素直な心が導いた、「初めて好きだと思えたもの」との出会い
私の子どもの頃は、よく食べて、よく寝て、大人しい性格でした。プールやテニス、新体操、バスケットボールなど、いろんな習い事を経験していましたが、自分の意見や感情を表に出すことが少なくて、何事にもあまり興味がないことが多かったんです。
そんな私が大きく変わったのは、小学四年生の頃でした。活発的に発言するような友達と仲良くなる機会があって、その子達とずっと一緒にいるうちに、自分の意見を発表することが楽しいと思えるようになったんです。授業で一番手を挙げた人ナンバー1になるくらい、おとなしい子から前に出る子へと変わりました。間違っていても自分の考えを発言したら、その間違いに気づきやすくなりますし、言葉にすることで自分の想いに改めて気付けたんです。
小学校の頃は五年間ダンススクールに通っていて、どれだけセンターに立てるかという熱い気持ちを持って通っていました。センターに立ちたいという思いを先生や仲間に公言してから、自分で言ったなら自分で叶えたいという思いがより強くなり、気持ちの面でも行動の面でも意識が変わりました。体を動かすことは得意ではなかったんですが、昔から好きで、 休み時間は毎時間、放課後は毎日、友達とドッジボールをするのも大好きでしたね。
そんな私が初めて心の底から「すごい」と思えたのは、高校生の頃の進路ガイダンスでした。友達が行くからという軽い気持ちでついて行って、そこで結婚式のことについて初めて話を伺ったんです。今まで興味を持つことがあまりなかった私が、初めてすごいって心の底から思えた経験でした。自分も誰かの幸せのきっかけになれたらと思ったのが、今の仕事を目指した理由です。家族には専門学校に進むことやブライダル業界を目指すことをすごく反対されましたが、私が初めて自分からやりたいって思いを伝えたのがブライダル業界についてだったので、時間はかかりましたが今は誰よりも一番応援してくれています。
「私と本気で向き合ってくれる」面接を重ねるほど深まった、IKKへの想い
就職活動は、専門学校に入って7月頃から始めました。まず自己分析をひたすら行って、そこから企業研究を進めていきました。私は高校生の頃からブライダル業界を目指していたので、ずっとブライダル業界の企業を検索していました。企業を選ぶときは、理念やどんな活動をしているのか、仕事内容を調べて、自分の思いと似ているな、自分の価値観と一緒だなと感じた企業のインターンにひたすら行きました。
就活の軸は、成長し続けられる環境であるかどうかでした。今の自分がいるのは、周りの方々に支えていただいているからこそ、感謝の気持ちを持つ。そして、その方々に恩返しをするという点で私自身が成長する。だからこそ、自分の成長を止めてしまった時に、今まで恩を与えてくれた人にすごく失礼だという考えがあるので、どんなときも成長できるかを大切に考えていました。その成長も、いろんな仕事に挑戦できるかや、評価をしてくれる環境が整っているのかをすごく大切に見ていました。
IKKのことは、専門学校の企業実習を選ぶときの会社説明会で知りました。先輩が会社のことを話してくださったんですが、結婚式のことだけじゃなくて、会社のことを話しているときにすごく楽しそうだったんです。そこでどんな会社なんだろうと興味を持ちました。最初は熱血魂というイメージで、どんなことにも熱い印象を持っていました。他社と比較して魅力に感じたのは、私と本気で向き合ってくれるところでした。面接を受けていて、選考前よりその会社を好きになった企業は、IKKだけでした。どんな時もお客さまのように「お時間をいただきありがとうございます」「お会いできて嬉しいです」という言葉をくださる姿勢がすごいと感じました。
最終的に入社を決めた理由は、結婚式に対する思いがどの会社よりも強いと感じたことがきっかけです。最終面接官の方は現場で結婚式を作ってはいない方々になるんですが、その方々と結婚式の話をさせていただいても、やっぱり結婚式やお客さまのことが好きという想いで、いろんなことに取り組まれているんだと感じることができました。私も結婚式が大好き、そして人が大好きだからこそ、同じ想いを持っている人たちと働けると思ったのが、入社を決めた理由となります。
結婚式の価値を届ける喜び。ネガティブだった自分を変えたサービススタッフの日々
現在私はサービスクリエイターとして、結婚式当日をお手伝いするお仕事をしています。ご新郎新婦さまと一緒に当日を創り上げ、当日にしかできない提案や感動の瞬間を生み出すことに、日々やりがいを感じています。
特に印象に残っているのは、ゲストの皆さまから「来て良かった」と言っていただけた瞬間です。ご新郎新婦さまの近くでサポートをさせていただいた時には「結婚式をして良かった」というお言葉をいただくこともあります。あるご新郎さまは結婚式をする気がなかったそうなのですが、「結婚式って絶対にした方が良いなって思いました」と言ってくださいました。結婚式の魅力や価値を届けられたと実感でき、大きな達成感を得た経験です。
一方で、苦労したこともたくさんあります。百人いたら百通りの想いがあるわけで、私の接し方がすべての方に喜んでいただけるわけではありません。ご指摘をいただいた時には、その方の結婚式をマイナスな気持ちで終わらせてしまったと落ち込み、次につなげようと考えることができませんでした。
そんな私を変えてくれたのは、上司との面談でした。「悲しませてしまったお客さまもいるかもしれないけど、今まで幸せにしてきたお客さまもいるんでしょう?」と言われ、実際に良いお声をいただいたアンケートを見せていただいたんです。幸せにしているお客さまもいると気づいた時、自分がやってきたことは間違っていなかったと認めてあげることができました。入社前はネガティブな性格で、できなかったことだけに目を向けていた私が、今ではこの経験を次に生かそうとプラスの気持ちで考えられるように成長できました。
サービスの枠を超えて挑戦し続ける。想いを伝える力を武器に、チームを導く存在へ
私は今後、サービスクリエイター部署だけではなく、いろんな部署を経験したいと思っています。プランナーはもちろん、プロデューサー、カメラマン、ビデオグラファー、フラワーなど、本当にいろんな部署を経験したいんです。結婚式が大好きで、想いを持って仕事をされている方しかいないからこそ、いろんな部署でいろんな結婚式の創り方をこの会社で経験したいと思っています。そのためにまずは、何よりも今いるサービスの部署でMVPを取ることや、いつかは管理職になって、結婚式というものをもっともっと素敵な感動であふれた一日にしたいと思っています。そのためにも、まずは今置かれているサービススタッフとしてのスキルを磨く。今の結婚式を知る。目の前のお客さまを知るということを、現場で実践しています。
五年後には、自分以上に結婚式の想いやお客さまのために行動できる部下を育成できる人財になりたいです。チームや部署を引っ張っていけるような、そして新しい風を吹かせられるような存在でありたいと思っています。十年後には、そうやって自分が育てた部下や、お世話になっている先輩方を自分が引っ張っていけるような、山本さんがいるからこの支店は大丈夫、この部署は大丈夫って思ってもらえる、そんな安心感や信頼を得ている人でありたいと思います。
そのために今、特に伸ばしていきたいのが率先力と発言力です。お客さまに対してはすぐに行動ができるんですが、社会人として意見を伝えたり、大きな場で発表するというのがやっぱり苦手で、まだ自信を持てていないんです。お客さまに想いを伝える練習だと思って、まずは働く仲間に自分の想いを伝えてみるという率先力、発言力を磨いていきたいです。
就職活動を進める皆さんには、この就活が自分自身と向き合うことで、大切にしているものに気づける本当に必要な時間だと伝えたいです。いろんな壁にぶつかったり、苦しい瞬間もあるかもしれません。でも、それは絶対に自分のためになっていますし、どの瞬間の経験も絶対に今の自分に必要な経験だったと、プラスの気持ちですべてを捉えてほしいです。一人ひとり、絶対に良いところや強みがあります。その良いところを自分自身で見つけるというのも、すごく大切な経験だと思いますので、どんな業界に、どんな会社に入ったとしても、自分自身が好きになれるような、そんな時間にしていただければと思います。
