陣頭指揮をとって、大きくいろいろ動かしていきたい
藤原 「『何かに挑戦したい、動かしたい』という想いが高校生のころからありました」
高校3年間、人を動かして企画を立てることが好きだった藤原。クラスの学園祭責任者なども担当し、目標達成のために奮闘します。
藤原 「私の高校では毎年どこのクラスがお客さんを1番呼び込めたのか発表されることもあって、どうやったらお客さんを呼べる企画になるのか、収益率を上げるにはどうしたらいいのか考えているのが楽しかったですね」
企画立案やみんなにアドバイスなどをして、物事を動かしていくことが好きだった。そんな周りを巻き込み先導していく姿が、現在の藤原と重なります。このころの経験が、現在のナオ社での活躍の原点になっているのかもしれません。
藤原 「高校3年生のときに『CMのような短い時間で表現をする作品を制作してみたい』と思ったのがきっかけで、制作業界に進もうと考えました。現場で働くことが1番経験になると考え基礎を学ぶために、映像の専門学校に進学しました」
専門学校では主に演出に関して学び、音楽番組やドラマ作品の制作を経験。そして、卒業後2006年20歳のときにテレビ番組やCM、プロモーションビデオなどを手掛ける制作会社に就職するのでした。
藤原 「自社で企画、編集、撮影の全部ができる総合的な制作会社で、多くを学べると思いそこへの就職を決めましたね。また、専門学校の文化祭のときの総合演出をしている方が会社にいらっしゃって、その先輩方に誘っていただいたことも大きかったですね」
動画制作において全部できるようになるという目標を持った藤原。目標達成のために1社目で多くのことを学ぶこととなります。
未来を見据えて。これからの自分が目指すべき道
入社当時はADとして所属して、寝られない、帰れない日々が続いていた藤原。そのかいあって、入社して2年半のときにはがんばりが認められ、ディレクターの仕事をもらえるようになります。
少しずつディレクターとしての経験を積んできたころ、出向先にも行くようになり、会社ごとの演出の違いなどを学ぶことができたのです。会社によって業務が多岐にわたっており、現場での撮影を行うところもあれば、プロデューサーのようにキャスティングや経費の管理などを行うところもありました。
藤原 「『いろいろなやり方を取り入れていこう』という発想になったのも、1社目の制作会社と出向先の3社の経験があったからだと思います」
会社ごとの演出や業務からいろいろなやり方を取り入れたことにより、多くのことを学び、視野が広がりました。その結果、編成やプロデューサー、台本制作、撮影、編集など、番組制作において最初から最後までに必要なことを理解し、実行できるようになったのです。
専門学校卒業後、11年間いろいろな会社で経験を積んだことによって、動画制作のフローや演出などの違いを認識し、適応できるようになった藤原。しかし、それと同時にあることを感じ始めます。
藤原 「テレビが動画の主という時代が終わってきていると感じていたんです。ネットの動画がだんだんと強くなってきて、今後映像の業界がどうなっていくのかわからない状況でしたから、ずっとテレビの映像制作だけをしていることに危機感を持ち始めました」
そんな矢先、藤原は3社目の出向先から戻ってくるタイミングで転職を考えます。
藤原 「『ネットで配信する動画とかの制作現場も見てみたい、つくってみたい』という想いが芽生えて、テレビ以外で動画制作しているところを探し始めたんです」
そして、そのタイミングで、チャンネルの立ち上げ当初から見ていたゴージャス動画が演出や制作できる人を募集していたため、応募し、見事合格。2018年8月32歳のときにナオ社に入社することになりました。
自分なりの経験を生かしてクオリティを上げていく
入社時はディレクターがひとりしかいない状況であり、台本や現場をまとめる人がいなかったため、ディレクター業務を任されます。また、演出や撮影の実働が多かったため、編集業務が多い動画制作部の中では変わったポジションにいました。
藤原 「最初のころは動画制作の方法がテレビとは異なることに戸惑いを感じていたが。だからこそ、テレビで培ってきた経験や技術をナオ社の制作部で生かしていけるなと思いました」
前職との違いを感じながらも、ナオ社と藤原の各々が経験してきたことを生かして、動画制作のクオリティアップにつなげていったのです。
周りとは少し変わったポジションにいたため、評価されるのが難しかった藤原。ナオ社のコンテンツであるゴージャス動画5周年動画の際には総合演出を担当し、スタッフのスケジュール調整などのマネージャー業務も行ったのです。
藤原 「周りがやっていない仕事だけど、『この人がいると、この業務がつつがなく進行できる』という信用を積み重ねていきました」
そして入社して2年弱の2020年、日々の業務が実を結び、正式にマネージャーとなったのです。
学生のころから「陣頭指揮をとって、大きくいろいろ動かしていきたい」想いがあった藤原。ついにチームメンバーを先導する立場になったのです。
マネージャーになる前はメンバーにアドバイスという形で、より良い案を自然に伝えることができていました。しかし、成績や売り上げ目標値の達成の責任を担う立場になったため、アドバイスが明確な指示に切り替わっていったのです。
目指すのはいつでも挑戦できる環境。藤原の描く未来とは
マネージャーになってからは、常にチームメンバーのモチベーションについて考えているという藤原。
藤原 「私は人に評価されたり、数値的に伸びてきたのが目に見えてきたりすることがモチベーションになるのですが、モチベーションの要因は人によって違います。そのため、一人ひとりのモチベーション要因となるものを見つけるようにしていますね」
藤原はメンバーのモチベーションにつながるものを見つけて、より働きたいと思える環境づくりを行っています。それに加えて、コミュニケーションにおいても、心がけていることがあると語ります。
藤原 「ダメと言われても何を直せばいいかを、本人はわかりません。だから、否定してしまうときには改善案や代案を伝えることを心がけています」
より良いものをつくろうとすることが、的確な指示やアドバイスを心がける意識を生み、メンバーの成長につながっているのです。
今後ナオ社や所属部署でどのような取り組みをしようと考えているのか、藤原はこう語ります。
藤原 「今はインターネット動画の転換期の時代なので、変化が起きたとき、どこにビジネスチャンスが生まれるかわかりません。なので、そこを逃さず早めに動き出せるように、いつでも挑戦できるような部署にしていきたいです」
藤原の目指すものは、チャンスに備えた対応力にとどまりません。
藤原 「自社チャンネルだけでやっていくのではなく、マネジメント部門も伸ばしていきたいです。また、その中で挑戦できるものも探していきたいですね。
私が所属する部署の仕事ぶりによっては他部署の仕事内容が変わる可能性もあるので、連携してより良いものをつくっていきたいです。そして、やった分だけ評価できるような環境をつくりたいです」
常に先を見据えて挑戦し続ける藤原。今後Owned Media Department.をどのように支えて、導いてくれるのでしょうか。今後の活躍からも目が離せません。

