2025年6月13日、フリー株式会社主催のイベント「健康経営Fes!」にて、「推せる職場とは!?徹底解剖!〜採用と就活の現場から探る〜」と題したステージが開催。「働きやすさ」と「働きがい」の2つが両立した“推せる職場”について議論しました。
本記事では、就活生の皆さんの会社選びに役立つポイントに焦点を当て、イベントの様子をお届けします!
登壇者プロフィール
久嶋 渉さん(左):フリー株式会社 新卒採用・研修チーム マネージャー
山崎 紗佑里さん(中央左):株式会社NEWONE 採用インターン生(26卒内定者)
武藤 希さん(中央右):法政大学キャリアデザイン学部2年生。渋谷クロスFMラジオ番組「脱力就活」の制作メンバー
久保 圭太(右):talentbook株式会社 コーポレートコミュニケーション室 室長
【“働きやすさ”・“働きがい”とは?】推せる職場が生まれる土台を知る
──「推せる職場」の重要な土台となる「働きやすさ」。早速ですが、学生の皆さんにとって「働きやすさ」って、具体的にどんなことでしょうか?
山崎さん:上司や同期との信頼関係がしっかりあって、安心して挑戦できる環境のことだと思います。良い刺激や、丁寧なフィードバックをもらえることが、心理的な安心感や働きやすさにつながると考えています。
武藤さん:わかります。私も風通しがよくて、自分の意見を言いやすい関係性が大切かなと考えています。
──なるほど、お二人とも「良好な人間関係」や「心理的な安心感」がベースにある、と。採用や多くの企業を見てきた久保さん、この点はどうですか?
久保:まさにその通りだなと思っています。2024年に当社が学生620人に行った調査では、就活で不安に思うことのトップ3に「人間関係」と「ワークライフバランス」が入っていました。そうした「働きやすさ」は前提としてあった上で、どれだけ働きがいを得られるかが、今は求められていると思います。
久嶋さん:私たちfreeeでも「心理的安全性」を大事にしています。挑戦して仮に失敗した時に、失敗を受け入れてもらえるという安心感がないと、結局だれも挑戦しなくなってしまう。だからこそ、働きやすさの土台である「心理的安全性」と、「挑戦できる環境」は、セットで用意することが必要です。そして挑戦の機会こそが、学生の皆さんが求める「働きがい」に直結すると考えています。
【“推せる職場”になるには?】「働きがい」のある環境を見極めるヒント
──「働きやすさ」という土台の次に重要になるのが、もう1つの要素である「働きがい」です。では、皆さんはどんな環境に「働きがい」を感じるのでしょうか?
山崎さん:私は、その会社が掲げている「パーパス(企業の存在意義)」が、組織に浸透しているかを重視していました。ホームページで見るだけではなく、面接や面談で社員さんと直接お話しする中で、「この方々は、本気でこの目標をめざしているんだな」という熱量を肌で感じられるかどうか。それが、入社後に自分が働きがいを持てるかの大きな判断基準になりました。
武藤さん:私は、新卒で入社した後の研修制度が手厚いと、安心して仕事を始められるので嬉しいです。それから、いろんな部署の仕事を経験できることも大事かなと。今は1つの仕事をずっとやる時代ではないと思うので、会社の中で自分の適性を探し続けられるような場所は魅力的です。
──なるほど!企業選びのヒントが見えてきましたね。企業側の視点から、学生が「働きがいがある」と判断できるポイントはありますか?
久嶋さん:まさに武藤さんのおっしゃる通りで、「初期研修の充実度」と「中長期で多様な経験ができるか」は、今お会いする学生の皆さんが非常に気にしているポイントです。とくに後者は、終身雇用が前提でなくなった今、「自分がその会社で何を得られるのか」という視点に直結します。私たちfreeeでも、社内異動が比較的多いことを、社員の成長につながるポジティブな魅力として積極的に伝えています。
また、山崎さんがおっしゃったミッションやパーパスが明確で、少し“尖っている”ことも大事な要素だと思います。われわれは「スモールビジネスを、世界の主役に。」とミッションを掲げていますが、会社がどこに向かっているかがハッキリしていると、そこに共感した熱量の高い人が集まります。結果的に、社員全員が同じ方向を向いて自律的に働く、成長しやすい環境が生まれます。
【“推せる職場”であることを届けるには?】「働きやすさ」と「働きがい」を見抜く方法
──ここまで「働きやすさ」と「働きがい」の具体的な中身を見てきましたが、企業は「推せる職場」を、どうやって届け、学生はどう見つければいいのでしょうか。武藤さん、山崎さんの場合はどう情報収集していますか?
武藤さん:会社の採用サイトはもちろんですが、TikTokなどのSNSでまとめられている、おもしろい企業もチェックしています。
山崎さん:私が一番参考にしていたのは、ホームページにある「社員個人のインタビュー記事」です。その人がどんな思いで働いているのか、どんなキャリアを歩んでいるのか。個人のストーリーを読むことで、会社のリアルな雰囲気が伝わってきました。
──なるほど。SNSで使われる動画と、じっくり読む記事とでは、情報の受け取り方も違いそうですね。
武藤さん:はい。私もまず動画で企業のイメージをつかんで、そこで「もっと詳しく知りたいな」と思ったら記事を読みにいきますね。
山崎さん:私も社員さんの1日に密着した動画を見た時、記事だけでは得られなかった親近感を覚えたこともあったなと思います。
──やはり、加工されていない「生の声」が、形式を問わず重要なんですね。
久保:その通りですね。そして、そもそも企業名で検索した時に、公式サイト以外の多角的な情報(記事、動画、SNS、イベント情報など)がきちんと出てくるかは、信頼できる企業かどうかの大きな判断基準になります。情報発信に力を入れている企業は、それだけ候補者と真摯に向き合おうとしている、ということですから。
まとめ
今回のイベントで見えてきたのは、「推せる職場」を見つけるための、極めて実践的なヒントでした。talentbook編集部では、今年の夏ごろに推せる職場特集も掲載いたします。
ぜひ、自分にとっての推せる職場を見つけるヒントにしてみてください。
推せる職場ラボのサイトはこちら
株式会社NEWONEの採用サイトはこちら
フリー株式会社の採用サイトはこちら
脱力就活のサイトはこちら
