには本当に助けられました。
私はSVですが、決して一人でプロジェクトを動かしているわけではありません。
実際に現場を支えているのはスタッフの皆さんですし、困ったときには率直に「助けてください」と伝えることも大切にしていました。誰かに頼ることは弱さではなく、より良いプロジェクト運営のために必要なことだと思っています。
また、PM(*1)やSVコンシェルジュ(*2)、同期の存在にも支えられました。特にコンシェルジュは、困ったときに気軽に相談できる心強い存在でした。現場では見えなくなっていることも、少し離れた立場だからこそ気づけることがあります。だからこそ、自分の中だけで結論を出さず、周囲を巻き込みながら進めることを意識していました。
その結果、一つずつ課題が整理され、プロジェクトとしても安定した運営ができるようになっていったのだと思います。
*1.PM(プロジェクトマネージャー): 複数プロジェクトの全体管理やSVのマネジメントを担う
*2. SVコンシェルジュ:専任担当者が課題解決を支援する独自の社内サポート制度
一人で抱え込まない。周囲を巻き込みながら見つけた突破口
──壁を乗り越えた先にある喜びや、どのような成長を感じましたか
一番大きかったのは、「答えのない状況でも前に進める」という自信がついたことです。
入社当初は分からないことばかりで不安もありましたが、周囲を巻き込みながら課題を解決していく経験を通じて、自分なりの仕事の進め方が見つかりました。以前よりも物事を俯瞰して見られるようになり、自分一人で抱え込まず、適切な相手に相談しながら進めることの大切さも実感しています。
その経験は、現在のプロジェクトでも活きています。着任当初は関係者が多く、認識のズレや業務整理などさまざまな課題がありました。
しかし、立ち上げプロジェクトでの経験を踏まえ、自分の中で「曖昧許さない委員会」と呼びながら、業務フローや工数、役割分担など曖昧な部分を一つひとつ洗い出していきました。クライアントや社内関係者との認識合わせを繰り返し、回答はチャットや議事録に残して記録化することで、誰が見ても同じ判断ができる状態づくりを徹底しました。
結果として、プロジェクト全体の整理が進み、契約継続につながったときは大きな達成感がありました。私自身、もともとは「自分で何とかしなければ」と考えてしまうタイプでした。でも今は、プロジェクトを成功させるためには周囲を信頼し、頼ることも大切なスキルだと考えています。
壁を乗り越えた先で得られたのは成果だけではなく、人と協力しながら前に進む力だったと思います。
人を支え、チームを支える。これから挑戦したいこと
──今後どのようなことに挑戦していきたいですか
今後の目標としてまず考えているのは、自分がいなくても安定して運営できるプロジェクトを作ることです。
SVという立場上、どうしても判断や情報が自分に集まりやすくなりますが、本当に良い状態というのは、一人に依存せずチーム全体でプロジェクトを動かせる状態だと思っています。
そのため今は、業務の属人化をなくすためのマニュアル整備や、チームメンバーの育成に力を入れています。私が急に休んだとしても、滞りなく業務が進む。そんな再現性の高いプロジェクトをつくることが、まずは直近の目標です。
また、長期的にはSVを支える立場にも挑戦してみたいと考えています。私自身、入社してから立ち上げ、拡大、縮小、クローズとさまざまなフェーズのプロジェクトを経験してきました。その中で、SVは想像以上に孤独になりやすく、悩みや課題を抱え込みやすい仕事だと実感しています。
一方で、私自身もコンシェルジュやPM、同期、周囲の方々に支えられながら乗り越えてきた経験があります。だからこそ今度は、自分が誰かの支えになりたいと思うようになりました。困っているSVの相談に乗ったり、経験を共有したりしながら、その人が前に進むための道しるべになれる存在を目指したいです。
もともと私自身、前職では将来像を描けず、「このままでいいのだろうか」と悩んでいました。
しかしリクルートスタッフィングに入社してからは、自分では想像していなかった業界や環境に挑戦し、多くの人と出会いながら視野を広げることができています。そんな経験を通じて改めて感じるのは、環境が変わることで人は大きく成長できるということです。
また、これまで働く中で、人が前向きに働き続けるためには、仕事内容だけでなく、安心して相談できる環境や支え合える関係性が大切だと感じてきました。だからこそ私は、これからも新しい挑戦を続けながら、「岩柳さんがいるなら安心できる」と思ってもらえる存在を目指したいと思っています。
そして、一緒に働く人たちが「明日も安心して働ける職場づくり」をつくり続けたい。それが私自身の成長にもつながり、リクルートスタッフィングで実現したい未来だと考えています。
