私は総合研究所の「材料プロセスグループ」 に所属する4年目のエンジニアです❗
未来のモビリティ社会を見据え、自動車の進化と環境負荷の低減に向けて最先端技術の研究・開発を担っているのが私たちの総合研究所です。
総合研究所の拠点は横浜の本社や厚木の日産先進技術開発センターなど複数ありますが、私の所属する材料研究を専門とする「材料プロセスグループ」は追浜にあります。
次世代の自動車を支える新素材や技術の開発に取り組み、日々仲間とともにアイデアを出し合い、試行錯誤を重ねながら、カーボンニュートラルの実現に向けた革新的な技術を生み出すことに情熱を注いでいます。
この記事では、私たちの研究現場のリアルな一日を通じて、総合研究所の魅力や、そこで働く私たちの日常を少しだけ垣間見ていただきたいと思います!
【8:45】 最寄り駅「追浜駅」へ到着
最寄り駅のある京急電鉄追浜駅で下車し、駅近くのバス停から通勤バスで日産総合研究所へ出発します。バスに揺られること約15分、「日産研究所」へ到着です。
【9:00】 勤務開始
出社後、まずは昨日行った実験の結果をグループ内で共有します。合成した材料の反応性や分析データをもとに、現象の背景や改善すべき点について議論します。
メンバーの中には、この分野を専門にしている人もいれば、異なる分野を背景に持つ人もいて、それぞれが自身の視点から積極的に意見を交わすことで、新たな気づきやアイデアが得られることが多いです。
午後には、共同研究を進めている大学の教授との打合せが控えています。事前にグループ内で内容をしっかりと共有し、実験結果の中で特に注目すべきポイントや、今後の共同研究の進め方について議論します。こうした準備を通じて、打ち合わせをより実りあるものにし、双方にとって有益な成果を目指しています。
共同研究は「Win-Win」の関係にしたいと考えています。そのためのコミュニケーションにはいつも真剣で、少し緊張することもありますが、それも研究者としての責任感の表れだと考えています。
【12:00】 ランチ休憩
お昼はグループのメンバーや同期と社内の食堂に行くことが多いです。たまにはお弁当を持参し、カフェテリアで仲間とにぎやかに食事を楽しむこともあります。
食後は、ホッと一息つくためにコーヒーを飲みながらリフレッシュし、午後の実験や作業に向けて気持ちを切り替えます!
【13:00】 大学の教授と打合せ
共同研究を進めている大学の教授と、オンラインで打合せを行います。
午前中に準備した実験データを一緒に確認しながら、観察された現象のメカニズムについて深く議論します。
この分野に精通した教授の多角的な視点が加わることで、私たちの理解は一層深まり、次の実験設計や改善案のヒントが得られることが多いです。
【14:00】 実験施設へ
打ち合わせ後はラボに移動し、材料の合成と分析に取り組みます。
グループメンバーや教授との議論を踏まえ、仮説に基づいた新たな条件で実験を行います。研究所では、実験のプロフェッショナルである試作部の技術者の方々と共に実験を行うことが多いです。
大学時代は一人で全てを行っていましたが、現在はチームメンバーに依頼したり、作業を分担したりしてチームで業務を進めるため、より深い理解や計画性が求められるようになりました。最初は苦労もありましたが、その経験も今では自信に変わっています。
また、設備の規模や数も大学時代よりも格段に大きく、実用化に向けて具体的な検討ができることに、入社当初のワクワク感を思い出します。
より良い結果を追求し、試行錯誤を繰り返す中で、反応に影響を与えるパラメータを一つひとつ丁寧に検証していく過程は、地道ながらも非常にやりがいのある瞬間です。
【16:30】 データの解析
実験から得られた分析結果を整理し、グラフや表にまとめて傾向を確認します。予想通りの結果が出ることもあれば、意外な挙動を示すこともあり、その理由を探ることで新たな発見につながることもあります。
総合研究所には、材料プロセスだけでなくさまざまな分野のグループが同じ居室にいるため、行き詰ったときには他のチームのメンバーに相談し、気づきやヒントを得ることも少なくありません。
また、解析結果は次の打ち合わせや報告書作成に活用されるため、正確さとわかりやすさを意識してまとめることを心がけています。
こうした積み重ねが、革新的な技術の創出やカーボンニュートラルの実現に近づくと信じて、毎日努力を続けています。
【18:00】 帰宅
今日はちょうど良いところで仕事を終え、退社します。帰宅時間帯は通勤バスも多く、駅までの移動も快適です。
教授との打ち合わせや実験など、ハードな一日ではありましたが、無事に乗り越え、充実感に満ちた一日となりました。
この後は、会社の仲間と体育館でバドミントンを楽しむ予定です。ラリーを交わしながら体を動かすことで、頭も心もリフレッシュできます。
こうしたリフレッシュの時間を持つことで、次の日へのエネルギーも自然と湧いてきます。
以上が、私の日常の一コマです。 いかがでしたでしょうか?
振り返ってみると、毎日が挑戦と発見の連続です。今取り組んでいる研究が世の中に出て、実用化されるまでにはおそらく5年、10年と長い道のりが待っています。それでも、未来の技術を形にするため、仲間とともに一歩一歩前進し続けています。
技術の力で社会に貢献できるよう、これからも努力と挑戦を続けていきたいと思います。
少しでも総合研究所の仕事の魅力ややりがいが伝われば幸いです!
