コロナ禍の学生生活から、新たな可能性を求めた就職活動
学生時代はコロナ禍という特殊な状況の中で過ごしました。幼い頃から洋楽や海外映画が身近にあったこともあり、英語の言語としての学びだけでなく、その背景にある文化や価値観を知ることに強い関心を持ち、英語英文科を専攻していました。 オンラインでの授業がメインとなり、大学へ行く機会は多くはありませんでしたが、その中でも世界中の学生とつながることで、語学だけでなく多様な文化への理解を深めることができました。
アルバイトはイタリアンレストランと野球場で働いていました。たくさんの人と関わる業務だったので、コミュニケーションの取り方や臨機応変な対応を学ぶことができました。
就職活動を始めた時は、コロナ禍で志望業界が採用を全く行っていないという状況でした。白紙の状態から就職活動を始めなければならず、明確なやりたい事がない中での就活ではありましたが、周りの同級生も同じような状況だったので支え合いながら前向きに活動していました。
人と関わることが好きだったので、「さまざまな人と出会える環境」や、「一つの分野だけでなく多様な領域へチャレンジできる会社」を探すことにしました。また、仕事だけに偏るのではなく、プライベートも大切にしながら働ける環境を重視していました。
正直なところ、リースという仕事は、学生時代の私にとってはあまり身近な存在ではありませんでしたが、説明会を通じて「社会全体の成長を支えている業種」だという印象が強まり、次第に興味を持つようになりました。
そして入社の決め手となったのは、リースだけでなく環境分野や不動産事業、集金代行など、さまざまな事業を展開していて色々な経験ができるという点と、採用選考で出会った社員の方々の温かさと誠実さも、入社を決めた大きな要因でした。選考では、ただ質問を繰り返されるだけではなく、一つ話したことに対して深掘りしてもらうことが多く、内面をしっかり見てもらえているのが印象的でした。さらに、選考のたびに丁寧なフィードバックをいただけたことで、サポート体制の手厚さや人を大切にする社風を強く感じました。
研修での学びと入社後の成長
入社後は2カ月間の新入社員研修がありました。最も印象に残ったのは“社会人の1日”を体験するロールプレイング研修です。講師の方が上司役となり、5~6人のチームで限られた時間の中、ボリュームのあるタスクに取り組む実践的な内容でした。この研修を通して、仕事はチームプレーの上に成り立っている事、そしてメンバー間で意見をすり合わせる大切さを実感しました。ロープレ中は各々考え方や優先順位が異なることも多く、その中でどう総意をつくり、より良い結論に近づけるかが社会人として重要だと気づきました。一人の意見に頼るのではなく、各々のアイデアを少しずつ取り入れることで、チームとしてより良い成果を生み出せる事を学びました。研修での経験は、社会人として働く今、大きな財産となっています。
配属後は、まず先輩のサポート業務からスタートしました。私が所属する部署では、担当や予算を持つのは2年目からだったため、1年目は契約書の作成や先輩の営業に同行するなど、基礎を身に付けました。2年目からは自分の担当を持ち、タスク管理や営業先での提案資料の作成など、初めての業務に苦戦することもありましたが、少しずつ一人で仕事を進められるようになりました。3年目になった今も毎日が学びの連続です。まだまだ成長途中ですが、初心を忘れず、一つひとつの業務に真摯に向き合う姿勢を大切に仕事に取り組んでいます。
九州開拓と金融知識の習得、そして仕事観の変化
現在はソーシャルイノベーション部 営業一課に所属し、マンション管理会社を通じて管理組合への融資提案を担当しています。BtoBtoCという特徴的な営業形態の中で、お客様の各支店への訪問や勉強会を通じて当社サービスの理解促進と情報提供を行い、お客様の現場で活用いただくための環境づくりに取り組んでいます。
これまでの業務で印象に残っているのは、九州エリアでの獲得案件が増えたことです。当部署は東京本社所属の7名で沖縄を除いた全国46都道府県を担当しており、私は関東に加えて出身地である九州全域を担当する事になりました。九州はそれまで案件が少ない地域でしたが、土地勘を活かして積極的に現地を訪問し、直接お会いしてサービスを知っていただくことに注力しました。その結果、徐々に案件が増え、地域に根づいたアプローチが成果につながったと実感しています。
私は大学時代金融系の学部ではなかったこともあり、金融知識の不足には苦労しました。配属直後は決算書の読み方もわからず、営業先で専門用語に戸惑うことも多くありました。そのため、基礎から学び直すために金融や不動産に関する資格取得に取り組み、知識の幅を広げていきました。学んだ内容は業務理解を深める大きな助けとなり、現在のように不動産と金融の両面を扱う仕事に活かされていると感じています。
学生時代と比べて最も成長したと感じているのは、自分で考えて行動する力です。学生時代のアルバイトでは、その場で指示を受けて動くことが多く、与えられた役割をこなすことが中心でした。一方、現在の仕事では、営業先の選定から訪問頻度の調整まで、日々の判断が個人の裁量に委ねられています。最初は「どこから手を付ければよいのか」迷うことも多かったのですが、自分で仮説を立て、実際に足を運び、結果を振り返るというサイクルを意識しています。例えば、あるエリアで訪問効率が上がらず悩んでいた際には、管理会社ごとの特性や担当者のスケジュールを自分なりに整理し、訪問ルートを見直しました。すると、話を聞いていただける機会が増え、結果的に案件につながったことがありました。この経験から、自分で考えて行動し、改善していく姿勢の大切さをあらためて実感しました。
最近では、契約した理事長から「この融資がなければ工事が実施できず、建物が安全に保てなかった」という感謝の言葉をいただき、予算達成以上のやりがいを感じました。この仕事が誰かの生活を支えているという実感が、私の原動力になっています。
入社前、仕事は決められたことを機械的にこなす場面が多いのではないかと想像していましたが、実際に働いてみると、同じ業務でも進め方や成果は人によって異なり、個々の工夫や考え方がしっかりと反映されていると感じています。日々の業務には主体的な判断が求められますが、必要な場面では周囲と相談しながら進められる環境もあり、個人の裁量とチームプレーを両方感じながら働けていると感じています。
多様な挑戦を通じて自分に合う仕事を見つけたい
短期的な目標としては、現在の融資業務の中でお客様にとって“付加価値”を提供できる営業になることをめざしています。金融商品は他社比較の際に金利だけで見られがちですが、実際には大きな金額を借り入れていただく以上、担当者による丁寧なサポートや確かな信頼関係もお客様にとって重要な判断材料になります。だからこそ、数字だけではない価値を感じていただけるよう、自分にできる工夫やサポートの質を高めていきたいと考えています。研修の中で、ある先輩社員の方から「仕事において『守・破・離』をモットーにしている」というお話を伺いました。入社して3年が経った今、その言葉の意味を実感しています。最初の数年間は、基本を身につける“守”の時期。先輩方に教わりながら仕事の型を覚え、確実にこなせるようになることを大切にしてきました。そして今は、ようやく基礎が安定してきたと感じています。だからこそ、これからは 自分らしい工夫や改善に挑戦する“破”のフェーズに進みたいと思っています。会社の型をしっかり理解した上で、一歩踏み出して新しいやり方を見つけ、価値を生み出せる人材になりたいと考えています。
中長期的には、会社の軸であるリース営業はもちろん、コーポレート部門を含め、これまで経験していない分野にも挑戦したいと考えています。また、現在の業務で関わることの多い不動産分野についても、より専門性を深めたキャリアに興味があります。まだ入社3年目ということもあり、最終的にどのポジションをめざすかは明確ではありませんが、今後、さまざまな部署を経験しながら、自分に最も合った仕事や強みを見つけていきたいと思っています。
就職活動は大変なことも多いですが、自身と向き合える良い機会でもあると思います。当社では、リースをはじめ金融に関わる幅広い知識を身につけながら、さまざまな業種と接点を持つことができます。新規事業の提案や新たな取り組みを後押しする風土もあり、自ら考え行動する姿勢を尊重する環境が整っています。また、社内には相談しやすい社員が多く、働きやすい制度も充実しているため、安心して成長できる職場だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
