職場全体でスクラムを組んで取り組むサステナビリティ推進
立川浩之は、株式会社かんぽ生命保険 久留米支店(以下、久留米支店)の業務部に所属しており、営業社員の事務サポートや、労務管理、他部署との調整等を主な業務としています。
その立川がこれらの保険業務に加えて精力的に取り組んでいるのがサステナビリティ推進です。かんぽ生命では、次のとおり、サステナビリティ方針を定めています。
「かんぽ生命保険は、経営理念を実現し、お客さまの人生を保険の力でお守りするという社会的使命を果たすことで、サステナビリティ(持続可能性)をめぐる社会課題の解決に貢献し、当社の持続的な成長とSDGsの実現を目指します」
かんぽ生命は、上記方針のもとで、様々なサステナビリティ推進に関する取り組みを行っています。こうした中で、久留米支店では、会社のサステナビリティの動きに先行してSDGs(持続可能な開発目標)のゴール11「住み続けられるまちづくりを」として、身近な部分から取り組んでいます。その一つが、立川も参加している久留米市の「くるめ花街道サポーター」を通じた地域貢献への取り組みです。
立川 「活動内容としては、年2回春と秋に、久留米市から花の苗を受け取り、支店付近の街道沿いの花壇に植えて、水やりや草むしり、花壇の周りの清掃等のケアを行っています。天気にもよりますが、水やりは夏場は朝と夕方の1日2回、冬は1日1回、時間を決めて実施しています」
久留米支店は、地域に根差したかんぽ生命として、どんな貢献をしていけるのか、という想いから、2016年12月に久留米市の「くるめ花街道サポーター」の活動に応募。2017年の春に花の苗を植えるなど活動をスタートしました。立川は2019年に久留米支店に異動して来て以降、この活動に携わり、3年になります。
立川 「『くるめ花街道サポーター』の活動には、地域の皆さまからのかんぽ生命に対する期待にお応えしたいという気持ちから、支店全体でスクラムを組んで取り組んでいます。花の苗を植えるときは、だいたい10名くらいで、水やりなどの日頃のケアは、支店にある3つのチームが一週間交代で担当しています。誰か一人だけや一部の社員だけが本気で取り組めばOKというものではなく、サステナビリティ推進活動として全員でスクラムを組んで真摯に取り組む、という意識が根付いていると思っています」
「くるめ花街道サポーター」の活動は、SDGsに掲げられる目標の一つである「住み続けられるまちづくりを」の実現に向けた、地域への貢献という観点からの取り組みであると同時に、支店全体の一体感の醸成にもつながっています。
咲き誇る花が、まちの癒しになることを目指して
久留米市では、2012年度から『くるめ花街道サポーター制度』をスタート。2021年3月31日時点で、132団体・884名もの協力を得る活動に成長しています。活動の場となるのは、久留米市の幹線道路である5つの大通りと、西鉄久留米駅前広場の花壇。久留米支店では大通り沿いの花壇の一つを担当し、活動しています。
担当する花壇は人通りもあり、多くの方の目に入る場所にあります。まちづくりの一環として、しっかりと花壇を手入れしていく責任があると、立川は語ります。
立川 「担当する花壇は大通りに面していますので、多くの方にお花をご覧いただけます。道行く方の癒しになっていたら、と考えるととても嬉しいですね。各花壇にはケアを担当する団体名の表示があり、かんぽ生命の社名が掲示されていますので、花壇の花を枯らしてはならない、美しく保たなければならないと責任を感じています」
基本的に花壇に植えるのは一年草のため、秋に植えた苗などが花を咲かせるのは春です。
立川 「最近では、パンジーやデイジーの苗、それからチューリップの球根を植えました。春になったら花が咲き誇ることを、楽しみにしています」
花と共に人も育つ
「くるめ花街道サポーター」の活動は、社内におけるチームの垣根を超えたインナーコミュニケーションの機会にもなっていると立川はいいます。
立川 「年に2回、花の苗を植えるときには、チームを問わず、いろいろな人が参加していますので、部署が違って普段なかなか話をする機会が無い社員ともコミュニケーションできる機会でもあります。何気ない会話も話しやすいですし、花の苗を植えること自体が話題にもなりますね」
サステナビリティ推進の観点から地域への貢献の一環として始まった「くるめ花街道サポーター」ですが、今では社員同士のインナーコミュニケーションの活性化にもつながり、業務が円滑になる等、実務面でも各社員の成長につながっています。
そんな「くるめ花街道サポーター」の活動では、花壇で活動をしている際に街の人から声を掛けられることがあり、立川や他の社員にとっても、サステナビリティ推進としての地域のまちづくりに貢献している実感につながっています。
立川 「先日、花の苗を植えているときに、通行中の方から、『いつもきれいにしていただいてありがとうございます』とお声掛けいただきました。そういった声をいただくと、日頃の活動を見ていただいているのだなと感じられ、やっていて本当に良かったと実感します。育ててきた花がきれいに咲いたときが一番嬉しいのですが、それと同時に花を枯らさず、きれいにずっと咲かせ続けられるようにしていきたい、と引き締まった思いにもなります」
花を育てる過程で、立川も他の社員も、共に成長していきます。
SDGs達成に向けて、地域の皆さまとともに
久留米支店では、誰かひとりをリーダーに任命する、あるいはメインの担当にする、ということではなく、支店メンバーがスクラムを組んで、全員が対等な立場でメインプレーヤーとなり、『くるめ花街道サポーター』に取り組んでいます。
立川 「支店長も水やりや草取りをするなど、支店全体での活動となっています。メンバーみんなが、『きれいな花を咲かせたい』、『枯らしたくない』という想いを持って取り組めているので、穏やかながら雰囲気良く活動できていると思います」
今でも、花壇での活動の際には地域の皆さまとあいさつを交わすなど、地域に根差した活動となっていますが、立川はもう一歩踏み込みたいという想いも抱いています。
立川 「今後も『くるめ花街道サポーター』の活動を続けていき、活動を通じて地域の方々に貢献できればと考えています。花のことはまだまだ勉強が必要なことも多いですが、花壇の世話をしているときに、通行される方から担当する花壇の花について、質問されたら、答えることができるよう、勉強しています。また、久留米支店を利用されるお客さまに対しても、花壇での活動内容を踏まえた接客ができるように、常に準備しています」
そんな『くるめ花街道サポーター』の活動はSDGsの目標達成にも貢献する取り組みです。
立川 「最近は、企業においてもSDGsへの取り組みが活発になってきていますが、『くるめ花街道サポーター』の活動も、『住み続けられるまちづくりを』に貢献する取り組みととらえています」
久留米支店では、『くるめ花街道サポーター』以外にもサステナビリティ推進活動としてのまちづくりの一環で、支店の周辺の清掃活動にも取り組んでいます。
立川 「持ち回りで花壇の世話を担当する部署が、朝、10分程度、歩道などのゴミ拾いなどの清掃活動を行っています。この活動を通じて、日頃からゴミが落ちているのを目にすると、気になって拾うようになりました。
花壇にきれいな花を咲かせるだけでなく、支店の周辺をきれいにすることで、地域の方に喜んでいただき、自分たちも晴れやかな気持ちで、仕事に取り組めると感じています。活動一つ一つは小さな取り組みですが、継続して取り組む姿勢を見せ続けることで、SDGs達成に向けた意識を地域の皆さまにも広げていけるような活動にできればと思っています」
花壇の水やり等のケアといった身近な活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて、しっかりと一歩一歩着実にまちづくりを進めていく立川と他の社員の姿を垣間見ることができました。今後も久留米支店では、『くるめ花街道サポーター』などのサステナビリティ推進活動を通じて、SDGsの達成に貢献していきます。

