「NECって、昔からある電機メーカーでしょ?」 「パソコンの会社だよね」
そんなイメージを持っていないだろうか。
しかし、NECは時代の変化に合わせて、事業領域と役割を大きく変革してきている。AIとセキュリティに強みを持つ、DXのリーディングカンパニーへ。
そして、「選ばれる会社」になるため、“多様な人材が挑戦し活躍できる”カルチャーへの変革を本気で進めている。新卒5年目で最年少新任管理職が誕生。新卒で約50のポジションから職種と部署を選べる。
そうした変革を推進する採用担当者が語る、NECの“リアル”とは──
今回お話を伺った方
柴山 瑠美さん(人材組織開発統括部 プロフェッショナル)
※所属情報は2026年3月公開時点
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【よくある質問Q&A】「配属ガチャ」「年功序列」という思い込みを解く
Q1. 大企業って、入社してから配属先が決まるんですよね?
A. NECは、新卒でも職種と部署を選んで入社できます。
「総合職で内定をもらい、入社してから配属先が決まる」──多くの大企業ではそうかもしれません。でも、NECは違います。新入社員においても入社時からキャリア意識をもつことを重視した制度があります。
柴山さん:
「2024年度から、“ジョブマッチング制度”を導入しました。学生さんが自分で「職種」と「部門」を選んでエントリーする「職種×部門別採用」。そして「職種」のみ選んでエントリーする「部門フリー採用」から選択できます。2026年4月入社の新卒採用では、約50のポジションを提示しました。
入社前に配属先が決まっていると、例えば内定者期間に、配属先で必要なスキルを学んだり、先輩社員と話したりできる。入社後の立ち上がりがすごく早くなったという声を現場からも聞きますね」
Q2. 50個もポジションがあったら、選べないのでは?
A. ポジションへの理解を深めるイベントや、AIを活用したマッチング支援を準備しています。
柴山さん:
「社会人経験があれば、ある程度どのポジションがいいか判断できると思うんですが、学生さんには難しいと感じる部分もあるかもしれません。なので、部門や職種を理解していただくイベントを多数開催しています。
また今後は、AIを使って学生さん一人ひとりに合ったポジションをレコメンドできるような仕組みを作っていきたいと考えています」
Q3. 大企業って、年功序列なんでしょ?
A. 入社5年目でディレクターになる社員もいます。
「大企業=年功序列」というイメージは、もう過去のもの。
NECは2024年度からジョブ型人材マネジメントを本格導入し、年齢や在籍年数ではなく、“役割や成果”によって評価や登用を決定しています。
柴山さん:
「2024年に、新卒5年目でディレクターに昇進したメンバーがいます。
そのメンバーは、ローカル5Gを拡大する事業開発に携わっていました。新しいことをやる過程には、未知の挑戦がたくさんあります。いろんなステークホルダーを巻き込んで事業を拡大していかなきゃいけない。そういったチャレンジが評価されて、管理職に選ばれました。年齢ではなく成果がフェアに評価される環境となっています」
Q4. 入社後のキャリアって、自分で選べるんですか?
A. 年間400人以上が「NEC Growth Careers」という社内公募制度で異動しています。
NEC では、社員がキャリアを会社に委ねるのではなく、自らが主体的に自身の希望するキャリアを考え、選び、挑戦していく「キャリア自律」を大切にしています。 そしてそのために、“自分でキャリアを選ぶ”仕組みを整えています。この仕組みによって、社員の主体性や成長意欲に応じてキャリアパスを描けることを重視しています。
柴山さん:
「社内には常に募集中のポジションが公開され、社員が自ら希望するポジションに応募できるNEC Growth Careers(NGC)という制度があります。自分の経歴を登録すると、公開されている募集ポジションの内容をAIの機械学習を用いてマッチングさせ、レコメンドしてくれるサービスも用意しています。逆に、募集する側からフィットした人を検索して、アプローチすることもできるようにもなっています。
※NEC Growth Careers(NGC)について詳細はこちらの記事をご覧ください。
実は私を含めてチームメンバーも、3分の1近くがこの制度を使って新卒採用チームに異動してきているんです。
私は元々、営業や事業開発でビジネスをグロースする立場にいました。管理職になった時に、ビジネスの根幹はやっぱり『人』だなと感じたんです。人の成長に関わっていきたいという思いが芽生えて、30代後半で次のキャリアを考えた時に、人事としてのキャリアで自分の可能性を広げたいと思いました。今は、新卒採用チームのリードとして、メンバー10名弱のマネジメントをしています」
【実は○○の真実】意外と知られていない部署、カジュアルな雰囲気、チャレンジを後押しする文化
実は、意外と知られていない仕事がたくさんあります
「NECって何をやっている会社?」──実は、想像以上に多様な部署が存在しています。
柴山さん:
「例えば、コーポレートIT部門。NECは『クライアントゼロ』という考え方で、自社をゼロ番目のクライアントとした社内DX推進を行っています。社内のDXによりNEC自身の変革を進め、その知見やノウハウをお客様のDX、社会のDXに活かしているんです。
※ クライアントゼロについて詳細はこちらをご覧ください。
コンサルティングサービス事業部門もあります。『BluStellar』をキードライバーに掲げ、お客様の経営課題に対して、上流のビジネスコンサルティングからITによる構想・実装まで、End to Endで伴走しています。コンサルティングサービス事業部門は、このBluStellarブランドの中心的役割を担い、AIやデータ分析、サイバーセキュリティなど最先端の技術力と知見を活かして、顧客企業の事業戦略の策定から具体的な実行までを支援しているんです。
そして、ナショナルセキュリティ事業部門。陸・海・空、宇宙空間およびサイバー空間において、国民の安全・安心を担う重要な最新ICT技術・製品開発を行い、国家安全保障を支えています。
海底から宇宙まで。という表現をすることもありますが、本当に様々な領域で事業を進めているのが、NECの特徴ですね」
実は、会社の雰囲気がとてもカジュアルです
大企業というと、スーツでカチッとした雰囲気を想像するかもしれません。でも、NECは違います。
柴山さん:
「意外に思われるかもしれませんが、NECはドレスコードフリーで、自分の働き方に合った最適な服装で働けます。フリーアドレスのオフィスで、オープンなコミュニケーションを促進しています。入社後に『こんなに自由だと思わなかった』と驚かれることも多いですね」
実は、社長と毎月対話できます
柴山さん:
「2021年4月に現社長の森田が就任してから、毎月『CEOタウンホールミーティング』という対話会をやっています。社長が50回以上開催していて、拠点も回っているんです。
昔は、社長から部長、課長と段階的に伝えられて、現場に届く頃にはニュアンスが変わっていることもありました。でも今は、ダイレクトに社長の思いや考えを聞けるので、会社の方向性が腹落ちして、自分の活動にリンクさせられる。一社員として、すごく変わったなと感じています」
実は、チャレンジを後押しする文化があります
NECは「社会価値創造型企業」への進化を目指し、常に変革と挑戦を続けています。
柴山さん:
「NECには『失敗を恐れず、チャレンジする人を本気で応援する文化』が根付いています。上司や仲間と気軽に相談できるオープンな職場環境の中で、失敗も貴重な成長のステップとして前向きに受け止め、次の挑戦につなげることができます。
全社的な取り組みとして、自己理解を深め、ありたい姿を考える『Career Design Workshop』の機会も提供しています。他にも先ほど触れた、自分の意思で新しいポジションに挑戦できる『NEC Growth Careers』制度など、皆さんの『やってみたい!』を叶える仕組みがたくさんあります。リスキリングも積極的に支援しているので、チャレンジ精神を思い切り発揮できるフィールドがあるんです」
実は、エンゲージメントスコアが急上昇しています
NECのエンゲージメントスコアは、2018年度の19%から2024年度の42%へと、大幅に上昇しています。
柴山さん:
「カルチャーの変革と、それを支える制度面での変化の影響が大きいと思います。手挙げ制の文化が浸透していて、若手がいろんなことにチャレンジできる機会が増えている。それが、エンゲージメント向上につながっているんじゃないかと思います」
【NECが求める人物像】主体的に考え、挑戦し続ける人
「NEC Way」のもと、挑戦し続ける人
NECが求めるのは、「社会価値創造」というPurposeに共感し、そのための挑戦をともにしていける人です。
柴山さん:
「NECは『社会価値創造型企業』として、変革と挑戦を続けています。その存在意義を果たすために『NEC Way』という行動原点を定めています。この『NEC Way』に共感し、『NEC Way』にかなう行動原理やマインドを有する人材とともに、社会全体にイノベーションを創出し続けていきます」
手挙げ文化を楽しめる人
NECには、「手挙げ」の文化があります。
柴山さん:
「若手からも、手を挙げればいろんなことにチャレンジできる環境があります。待っているだけじゃなくて、自分から動ける人が活躍できる会社だと思います」
安定志向・受け身型では苦しむかもしれません
一方で、こんな注意点もあります。
柴山さん:
「安定志向・受け身型のイメージを求めて入社されると、ギャップに苦しむかもしれません。NECは常に変革と挑戦を続けている会社なので、変化を楽しめる人に来ていただきたいと思います」
talentbook編集部コメント
取材を通じて感じたのは、NECという大企業が本気で変わろうとしている、ということでした。
「昔からある電機メーカー」というイメージは、もう過去のもの。AIとセキュリティに強みを持つDXのリーディングカンパニーへの進化を果たそうとしています。
そして、多くの就活生が不安を抱える「配属ガチャ」も、NECでは心配無用。さまざまな自主性やキャリアの自律を促す制度や仕組みがあり、それが実際に機能しているのだとインタビュー中のエピソードからも伝わってきました。柴山さん自身が制度を活用して人事に移動してきたという事実が、何よりの証明ですね。
主体的に考え、挑戦し続ける。そんな覚悟を持てる方は、ぜひNECで大きな仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【就活中の学生へのメッセージ】「選び、選ばれる関係」を意識してほしい
柴山さん:
「就活中の学生の皆さんに伝えたいのは、『自分が何を大切にしたいのか』を徹底的に考え抜くことの重要性です。
NECでは『選び、選ばれる関係』を重視しています。企業に『選ばれる』ことだけを目的にせず、自分が『選ぶ』立場であることも、ぜひ意識してください。会社選びは、単なる安定や知名度だけではなく、価値観や人生設計とのフィット感が重要です。
50のポジションから選ぶのは簡単ではありません。でも、それが自分のキャリアを真剣に考えるきっかけになる。そういう経験を通じて、キャリア自律の姿勢が育まれていくんだと思います。
迷った時は、『どんな社会人になりたいか』『どう社会に貢献したいか』を問い続けてくださいね。自分自身と向き合う時間は、未来への投資です。自分でキャリアを作っていきたい、手を挙げて挑戦したい──そういう意志を持った方に、ぜひNECに来ていただきたいと思います」
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