職人の仕事を支えたい―アルバイト経験と父の背中が導いた進路
学生時代、私は兄が勤務する空調・冷熱機器の保全・メンテナンス会社でアルバイトに注力していました。日中の機械室での作業はもちろん、深夜の百貨店や飲食店のキッチンフードの清掃、狭い空調ダクト内に入り込んでの清掃など、いわゆる肉体労働を経験しました。この経験を通じて、人の見えないところ、普段気づかないところでも、多くの人が本当に丁寧で細かいプロの仕事をしていることを身をもって学びました。
私の父は電気設備工事士でした。コンプライアンスが問題にならない時代、土日関係なく朝早くから夜遅くまで働いて、私たち家族を養ってくれていました。その姿を見て、本当に尊敬していました。
こうしたアルバイト経験や父の影響もあり、就職活動では住宅設備や空調機器、建築資材に関わる企業に興味・関心を持つようになりました。そして出会ったのが株式会社小泉でした。「いつでも、どこでも、何でも揃う」という社是にある通り、地域密着で現場職人にとっての頼れる相棒のような存在だと感じました。朝早くから夜遅くまで働いていた父のような頑張る職人たちの手助けが、この小泉ならできると確信して、入社を決断しました。
泊まり込み研修と来店対応で学んだ、現場の厳しさと成長
入社後は、まず泊まり込みの研修からスタートしました。社会人としての常識や挨拶の仕方、そしてチームで課題に取り組み発表する経験を積みました。当時は朝霞駐屯地での自衛隊研修も数日間実施されており、厳しい環境の中で基礎を叩き込まれたことを今でも覚えています。現在ではこの研修は廃止されていますが、当時の経験は今の自分の土台になっていると感じています。
研修を終えた後は、子会社の株式会社小泉中央城南営業所に配属されました。そこでは伝票処理や来店対応、倉庫の在庫管理、そして発注業務など、営業所の基本的な業務を一通り経験しました。
配属先は日々のお客さまの来店者数が非常に多い営業所で、正直なところ、自分の業務に集中することが中々できず苦労しました。目の前の対応に追われる日々の中で、どうやって仕事を進めればいいのか悩むことも多かったです。しかし、その環境だからこそ、優先事項の整理や取捨選択の必要性を学ぶことができました。このギャップを乗り越えた経験が、後の仕事で大きく活きることになります。
細やかな仕事が貫く、LC貿易への挑戦と成長
現在は本社営業部に所属し、業務部門の責任者として経理業務や発注業務を担当しています。課長という役職を任され、事務社員の責任者として月次報告や年次決算、部内の業務改善にも取り組んでいます。中でもとくに印象深いのが、信用状を利用したLC貿易業務です。
このLC貿易との出会いは突然でした。前任者が急遽退職することになり、右も左もわからない状態で担当することになったのです。高額な取引で他部署でもほとんど行われていない業務。正直、不安しかありませんでした。しかし、ここで私は恥を捨てる決断をしました。自分が初心者であることを隠さず、担当銀行に積極的に教えを請いながら一歩ずつ進んでいったのです。
幸い、営業所勤務時代から心がけていた細かく丁寧な仕事の姿勢が活きました。業務内容は変わっても、基本的に大切なことは同じ。その信念のおかげで、今まで大きなミスもなくLC貿易を遂行できています。
学生時代と比べて大きく成長したのは、物事が思い通りに進まない場面でも泰然自若でいられるようになったことです。計画通りに進まないことは当たり前と捉え、そのたびイライラしない力が身に付きました。
和と協調を大切に、共に成長できる仲間との出会いを
短期的には、営業社員の時間創出や部署の利益率改善に取り組んでいきたいと考えています。そして中長期的には、部署責任者や営業社員、部下となる事務社員の間を円滑につなげるクッション材としての役割を徹底し、以前の営業所勤務時代のように部署として年間利益1億円を達成することをめざしています。
小泉の魅力は、「人・街・未来へ」のビジョンを基に、地域密着型の業務を展開していることです。働いている社員、お客さま、仕入先さま、どれが欠けてもいい街づくりはできませんし、すてきな未来は創れません。それを第一に考えている会社だと自信を持って言えます。
この会社で活躍できるのは、確固とした信念を持ちながらも、素直な姿勢と柔軟なこころを持った人だと思います。そして社是にある「和と協調を旨とし“よく働き よく遊ぶ”明るい職場作り」それを実践できる、笑顔のすてきな人と一緒に働けたら、と考えております。

