地域と共に歩む、サステナブル活動の最前線
私は現在、広報部にてサステナブル推進を担当しています。主なミッションは、サステナブルな取り組みを通じて企業のブランド価値を高め、地域をはじめとする多様なステークホルダーとの関係を築くことです。具体的には、本社がある新宿を中心に、さまざまなセクターの方々と連携しながらプロジェクトを推進しています。
サステナブル推進において、私が大切にしているのは「郷土愛」と「ストーリー」という考え方です。地域にとって“なくてはならない存在”であり続けるため、地域の皆さんに共感してもらえるストーリーを形にしていくことを心がけています。
現在、特に注力しているのが、産学連携によるキャリア教育プロジェクトです。この活動は現在“第3章”に突入しており、第1章では大学生の「ガクチカ」(=学生時代に力を入れたこと)(=学生時代に力を入れたこと)支援、第2章では小学校への出前授業を通じた興味関心の醸成、そして現在進行中の第3章では高校生と共にキャリア教育に関する実践的なセミナーやイベントを企画しています。
企業側の「やりたいこと」だけで動くのではなく、地域の方々と丁寧な対話を重ね、「企業として何ができるか」を常に探り続けています。団体や個人を問わず、face to faceで想いを伺う中で、新たな関係性が芽生えることも多くあります。
お話を伺う際には、まず相手が何に力を入れているのか、どんな課題を抱えているのか、企業との連携にどのようなイメージを持っているのかを丁寧に聞き取ります。その上で、「こんなアイデアがありますが、どれがおもしろそうですか?」と複数の選択肢を提示し、共創の第一歩をつくっています。
こうした地道な積み重ねにより、少しずつ地域との関係性が変化してきました。以前はただの「勤務先」だった地域が、今では「ネオキャリアの高山さん」と声をかけていただける場所になりました。近隣の小学校で出前授業を行えば、子どもたちがハイタッチで迎えてくれたり、連携する福祉施設の方とSNSでやり取りをしたり──関係の質も深まっています。
私たちがめざすサステナブル活動は、単なる社会貢献ではありません。地域に根ざし、地域の方々と共に成長していける企業であり続けたい。そんな思いを胸に、日々の活動を設計し、取り組んでいます。
サッカーから社会貢献へ ―転機となった地域との出会い
私のキャリアはサッカー指導者から始まりました。福島・福岡・三重と、各地のナショナルトレーニングセンターやフットサル施設で経験を積みました。
大きな転機となったのは、三重県四日市での出来事です。サッカーを指導する中で、家庭の事情で月謝を払えない子どもや、同じ服を繰り返し着ている子、障がいのある子どもたちとの出会いや、会社で始まった障がい者雇用による農福連携事業に関わったことをきっかけに、社会課題への関心が高まりました。
「外から来た人間」として地域と関わる中で、「地域に郷土愛を持ち、企業の力で地域課題が解決できないか」という意識が芽生え、当時勤めていた会社に、地域連携に特化した部署の設立を提案しました。これが「地域活性化推進室」として実現し、地域連携を本格的に担うようになりました。
その後、行政や大学、福祉関係者、NPOなど多様なセクターと関わる中で、現在の基礎ともなる協働の経験を積みました。とくに印象深いのが、ある地域でのNPOとの連携プロジェクトです。産官学による新たなプラットフォームを立ち上げ、学生による企業取材や、民間とNPOをつなぐ仕組みの構築に携わるなど、多くの学びがありました。
こうした経験を重ねるうちに、サッカー指導に加えて、より広いフィールドで地域と関わる道を模索するようになりました。次第にサステナブル分野への挑戦を意識するようになり、新たなステージをめざす決断をしました。
大学卒業時からサッカーに関わる仕事で一生を過ごすと決めていた私にとって、その道を諦めて新たな仕事に切り替えることは、簡単な決断ではありませんでした。しかし、社会課題の解決に関わることの魅力は、それ以上に大きなものでした。そして新たな道を探す中で、ネオキャリアとの出会いがあったのです。
サステナブル推進の現場で得た成果と実感
入社してから最も印象に残っているのは、新宿区でのサステナブル活動の広がりです。多様な人々とのつながりが広がり、現在では200以上の連携を実現しました。
かつて20人規模の企業で得た経験が、3,000人規模の組織でも通用することがわかり、自信につながりました。サステナブル推進の本質は、企業規模や地域を問わず共通しているのだと実感しています。そして、大都市ならではの豊富な連携機会によって、成長のスピードも加速していると感じています。
また、障がい者アートを企業のオフィスに展示する活動や、NPOと連携した環境活動など、福祉・教育・環境の3つの軸で幅広く活動を展開しています。とくにキャリア教育活動では、大学生と連携しながら、小学校・中学校・高校での出前授業を展開しています。子どもたちの将来の選択肢を広げる手助けができることは、非常に大きなやりがいです。
一方で、サステナブル推進には課題もあります。非財務価値を追求する仕事であるため、会社への財務的な貢献が見えにくく、それを伝えることの難しさを感じています。これは私だけでなく、同様の活動を行う多くの担当者が抱える共通の課題でもあります。
そこで、社内への理解を深める工夫として、『地域社会貢献Day』という名称でボランティア休暇制度を設け、社外のさまざまな団体での活動機会を提供しています。単なるボランティア活動にとどまらず、各施設の方から社会的意義について学ぶ機会も設けることで、参加者の理解を深めることができています。
サステナブルな未来を創る - 次世代への架け橋として
現在新たに始めているのが、高校生との連携プロジェクトです。このプロジェクトでは、高校生・大学生・社会人が一体となって、小中学生のキャリア支援を行っていきます。
「将来が見えず、不安を感じている」という高校生の声に寄り添いながら、地域の大人たちとともに一つのプロジェクトをやり遂げる経験を届けたい──そんな想いで取り組んでいます。その成功体験が、将来社会に出たときの不安を乗り越える際の道標となり、自信につながることを願っています。
最終的には、高校生が主体となって地域の対話の場をつくり、地域の未来をともに考えるような活動へと発展させていきたいと考えています。企業としてその環境を整え、支えていくことに大きな意義を感じています。
当社の魅力は、営業力の強さと社会性の高さを両立している点にあります。多様な価値観を受け入れる風土があり、自分らしく成長できる環境があります。「営業力」も「社会性」も学べる、これからの時代にふさわしい会社だと思います。
私は5年前にネオキャリアに入社し、サステナブル推進の仕事を任されました。年齢に関係なく挑戦できる機会を与えてくれる会社で、柔軟で前向きな文化が根付いています。
営業スキルを活かしたい方も、社会貢献に興味のある方も、それぞれの力を発揮できる環境がここにはあります。皆さんの夢や希望を実現できる場所として、ぜひ当社を選択肢の一つに加えていただければと思います。ともに、持続可能な社会の実現に向けて歩んでいきましょう。

