日本では体験できない刺激──海外との関わりが、将来図設計のポイント
コロナ禍になり、2021年現在は在宅での就業が週2日、出社が週3日となっています。ITの仕事はパソコンさえあればできることがほとんどなので、オフィスに出勤する働き方に囚われなくても、スキルさえ身につければどこでも稼働できる働き方が魅力です。
実は私は、将来的に海外で働きたいという思いがあります。過去に海外経験があり、その際に感じる文化や価値観の違いにおもしろみを感じたことがきっかけです。そこから得られる刺激が欲しいときには旅行に出掛けることもありますが、海外で働いたり住んだりできれば、人生がもっと豊かになるのではないかと考えています。
現在も、仕事で海外の方と連絡を取ることがあるんですが、仕事に対してルーズな一面もあり、日本とは違う仕事のスタイルが見受けられます。
そういったことをストレスに感じる人もいるかもしれませんが、私はおもしろいと感じるタイプ(笑)。
なので、海外に住んだり、海外の方と一緒に働いたりできる環境に身を置くことは、私が描いている将来図の中で大きなウエイトを占めています。もともとIT業界へ進んだのも、海外への想いとつながりがありますしね。
ただ、学生時代は英語の勉強しかしていなかったので、前職まで語学以外の専門的な知識は何も持っていませんでした。そこで、「英語だけではもの足りない」と感じてITについて勉強しようと考え、転職を決意したんです。
英語というツールに加え、専門的なスキルがあれば怖いもの無しですよね。日本でなくても働けますし、逆に海外で日本語を活かす方法もあるのではないかと思います。
そうした想いや考えがあり、アレックスソリューションズへ入社しました。入社以降、日本人以外の方との出会いは枚挙にいとまがありません。母国語でもないのに日本語を主として働いている姿を見ると、純粋に「すごいな」と感じます。
現在はコロナ禍で社内交流会などがなくなり、なかなか同じ会社でも現場が違うと交流を持つことが難しいですが、同じ会社から台湾とネパールの方と現場が一緒になって同じチームで働いています。
中でも台湾の方は、海外出身であると感じさせないくらい日本語がうまいんです。日本の文化や働き方を勉強して、適応するように努力をしているんですよね。その点からもやはりすごいなと感じますし、自分も頑張らなければと刺激になります。
学ぶことを吸収しやすい体質になることが大切──資格学習への熱意
IT関連の資格もまったくない状態でアレックスソリューションズに入社しましたので、最初の研修から、ネットワーク基礎の資格であるCCNAやシスコ関連の勉強を始めました。
CCNAは、IT業界関連の中ではメジャーな資格。アレックスの中でも取得している人はたくさんいます。研修で勉強し始めた2カ月後ごろに資格改定があり、範囲が広がって少し難易度が上がったんです。そのため、勉強し直して学習を続けています。
実は、CCNAの学習は今担当しているテレビ会議システム端末やサーバー運用を担当するビデオカンファレンス(VC)の仕事内容とは大きくは重なりません。
また、IT業界自体、資格をいくつ持っているかというよりも、どれくらい経験があるかを重視されると感じています。実際、資格を持っていない人も多いですし、持っていなくても経験や年数が長い方のほうがエキスパートとして現場で活躍できることのほうが多いので。
でも、知識があれば、それは「飲み込みの早さ」につながると思います。だからこそ、新しく学ぶことがあるときには、それを吸収しやすい状態になっていたい。そういう意味で、資格を取りたいと考えています。
学習方法については、私は自分のペースで進めることが好きなので、最初の研修以外は独学で勉強を進め、既にCCNAを取得していた先輩から情報をいただくこともあります。
また、英語と日本語を選んで受験できるのですが、英語で受けるメリットの方が多いといった情報も聞きました。せっかくであれば自分の強みでもある英語で受けようと考え、英語で問題を解いて勉強しています。
今までネットワークやIT関連の資格の勉強をしたことがなかったので、ほかのジャンルと比べることはできないんですが、そもそもネットワーク自体が目に見えないものですよね。目に見えないものを勉強するわけですから、想像力が必要だなと日々痛感しています。
成長実感が、さらに自分を成長させる
今でこそ、実務や資格取得の勉強をしながら知識を増やしていますが、IT業界に入るまでは、実際にどのような仕事なのかまったくわかりませんでした。漠然と、「パソコンを使うんだろうな」「難しそう」といったイメージを持っていましたね。
そんな不安とは裏腹に、実際にアレックスソリューションズに入社してみて、仕事を難しく感じることはあまりありません。知識の積み重ねや慣れが重要なんだと思います。
また、IT業界は自分の成長を実感しやすい業界だと感じることも多いです。とくに、働きながら知識を増やせることが、自己成長に大きな影響を与えています。
問い合わせの内容がわかるようになったり、人に聞かずに自分で対応できるようになったり、対応スピードなど、すべてに関して成長を実感するタイミングが少なくありません。
前職のアパレルの仕事では、接客はお客様やその日によって変化するため、「成長している」という実感を得ることは難しかったです。
一方でIT業界は、「以前できなかったことができるようになることが嬉しい」ということが、顕著に起こる業界だと思います。
たとえば、「テレビ会議システムの不具合がある」というインシデントが入ると、原因の追究、作業員や会議室の手配といった一連の流れがあります。最初はこの流れを把握することすら難しかったんですが、それが当たり前のようにできるようになりました。
他にも、サーバーがどういう動きをしているかを記録しているログを読み、おかしいと考えられるポイントをチェックすることもできるようになったんです。まだわからないことも多いですが、該当のトラブルがあった時間に紐づくログを探して、「ここでこういう挙動が起っているからここがおかしいんじゃないか」とある程度気づくことができるようになりました。
こうした一つ一つの業務から成長を感じやすいことが、前職との大きな違いですね。
また、IT業界での働き方も魅力の一つです。
私は現在小さなチームで動いており、担当する仕事の振り分けがあります。わからないことはもちろんチーム内のメンバーに質問し、手が足りないときは助けてもらうこともあるんですが、担当した仕事に関しては自分ひとりで手掛けるケースも結構あるんです。
こうしたチームとして働きつつ、個人として動く部分も多い今の働き方は、自分に合っていると感じています。
IT業界で得たスキルを、海外で発揮したい
良い意味でギャップを感じたのは、IT業界に対してだけではありません。
実は、今の仕事をするまで、トラブルシューティングという仕事は、不具合に対してクレームのご連絡をいただくことが多いのだと思っていました。ですが、そういった方は意外と少ないんです。
問い合わせの内容としても、誤操作やユーザーがケーブルを抜いてしまったことなどが原因の場合も多いですね。ですから、そうしたトラブルに対してサポートをすると「直していただいてありがとうございました」と感謝されることが多く、いい意味で、入る前に想像していた仕事内容とのギャップがありました。
前職でもお客様とのコミュニケーションは多くありましたが、そことの違いとしては不具合やトラブルが起きたときに「助けて」というマインドでお客様からの連絡があることですね。
また、対面ではない上にシステムについてとなると、丁寧に説明しないと伝わりにくいこともあります。しかし、そういった丁寧さや柔軟な対応が求められる点については、対面で接客をしていた経験が活きていると実感することも多いですね。
過去の経験を活かしながらも、新しい知識を身につけていける──全くの未経験ではありましたが、転職をしてよかったなと確信しています。
転職前も「海外に行きたい」という気持ちが強かったので、接客業で英語を使いながら海外に行くことも考えていました。
ですが、自身がスキルを持っていれば、困っている人をスムーズに助けることができる。そういった点でも、違う業界に転職し、英語以外のスキルを身につけることができてよかったと考えています。
これからも、IT業界ならではのスキルを磨いて、いずれはその力を海外でいかんなく発揮していきたいですね。

