プログラミングの奥深さにものづくりへの興味が湧き、エンジニアの道へ
SHOWROOMはエンジニアの比率が約4割を占めており、「努力がフェアに報われる世界を創る」というミッションの実現の要を担っています。2019年12月に入社した、プラットフォーム開発グループの中川もそのひとりです。
幼少期からゲームが好きだった中川は、中学生になると「こんなにすごいゲームってどうやってつくるんだろう」という想いを抱き、ゲームをつくる側へ興味を持ちます。
そこでゲームを開発したいと考え、高校はプログラミングを学べる学科へ進学。Javaでオセロを開発するなど、高校生のころからさまざまな言語で開発の基礎を身につけていきました。
中川 「こんな単純な動きのために、なんでこれほど複雑なコードを書かなければいけないんだと、最初は想像と現実のギャップを感じました。でも逆に、この1枚のディスクにこれだけの情報量が詰まっているのかと驚き、ものづくりへの興味が一段と湧くようになったんです」
大学進学後は、コンピュータサイエンスを学びます。当時はTwitterやLINEなどWebアプリが活性化しており、ソフトウェア開発に力を入れるようになりました。
エンジニアとしてキャリアを歩みたいと考えていた中川ですが、既存事業で開発をするのではなく、自分から事業をつくりたいとも考えるようになります。
そのとき、アドテク事業を展開するある会社と出会い、積極的に新規事業を生み出している社風に憧れて、1dayインターンシップに参加。卒業後にそのまま入社し、iOSやAndroid向けの広告SDKの開発に携わっていきました。
事業の立ち上げを経て、既存サービスをスケールできるポジションを目指す
iOSとAndroid向けアプリのメンテナンス業務にも携わり、中川は着実に経験を積んでいきました。そんなときに子会社へ異動となり、社長に誘われて新規事業のWebサービス開発に着手します。
中川 「サーバーサイドやフロントエンドの開発は大学時代からやっていましたが、インフラ部分の開発経験はありませんでした。データベースやAPIサーバが問題なく稼働できるような、インフラを設計することがけっこう大変でしたね」
同時に新規事業の難しさを中川は体感します。
中川 「本当にゼロイチの事業だったので、どうやってユーザーを獲得するのかという部分から考える必要がありました。開発スキルだけではなく、ビジネスをつくるための手順を身につけられたことが良い経験になりましたね」
新しいことへのチャレンジに苦労はあったものの、会社は上司のサポートを得ながら、PDCAを回して品質を上げていける環境でした。なんのために決めたPDCAを回すのか、具体的に自分自身で考えることも多く、自分自身で仕事を進めるという方法を学べたことは、中川にとって大きな財産です。
中川 「開発や事業の立ち上げを経験して3年半がたち、次はコンシューマ向けの大規模なサービスに携わりたいと思うようになりました。かつ、既存サービスをスケールさせるためのノウハウを身につけたかったんです。そのときに転職エージェントで働いている友人に紹介されたのが、SHOWROOMでした」
配信者はどんなモチベーションで配信しているんだろう──純粋な好奇心から、当社に興味を持つようになった中川。
この小さい規模で、これほどのコンテンツをつくっている会社はなかなかない──責任感を持って裁量の大きい職場で働けることにも魅力を感じ、中川は転職を決意します。
急に訪れたエンタメ業界の変化。ユーザー同士の密な交流をオンラインで叶え
2019年12月に入社後、中川はiOSアプリの開発に携わりました。そして転職して数カ月、世界的なコロナウイルスの感染拡大により、エンタメ業界はガラリと変わっていきます。イベントや公演などの開催自粛が要請され、アーティストとファンの直接交流できる機会がグンと減ってしまったのです。
SHOWROOMでも、アーティストや配信者のために何か解決策を提示したいという話が挙がります。自宅からの配信サポートを実施するなど、自粛期間中にできることの可能性を探っていきました。
そこで外出できない配信者同士が、簡単にコラボ配信できるようにしたいという案が挙がりました。これは複数人の端末で配信した映像/音声が、視聴者側で同時に視聴できる機能で、中川も開発に加わることになりました。
中川 「SNSなどでもコラボ配信ができる機能はありますが、、SHOWROOMにはイベントのしくみがあるという点で異なっています。SHOWROOMが主催するオーディションなどのイベントに出演して注目を集めれば、他のメディアに出られる可能性もあります。配信者がなりたい理想像に向かって、SHOWROOMがひとつのステップとなる役割を果たしています」
コラボ機能は約1カ月半という期間で完成&リリース。これまではBtoB向けの開発をメインにしていたため、toC向けのサービスリリースにはとても感慨深さを感じたと言います。
中川 「有名なアイドルグループや芸人のみなさんが使ってくれていて、それを目撃できたことに感動しました。しかし、今は配信機能の種類も盛りだくさんになって複雑化しているため、ユーザーが使いたい機能にすぐにたどり着けない場合も出てきています。そのため積極的にユーザーの声を聞いて、改善していくことが今後の課題です」
ビジネスを生み出すことも視野に入れつつ、新たな仲間との航海を楽しみたい
SHOWROOMは、社内外の人とも対等に議論して、ユーザーのメリットを徹底的に考え実行する会社。
中川 「さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが働いていますが、会社には利益よりもまず、ユーザーファーストで考えて動く気持ちはみんな同じ。代表の前田の仕事に対するマインドが、社員たちにも受け継がれていることを実感しています」
そして共通の想いを持った上で、一人ひとりが当社の経営者になれるほどのスキルを持ち合わせ、会社を大きくしていきたいという考えもあります。
そのためには、中川は目の前のタスクをただこなすのではなく、問題はどこにあるのかをちゃんと探り、自分で優先順位をつけて対処できる仲間たちと、サービスの開発や配信機能のクオリティを高めていきたいと語ります。
中川 「私たちの最終的な目標は、プロダクトの品質を上げてユーザーに届けること。ですから上司の意見をそのまま受け入れるのではなく、対等に議論できる方と仕事をしていきたいですね。さらに営利企業である限りは、ユーザーだけではなく会社としてもメリットがあるのかを考えて動ける方が理想です」
中川は今、SHOWROOMという船に乗り、全力でオールをこいでいる最中。ライブ配信事業という新しいジャンルで、ユーザーの視点にも立ちながら開発を進める経験は、中川に新鮮さをもたらしました。
中川 「これからも新しい経験を積み重ねて、自分もビジネスをつくる側に立ち、展開させていきたいとも思っています。今は、今後ぶつかる可能性のある課題を把握し、解決するためのスキルも習得中です。周りの上司も私のキャリアプランを把握してくれており、その上で働けていることを実感しています」
中川の新たな野望は、結果的にSHOWROOMの成長を加速させてくれるでしょう。引き続き、これまで身につけたスキル・経験を生かしたパフォーマンスを期待しています。
