旅の不安を安心に、期待を感動に——JOSA入社を決めた原体験と就活の軸
大学生活の4年間で、私は経営や経済、社会福祉などを幅広く学んできました。少人数クラスで実践的な英語も学び、海外留学にも挑戦しました。その中で特に関心を抱いた「子どもの貧困」というテーマを掘り下げるため、フィリピンでのフィールドワークにも参加。現地の大学生とのディスカッションを通じて、同世代の価値観や社会への想いに触れたほか、孤児院の訪問や貧困地域で暮らす子どもたちとの交流を行い、現地のリアルな生活環境を肌で感じました。厳しい状況下でも力強く生きる人々と触れ合う中で、世界には「自分の当たり前」が通用しない現実があること、そして置かれた環境によって一人一人が抱える想いやニーズは異なることを痛感しました。
この経験は、生活保護受給世帯の生徒への学習支援のアルバイト経験ともリンクし、生徒一人一人の背景に寄り添いながら、教育格差という社会課題をより身近なものとして捉えるきっかけとなりました。一方で、化粧品雑貨を販売するアルバイトも経験し、純粋に「人と接すること」を楽しみ、お客さまとの会話を通じて商品を販売することにもやりがいを感じました。これらの経験から、私が就職活動で大切にしていた軸は、「人との関わりを通じて、誰かの人生の彩りや変化に貢献できること」でした。置かれた環境やライフステージによって人が抱える想いは千差万別だと学んだからこそ、その人の人生の節目や、大切な瞬間に寄り添える仕事がしたいと考え、航空業界のほかに人財、ブライダル、教育業界など幅広く検討しました。
就職活動は私にとって、これからの自分の人生をどう彩っていくかを考える大切なプロセスでした。そのため漠然とした不安やプレッシャーよりも、未知の業界を知るたびに自分の視野が広がる感覚があり、楽しみながら前向きに取り組みました。
JOSAを選んだ決め手は、実際に大阪国際空港を利用したり、説明会に参加したりした時に感じた社員の方々の温かさです。最高品質のサービスを提供しながらも、大阪の拠点らしいお客さまとの心の距離の近さや、親しみやすいおもてなしの心が溢れていると感じました。また、社員の方々が単に業務をこなすだけでなく、チームワークを発揮して安全に飛行機を飛ばすために尽力する姿に強く惹かれました。
私が軸としていた「人生の特別な瞬間に立ち会う」ことも、空港の地上係員という仕事なら実現できると感じました。一瞬の接客で旅の不安を安心に変え、期待を感動に変える。フィリピンでの経験から得た「今の自分に何ができるか」を常に自問自答する姿勢や、目の前の相手の背景を想像しながら真摯に寄り添いたいという想いを活かせることも、JOSAへの入社を決めた理由でした。
地上係員として現場を経験後、大学へ出向。学生たちの夢への挑戦をサポート
入社後はまず、JALグループ全体での合同研修を受け、グループの理念や社会人としての心構えを学びました。その後は、地上係員として必要な専門知識や接客マナー、端末操作といった実務教育へと進みました。現場配属後は、OJT(On the Job Training)が中心となり、学んだ知識を実践の場でアウトプットしながら、一つ一つの業務を自分のものにしていきました。JOSAには専門的なスキルはもちろん、状況に応じた臨機応変な対応力も着実に身につけられる環境が整っていると感じました。
2017年7月に空港オペレーション部に配属された私は、地上係員として搭乗手続きや航空券の発券、ゲート業務など幅広く経験しました。その後、2021年12月から約2年3か月の間、京都外国語大学のキャリア支援部へ出向しました。大学では、キャリアセンターを訪れる学生との個別面談や面接対策を行い、自分自身の強みを見つけ、前向きに就職活動に取り組めるよう伴走しました。また、学生の視野を広げるための海外・国内インターンシップ、学内企業説明会の企画・運営など、企業と学生をつなぐプラットフォーム作りにも携わりました。
最もやりがいを感じたのは、葛藤しながらも自分自身と向き合い続けた学生たちが、志望する企業から内定をもらい、感謝の言葉とともに報告に来てくれた瞬間です。航空業界を志望する学生も多く、私自身の経験を伝えながら、彼らの夢への挑戦をサポートできたことは大きな喜びでした。 私も大学生の頃は、キャリアセンターの皆さんに支えられながら就職活動をした経験があります。かつての自分と同じように期待と不安を抱える学生たちを、今度は自分が支える立場となり、彼らの人生の大切な分岐点に立ち会えたことは、貴重な経験となりました。
また、学生たちにグランドスタッフの仕事を伝える中で、この仕事の魅力を改めて実感しました。苦労や困難も多いのですが、やはり接客は楽しいですし、チーム一丸となって1つの便を出発させる達成感は、何にも代えがたいと思います。
「学生視点×現場経験者」でJOSAの魅力を発信し、会社・応募者とも納得できる採用
2025年12月からは空港オペレーション業務部キャリア開発グループへ異動し、現在は採用に関わる業務を担当しています。会社説明会の実施やインターンシップの企画・開催、選考に関する社内での調整、内定者の皆さまとのやりとりなど、業務内容は多岐にわたります。私の役割は、会社と人を心でつなぐ懸け橋になることです。採用は人の人生に関わる責任ある仕事だからこそ、会社と応募者の双方が心から納得できるかどうかを大切にしたいと思っています。
採用業務に取り組む上では、大学への出向で培った学生側の視点と、地上係員として働いた経験を掛け合わせ、自分にしかできない発信を心がけています。最近では、会社説明会でお話しした学生さんから「説明会を通じて、JALスカイ大阪の温かさが伝わりました」という言葉をいただきました。自分の言葉がその方の不安を払拭し、JOSAに興味を持つきっかけになれたことに嬉しさと責任を感じた瞬間でした。
採用担当に着任してからは、毎日が試行錯誤と勉強の連続です。現場での瞬時の判断力とはまた違う、中長期的な視点で物事を考え、周囲を巻き込みながら最適解を創り上げることの大切さと難しさを感じています。毎日のように壁にぶつかっていますが、どうすれば納得感のある採用につながるのか、チームの仲間に支えられながら、毎日全力で向き合っています。一つ一つの出会いを大切に、双方が納得できる採用を実現していくことにやりがいを感じている最中です。
「会社と人をつなぐ懸け橋」として、前向きに挑戦する仲間の輪を広げたい
今後も、会社と応募者、双方が納得する採用を心がけて活動していきたいと考えています。応募者が入社後の自分を具体的に思い描けるように、また入社後も「JOSAで働けてよかった」と思ってもらえるように、採用の段階から一人一人と誠実に向き合い、会社や仲間の想いを発信することで、会社と人をつなぐ懸け橋のような存在でありたいです。
そして、働くことを楽しみながら、目標を持って前向きに挑戦する仲間の輪を今後も広げていきたいとも考えています。入社してもらうことをゴールにせず、その人がJOSAで何を実現したいのか、どんな風に輝きたいのかを描けるような採用活動を心がけ、背中を押せる存在になりたいです。数年後、私が採用に関わった仲間たちが、それぞれの現場で自分らしく、前向きに挑戦している。そんな景色を社内に広げていくことが、私の今の目標です。
当社の魅力は、年次や立場に関わらず、困っている仲間がいれば「大丈夫?」と声をかけ、「ありがとう」を言葉にして伝える社風だと思います。社内ではサンキューチャットと呼ばれるグループチャットがあり、日々の業務で助けてもらったことや感謝の気持ちを文章にして伝える文化があります。忙しい毎日ではありますが、こうした風土があるからこそ職場は明るく、互いを尊重する関係が自然と築かれているように感じます。
就職活動中の皆さまへ伝えたいのは、内定はゴールではなく新しいスタートラインだということです。好奇心と行動からさまざまな可能性が広がり、自分らしいキャリアが築かれていきます。就職活動を通じて自分自身のことを深く知り、どんな自分でありたいかを描いてみてください。そして、どんなきっかけでもいいので、興味を持った職種や企業については、幅広く話を聞くことが大切です。さまざまな職業や働き方を知ることで、自分にとって「働くことを楽しめる環境」とはどんな環境なのかを探してみてください。最終的に選ばれた舞台がJOSAなら、とても嬉しく思います。
