デジタルを通じて顧客体験の最大化を目指す
私たちデジタルマーケティングチームは、日々刻々と変化するデジタル環境の中で、顧客との新しい接点づくりに挑戦し続けています。具体的には、ウェブサイトの改善やSNS運用、コンテンツマーケティング、そしてデータ分析など、幅広い業務を担当しています。
私たちのミッションは、デジタルを通じて顧客体験を最大化し、ブランド価値を向上させることです。単純にインプレッション数などの数値だけを追いかけるのではなく、私たちが発信する一つ一つの施策が、実際に消費者の方々にどのように受け止められているのか、共感していただけているのかを常に意識しています。
私自身は、トヨタ自動車の企業公式SNSアカウントの運用を担当しています。X、Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeなど、各プラットフォームの特性に合わせたコンテンツの企画から制作、投稿、そして運用や分析まで、幅広い業務を手がけています。
チームは10名前後のメンバーで構成されており、それぞれがマーケティングやデータ分析、コンテンツ制作のスペシャリストとして活躍しています。特筆すべきは、チームの雰囲気がとても フラットであることです。年次や役職に関係なく、誰もが自由に意見を発信できる環境が整っています。
また、チーム内では日々の知見や経験を積極的に共有する文化が根付いています。例えば、あるSNSキャンペーンで成功した施策があれば、その成功要因を分析し、チーム全体で学びを共有します。失敗事例についても、次につながる気づきとして、オープンに議論しています。
このように、私たちは常に顧客目線に立ち、デジタルを通じた新しい価値創造に取り組んでいます。チームメンバー一人ひとりが、自身の専門性を活かしながら、協力し合って業務を進めています。
デジタルマーケティングの新たな挑戦
私がデジタルマーケティング部門に参画したのは、チーム発足直後のことでした。デジタル接点が多様化する中で、より効率的かつ効果的に顧客とつながる手段が求められ、マーケティング活動をデジタル領域で最適化していく必要性から、この部署が立ち上がりました。
新しいチームの一員となることは、大きな期待とともに責任も感じました。特に印象に残っているのは、それまでトヨタ自動車の広報部が担当していたSNSアカウントの運用を、私たちのチームで一括して受け持つことになったときのことです。投稿の仕組みやルールづくりなど、まさにゼロからのスタートでした。
また、新規SNSアカウントの開設に関する相談対応も重要な業務の一つとなっています。社内の各部署からトヨタ自動車として新しくSNSを開設したいという相談を受けた際は、戦略的な観点からアドバイスを行うことも増えてきました。
初期の頃は、SNS運用の基盤づくりとデータ分析が主な業務でした。それらの取り組みを通じて、徐々にトヨタ自動車のデジタルマーケティングの形が見えてきました。現在では、その基盤をもとに、トヨタのブランド価値向上につながるSNSの企画立案や実施に力を入れています。
特に印象深い取り組みとして、昨年実施した「とけネコ」プロジェクトがあります。夏季の車内での熱中症事故防止を目的としたこの施策は、危険な温度に達すると溶け始める猫のフィギュアを作成し、車内温度上昇の危険性を直感的に伝える動画を制作しました。この取り組みは、SNSで過去最高のエンゲージメントを記録し、YouTubeアワードのファイナリストにも選出されるという大きな成果を挙げることができました。
このように、デジタルマーケティングを通じて社会課題の解決にも貢献できることを実感しています。業務プロセスの構築や新しい取り組みを実行することは確かに困難を伴いますが、それ以上にやりがいを感じられる仕事だと日々実感しています。
データと向き合い、価値を生み出すやりがい
私たちのチームでは、メンバー一人ひとりの成長を大切にしています。毎朝の定例ミーティングでは、日々感じていることやSNS上でバイラルヒットしている事例の共有を行っています。この習慣を通じて、メンバーが自発的に新しいツールや方法を取り入れようとする姿勢が育まれていることを実感しています。
特に印象的なのは、メンバー個々のスキルアップへの意欲です。デジタルマーケティングの世界は日進月歩で、常に新しい知識やスキルが求められます。そんな中で、チームメンバーが自ら学びを深め、その知見を共有し合う文化が根付いていることは、とても心強く感じています。
プロジェクトを進める上では、納品までのスケジュール管理を特に重視しています。私自身がメインとなって進行する企画の際は、必ず逆算での工程管理を行い、いつまでに何を完了させる必要があるのかを明確にしています。協力会社や社内メンバーとのコミュニケーションも欠かさず、まめな調整を心がけています。これは、最高品質のアウトプットと確実な投稿を実現するための私たちの基本姿勢です。
この仕事の最大のやりがいは、デジタル領域での施策が顧客に直接的な影響を与えられる点です。データに基づいて施策を実行し、その結果が具体的な数字や反応として返ってくる。この実感できる手応えこそが、私たちの仕事の醍醐味だと感じています。
特に印象に残っているのは、トヨタ公式SNSアカウントの編集長から言われた「SNSアカウントは会社の玄関だ」という言葉です。確かに、現代では多くの人々が企業との最初の接点としてSNSを通じて情報に触れます。その重要な接点で、どのような情報を見せるべきか、何を伝えるべきかを考え抜くことは、大きな責任であると同時に、やりがいにもつながっています。
私たちの仕事は、デジタルという目に見えない世界で、確かな価値を生み出していくことです。データと向き合い、戦略を練り、実行する。その過程で感じる達成感と、顧客からの反応を直接感じられる喜びが、日々の原動力となっています。
デジタルとヒューマンドリブンの融合で、新しいカーライフ体験の創造へ
私たちのチームでは、いま車の購入を検討している方だけではなく、これからのお客様との絆をより一層深めていくために、カーライフにおけるコミュニケーション体験やコンテンツづくりに力を入れていきたいと考えています。
お客様にとって本当に価値のある体験を提供することは、私たちの重要なミッションです。そのために、SNSの特性を最大限に活かしたクリエイティブな施策を展開し、企業としてのブランド力を高めていきたいと考えています。同時に、私たちの発信する情報が社会全体にポジティブな影響を与えられるよう、常に意識を持って取り組んでいきたいと思います。
チームのミッションとして掲げているのは、前述したカーライフにおけるコミュニケーション体験やコンテンツづくり、そしてデータを活用したお客様視点でのマーケティングコミュニケーションの進化です。このミッションを達成するために、メンバー一人ひとりが持てる力を発揮し、共に成長できる組織づくりを目指しています。
そのため、私たちのチームでは、新しいことに積極的にチャレンジする意欲を持ち、チームワークを大切にしながら成果を出すことを楽しめる仲間を求めています。特に、SNSやAI、デジタルテクノロジーといった最新のトレンドに興味を持ち、それらを活用して新しい価値を生み出すことに情熱を持った方々と一緒に働けることを楽しみにしています。
私たちは、デジタルの力とヒューマンドリブンを組み合わせることで、より豊かなカーライフ体験を創造していきたいと考えています。そして、その体験を通じて、お客様との絆をより一層深めていければと思います。新しい時代のカーライフコミュニケーションの形を、共につくっていける仲間との出会いを心待ちにしています。

