就活・転職活動に役立つキャリア学習サイト「talentbook」をどのように活用しているのかを読者にインタビューしていく本企画。
今回は、ヒット商品を作ることに強い興味を持ち、学びを深めながら、今後の就職活動に向けて情報収集をしている、産業能率大学 経営学部 経営学科 2年 新堂 慧さんにお話を伺いました。
<インタビュー答えてくださった方>
産業能率大学 経営学部 経営学科2年 新堂 慧さん
出身:青森県 八戸市
<就職活動の状況>
・将来の仕事については、まだ具体的には決めていないが、ヒット商品を作ることに強い興味を持っている
・2年次の後期からは商品企画に特化したゼミに入り、商品企画についてさらに学んでいく予定
・法人営業のインターンを経験してみたいという気持ちがある
(大学2年生の9月現在)
<キャリア学習サイトtalentbookの活用方法>
・「商品企画」や、「未経験で営業」、「成果」というキーワードで、ストーリーを検索し探して読む
<学び・気づき>
・商品を企画する上では、より多くの商品を見て学ぶ必要性を感じた
・就職先を探す際には、商品の視点から探す方法も一つの方法だと気づいた
・地方やベンチャー企業だけでなく、大企業でも自分が大きな挑戦をできると知り、選択肢が広がった
・営業は「難しい、きつい」というイメージだったが、実際に取り組むとおもしろさが増すと知り、挑戦意欲が湧いた
・成果にこだわる社会人の姿を見て、自分の足りない部分に気づき、もっと努力しようとモチベーションが高まった
自分で作ったシューズが商品企画への興味につながった
──はじめに、産業能率大学への進学を選ばれた背景を教えてください。あわせて、「商品企画」に興味を持ったきっかけも教えてください。
中学・高校ではバスケットボールを頑張ってきたのですが、高校生活も終わりに近づくにつれて、次第に将来のことを考えるようになりました。その中でふと気づいたのが、バスケットボールを通じて芽生えたものづくりへの興味でした。
ナイキでオーダーメイドのバスケットボール用シューズを作ったことがあるのですが、自分でデザインするのが楽しいのはもちろん、そのシューズを履いてプレイすると、今まで以上のワクワク感やモチベーションの高まりを感じました。
また、挫折した時もシューズを変えるだけで気分が前向きになったんです。この経験が、商品企画や製品開発への興味につながりました。
そうした分野が学べる大学を調べて知ったのが、産業能率大学です。OBやOGが楽しそうに商品企画の仕事をしている姿に惹かれました。
また、オープンキャンパスに行った際、先輩たちの対話力の高さと学内の活気ある雰囲気に触れ、自身が成長できる環境だと感じました。これまでのバスケットボール経験の中でも、「意識の高い人がいる環境」に触発されて頑張れていた部分もあったので、そのような環境が自分には合っていると実感したんです。
ゼミや学外での活動を通して商品企画を実践。実体験で得られるスキルと経験
── 大学に入学されてからこれまでどのような活動をされてきましたか?
1年生の後期から、PBL(課題解決型学習)の活動に力を入れました。テーマは石垣島の特産物である「もろみ豚」の廃棄率削減を実現する商品です。私たちのグループは、石垣島のもろみ豚の栄養素が妊婦さんの求める栄養素と一致していたことから、妊婦さんをターゲットにした商品を企画することにしました。
商品自体は他のグループの方が良かったかもしれませんが、ターゲット設定と廃棄量削減の関連性が強かったことが評価され、ゼミ内で勝ち上がったのちに、全22ゼミの中で最優秀賞を受賞しました。大学に入って初めての成功体験となり、大きな自信になりました。
そのままの勢いで、1年生の春休みには地域ベンチャー留学に参加しました。茨城県 大子町の「藤田観光りんご園」に行き、1カ月間でいくつか商品を企画しました。企画の一つであるバーベキューサイトのピザ窯を使ったりんごのピザ作り体験では、モニターのお客さんを招くこともできました。商品企画の楽しさや、実際に企画を遂行する上での時間管理の重要性を学べてよかったです。
現在もアルバイトという形でりんご園と関わっていて、今後はりんご園の課題である閑散期の集客についても改善策を考えていきたいと考えています。
憧れの存在を追いかけ、商品企画を軸に経験を広げていくる
── 大学生活も後半に入りましたが、さらに挑戦したいことはありますか?
これからはゼミと長期インターンに挑戦したいと思っています。2年次の後期から商品企画に特化したゼミに入ることが決まり、今後は商品企画に関する活動が増えていく予定です。
一方、長期インターンについては、先輩の勧めもあり、法人営業を経験してみたいと思っています。少し苦手意識はあるものの、やりがいがあると聞いたので、挑戦してみたいと思っています。
──現時点で、就活やキャリアに関して考えていることはありますか?
将来の仕事については、まだ具体的には決めていませんが、食品業界やヒット商品を作ることに強い興味を持っています。商品企画への気持ちは、YouTuberであるヒカルさんの影響が大きいです。ヒカルさんは、「自分の生活する周りのものは自分でプロデュースした商品がいい」という話や、「いい商品を世の中に出せば高いサービスでも売れる」と話していました。
それを聞いて私も、「ヒット商品を作ることが、世の中のためにもなるし、自分のためにもなる」と考えています。なので、人の生活の一部になるようなものを作り出したいんです。また、厳しい環境でも成果を求め、自分が納得できることを人生で成し遂げたいなと思います。
「商品企画」をキーワードに人生の先輩の経験や考え方を吸収していきたい
──talentbookではどのようなストーリーを読まれましたか?
「商品企画」や、「未経験で営業」、あとは「成果」というキーワードで、ストーリーを探して読んでみました。その中でも4つのストーリーが印象に残っています。
──ストーリーを読んでみて印象に残っていることや、気づきや学びがあったら教えてください。
サントリー食品インターナショナル 森さんのストーリーを読んで、大手企業でアイデアを考えて、挑戦するスケールの大きさを感じました。
自分も挑戦するなら、それくらい大きな挑戦がしたいと思いました。地方やベンチャー企業に行った方が、自分の役割や責任を感じながら仕事ができるのではないか、と思っていたのですが、大きな企業で働くことで、より大きな挑戦ができることに気づきました。
目指すは「自販機界のさかなクン」──自販機を“鉄の塊”から脱却させるアイデアとはサントリー食品インターナショナル株式会社 森 新さん
<ストーリーの要約>
・サントリーの自販機事業で新サービス開発を担当。“法人企業の課題解決”というテーマを掲げている
・自販機の一番の魅力を“お客さんに近い”小売店と考え、設置場所によって異なる付加価値を提供できるサービスを企画
・その一つとして企画したのが「社長のおごり自販機」。社員が2人揃って社員証を自販機にかざすと、会社負担で飲み物がそれぞれ1本ずつ無料でもらえるという仕組み
かんぽ生命保険 遠藤さんのストーリーは営業のイメージが変わりました。営業には「難しい、きつい」というイメージがあったのですが、遠藤さんが「やっていく中でおもしろさがましました」と話していて、私も早く営業のインターンに挑戦したいと思うようになりました。
お客さまに喜んでほしい━━その一心が原動力。全力な仕事ぶりで育む、唯一無二の信頼株式会社かんぽ生命保険 遠藤 未咲子さん
<ストーリーの要約>
・ケガをきっかけに、保険の重要性を感じて、かんぽ生命に入社
・未経験で法人営業になり、鏡を置いて自分の表情を見ながら電話するなど、努力しながら営業スキルを磨いている
・お客様から「遠藤さんが勧めてくれた保険だから入るよ」と言っていただけた時にやりがいを感じている
エスプール 平野さんのお話は、平野さんの成果にこだわる部分に強く共感しました。自分自身の足りていない部分を知ることもでき、もっと努力しなければとモチベーションにつながりました。
「成果を出して、社長になる!」“周りの目が気になる少女”だった4年目社員の挑戦株式会社エスプール 平野 茜さん
<ストーリーの要約>
・人材コーディネーター、支店の立ち上げ、コンサル営業職、人事部、新規事業開発など、さまざまな仕事を経験
・難易度の高い仕事を経験する中でも、成果を上げることに仕事の楽しさを感じている
カインズ 吉井さんのストーリーでは、やはり商品を企画するのであれば、多くの人の目に留まる商品を作りたいなと思いましたし、もっといろんな商品を見て学ぶ必要性を感じました。また、就職で自分がどの分野に行きたいのかを、商品を元に探していくのもよいなと思いましたね。
ホームセンターではなく“カインズ”に! 商品開発で、世界を日常から変える株式会社カインズ 吉井 純人さん
<ストーリーの要約>
・ヒット商品の開発と新業態展開の加速化などに取り組んでいる部署に所属
・収納棚や収納品のサイズに合わせて組み合わせをカスタムできる「Skitto」という商品を企画
・企画した商品が、シリーズ累計販売数116万個というヒット商品に
皆さん職業や、働き方は異なりますがどの記事からもやりがいや楽しさを感じたので、就職後にやりがいを見つけるのも楽しみです。
加えて、もっと外に出て、いろんなものを見て、いろんな経験をした方がいいなと思いました。いろんな方の話を読んだからこそ、まだまだ知らない商品やサービスがあること感じたので、知識をつけるのも大事ですが、マーケットを知るためには、人を知ること、人との関わりを増やしていくことが大事だなと思いました。
また、自分は一つのことにまっすぐになってしまうタイプなのですが、柔軟な考え方と多様な選択肢を持てるようになりたいですね。商品企画をやるとなったら、そういう考え方ができないと、通用しないなと思いますから。
──今後はどのようにtalentbookを活用したいですか?
今は「商品企画」を軸に学び、経験を積んでいますが、まだ2年生なので、そこまで就活にこだわらなくてもいいと思っています。まずは記事をたくさん読んで職種・業界を知るのもそうだし、大切にしたい価値観はなんだろうとか、自分が選択をしていく上でのポイントみたいなものを見つけていきたいなと思いました。
身近な大人が、地元の青森で就職していたり、公務員だったりと、選択肢がある中で自ら道を選んだという人があまりいないんです。選択肢をもっと広げるためには、情報量を増やす必要がありますし、なにより、talentbookに載っている方の話は自分にとっても刺激になります。
記事を読んで、その方の考え方を取り入れることもできるので、そういう意味でもtalentbookの記事をたくさん読んでみたいと思います。とくに、成果を追い求めることに重きをおきながら働いている方のストーリーをもっと読んでみたいですね。
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
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