文系からエンジニアへ。富士ソフトで開いた未来
学生時代、最も力を注いだのはゼミ活動でした。ゼミ長として仲間をまとめる中で、組織を動かす難しさや、目標に向かってチーム全体を導く重要性を学んだ経験は、今のキャリア選択につながっています。
就職活動では、“ものづくりの最前線に立ちたい”という思いを軸に企業を探しました。しかし、多くの企業を見る中で、文系出身者の働き方が限定される場面に何度もぶつかり、理想の企業に巡り会えない日々が続きました。そんな中で出会ったのが、富士ソフトでした。企業説明会や選考過程で、“文系出身のエンジニアが多く活躍している”と知り、ここなら自分も挑戦できると強く感じました。さらに、未経験者を早期に戦力化するための教育体制が整っていたことが決め手となり、入社を決意しました。
研修から実務へ。新卒エンジニアとしての第一歩
入社後は全体研修で基礎を学び、その後、配属先で一カ月間の個別研修が行われました。先輩方から実務に必要な知識や技術を教えていただきながら習得していきました。
研修が終わると、いよいよプロジェクトへの参画です。最初はOJTという形で実際の案件に入り、現場で学びながら仕事を覚えていくスタイルでした。そこで初めて、経験者との技術差やスピード感の違いに圧倒されました。悔しさを感じる日々でしたが、少しずつできることが増え、現場での学びが確かな成長につながっている実感もありました。
大規模プロジェクトで気づいた、“一人ではできない仕事”
2022年から約3年間参画した、通信事業者向けコールセンターフロントシステムの大規模リプレースプロジェクトは、私のキャリアにおいて大きな転機となりました。本プロジェクトは、全国8拠点・約10,000席・1日8万コールを支える既存システムを最新技術で再構築するもので、ピーク時には 160名体制 に拡大した高難度案件です。このプロジェクトでは、要件定義から設計、追加対応、障害対応まで、プロジェクト全体に影響する領域を一貫して担当し、最重要チームの主軸リーダーとして推進を担いました。これらの取り組みが評価され、2024年度年間MVPを受賞することができました。
仕様管理者兼チームリーダーとして、多くのビジネスパートナーの方々と連携しながら、作業計画・仕様整理・課題管理を行い、プロジェクト全体を前に進める役割を担いました。作業開始前には、担当範囲や仕様をメンバー一人ひとりに説明し、認識のズレが生じないよう徹底。成果物レビューでは2段階方式で品質確保を行い、横断観点やデグレ観点まで確認を行うことで、品質を確実に担保しました。不明点が発生した場合は即時アラートを挙げる運用を定着させ、課題・問題の早期検知につなげています。また、必要に応じてお客さまと臨時MTGを設定し、状況報告・対応策提案を行いました。
とくに大変だったのは、短期間で大幅な仕様変更が続いた時期です。複数業務を同時進行で抱え、必死に対応する中で、“一人では限界がある”ことを痛感しました。そこで、サブリーダーを立て、役割分担できる体制へと切り替えたことで、チーム全体の力を最大限に発揮できるようになりました。結果として厳しいスケジュールの中でも無事に期限内で完了。チームで働くことの大切さを深く実感した経験となりました。
現在は、教育機関向けのWebシステム開発プロジェクトで10名のチームのリーダーを務めています。同時に、以前まで参画していたプロジェクトの後方支援も担当しており、複数の業務を並行して進める日々を送っています。チームリーダーとして特に大切にしているのは、何よりコミュニケーションです。実際に手を動かして作業するのはメンバーの皆さんです。だからこそ、メンバーの作業が止まらない環境を作ることに力を入れています。そのために、常にZoomで全員が同じ部屋に入り、いつでも相談できる状態を整えています。小さな疑問をすぐに解消することで、作業スピードが向上しストレスも軽減され、チームの円滑な業務遂行には欠かせないと実感しています。
やる気さえあれば道は拓ける――次の挑戦へ
今後については短期的には、AIやクラウドなど新しい技術への知見を深めていきたいと考えています。現在は業務でクラウドを直接扱う機会は多くありませんが、いざ任されたときにすぐ対応できるよう資格取得などを通じて知識を深めているところです。
中長期的には、管理・監督者としてさらなる成長をめざしています。地に足をつけて一つひとつの仕事をこなしていくことが、次のステージへの確かな土台になると信じています。
そして、入社を考えている方に伝えたいことは、“挑戦してみたい”という気持ちがとても大切だということです。富士ソフトには未経験者向けの研修がしっかり整っており、主体性を持って動けば、さまざまなチャンスを掴める環境があります。迷っている方も、まずは一歩踏み出してみてほしいですね。
OJTを通じて開発に携われる機会があり、2〜3年目には小規模チームのリーダーを任されることも珍しくありません。その後も経験を積むことで、より大きなチームのマネジメントやプロジェクトマネージャーへのステップアップなど、多彩な成長の道が広がっています。主体的に学び行動する人ほど着実に力を伸ばしており、そうした姿勢があれば富士ソフトで大きく成長していけます。ともに新しい価値を創り出していきましょう。

