ビックバンドジャズで培ったチームワークと、人との関わりを軸にした就職活動
大学時代、私は軽音楽部に所属し、ビックバンドジャズの活動に打ち込んでいました。バンドやサッカーなど、学生時代から一人ではなくみんなで物事に取り組むことが、私のバックボーンとしてありました。ビックバンドジャズでは、コンテストでより上の順位を獲得できるよう、練習とチームワークの形成に力を注ぎました。定期的な演奏機会を企画したり、全員参加で意見を言い合えるミーティングの雰囲気づくりに取り組んだりと、メンバー全員が一体となって目標に向かって進める環境を整えることを意識していました。その結果、大学三年次には全国大会で優勝することができました。この経験は、チームで何かを成し遂げることの素晴らしさを、私に深く刻み込んでくれました。
就職活動を始めた当初、私には「この企業に入りたい」「この業界で働きたい」という明確なビジョンがありませんでした。元々教師を志していたこともあり、「人とかかわる」ことを軸に企業を探していました。幅広く企業を見ていたので勉強にはなりましたが、ビジョンが固まっていない時期の不安定さには、正直、不安も多少ありました。
そんな中、出会ったのが今の会社でした。ものづくりに必要な機械や工具を販売している、という説明を受けましたが、現場を見たことがほとんどなかったため、最初はあまりイメージが湧きませんでした。しかし、大学のキャリア講座に採用担当の方が登壇されていて、その際に「人材ではなく人財」という言葉を聞いたとき、働く人を大切にされていることが実感できました。また、会社訪問した際の人の雰囲気、そして個人としても会社としても前向きにアグレッシブに仕事をしていることが、接した方やイベントなどで感じ取れました。大手得意先に営業活動ができるので、スケールの大きい仕事に関わることができる点も魅力的でした。これらが決め手となり、私はこの会社への入社を決めました。
実践的な研修から始まった営業部での日々、そして新たなステージへ
入社後の研修は、実務に直結する内容が中心でした。商材に関する基礎知識から、図面の読み方まで、製造業のBtoB営業に必要なスキルを一つひとつ学んでいきました。学生時代には触れることのなかった専門的な知識でしたが、実際の仕事でどう活かされるのかイメージしながら取り組むことができました。
研修を終えて配属されたのは営業部でした。特定のお客様を担当するルートセールスとして、日々営業活動に従事することになりました。出社後はメール処理や納品準備から始まり、その後は顧客訪問や営業活動、納品業務を行います。帰社後は伝票処理や資料作成といった事務作業をこなす、というのが基本的な一日の流れでした。
入社前に抱いていたイメージと実際の仕事との間に、特別なギャップは感じませんでした。むしろ、製造業のものづくりの現場で、BtoB営業の座組や必要性を新たに知ることができたことは、大きな学びとなりました。教科書では学べない、実際のビジネスの構造を理解できたのです。
そして、入社してしばらく経った頃、注力部署の人員増員という会社の方針により、現在の部署へと異動することになりました。営業部で培った経験や知識を、新しいフィールドで活かすチャンスが訪れたのです。この異動は、私のキャリアにおいて新たなステージの始まりとなりました。
技術提案で受注を勝ち取る、エンジニアリング商社としての挑戦
現在私は企画部営業革新課に所属し、協働ロボットと協働ロボットシステムの提案を中心に業務を行っています。自動化を検討されているお客様に対して、構想提案からロボットのPR、周辺機器やインテグレーションの取りまとめまで、幅広く担当しています。チーム内ではユニバーサルロボットという特定商材の専任として、代理店業務をメインで管理し、メーカーとの信頼関係構築や社内への情報発信を担っています。
この仕事で大きなやりがいを感じたのは、営業担当者が獲得した引合を、自身の技術的提案によって受注確度を高め、実際に受注できたときです。具体的には、顧客がプロジェクトを進めていくにあたり必要な要素技術を、ロボット実機でデモンストレーションしました。技術的に実現可能な様子を実際にご覧いただくことで、案件受注へと推し進めることができたのです。また、新規顧客案件をゼロから提案し、受注して新たな販路を開いた経験も印象に残っています。まずは自分を知ってもらうことから始め、顧客のプロジェクト構想や「やりたいこと」を細部まで確認し、コンセプトを確定させていきました。その時点で可能と判断できることと、検討を進めるにあたり明らかにすべきことを明確化し、顧客発注までのプロセスを提案しながら、お客様にとって利益を最大化できる機器やインテグレーションを提案していったのです。
一方で、失敗から学んだことも多くあります。顧客が発注するにあたり優先しているコンセプトを上手くつかみ取れず、提案が上手くいかなかった結果、失注したことがありました。この経験から、提案の優先順位の付け方を見直すきっかけになりました。自社や仕入先ができること、できないこと、実現したいことを整理し考えながらも、受注実現に向けて、顧客の考えていることや求めていることを「どのようにすれば実現できるのか」をより深く考えて優先順位をつけるようになったのです。
学生時代と比べて大きく成長したと感じるのは、相手がどのようなことを考えていて、何を欲しているかをよく考え、それに対するアクションを起こすようになった点です。社内メンバーやお客様、仕入先それぞれの立場を理解し、物事の流れを考え、様々なケースを想定して言動を行うようになりました。私が仕事をする上で大切にしているのは、利益の最大化です。自社の利益追求はもちろんのこと、お客様や仕入先も最大の利益を獲得できるようにすることを常に心がけています。
デジタルツインで切り拓く未来と、共に成長するチームづくり
短期的には、ロボットシステムのデジタルツインとシミュレーション統合に関わっていきたいと考えています。今やデジタルツインは、設計前検証から仮想立上げ、運用最適化、そしてAI学習基盤まで、一気通貫で担う重要な技術となっています。特に日本のFA分野においては、既存ロボットとの接続性が重視され、「現場実装」と「段階的高度化」が求められている印象です。具体的には、まずロボットシステムの本質理解や現場プロセスの再学習を行い、次のステップとして設計前検証や仮想立上げに繋げていきたいと考えています。
中長期的には、現在の業務を自社の一事業として大きく飛躍させ、ブランディングと企業価値に貢献することを目標としています。売上としては中期で現在の5倍を目指しており、そのために販売方法の多角化を進めていく予定です。そして、チームも大きくし、それを導くマネジメント担当者として活躍したいと考えています。理想とするリーダー像は、チームとして進むべき方向性を分かりやすく示しながらも、部下に自身で考えさせる場面を自然に設けることができ、部下やチームが成長できるような環境を作り出せることです。
今後チームを大きくしていく中では、それぞれが個性を持っていて、自ら考え実行できる人材を集めて、利益を最大化する目的を一緒に達成できるチームを作っていきたいです。人と会社のつながりを大切にでき、自ら進んで新しいこともチャレンジできる方にぜひジョインしていただきたいと思います。
採用候補者の皆さんへ。 中央工機株式会社では、FA分野であらゆる機器を取り扱い、それらをソリューションとして提案していく、スケールの大きな仕事に取り組むことができます。変化を恐れずに新しいことに挑戦できる柔軟性のある方、そしてチームワークを大切にし、積極的にコミュニケーションを取れる姿勢を持った方が活躍できる環境です。 社内には、人とのつながりを大切にし、前向きに仕事へ取り組む社員が多く在籍しており、日々の業務を通じて自然と学び合える風土があると感じています。そうした環境の中で経験を重ねることで、一人ひとりが成長を実感しながら、安心して長くキャリアを築いていける会社だと、私は思います。

