言葉の壁を越えて。海外営業で実感する誠意の大切さ
海外営業本部のアジア課に所属し、現在ベトナムに駐在して営業担当として現地のお客様の新規開拓や既存顧客のビジネス拡大に取り組んでいるT.O.。
現在は、特にプライベートブランド「J.C.A.P.」やボディコーティングなどの自社商材の販売体制構築へ向けて、現地カーディーラー様の開拓に力を入れています。
「正直に言うと、現在の部署においてはまだまだ成功体験はなく試行錯誤中です。しかし、今まで行ったことのない地域へ訪問し、現地の方と会い、ご当地の文化や食事等をお客様に紹介いただけるのは非常に貴重な経験で、やりがいを感じています。特に印象に残っているのは、まだ日本にいた頃に、自社のプライベートブランド「J.C.A.P.」の販促活動のためカンボジアに出張した際、お客様のSNSに投稿する販促動画に出演してほしいと依頼されたことです。少し戸惑いましたが、頼っていただいたことは素直に嬉しく、出演すると先方にも喜んでいただけました」
苦労しているのはやはり言葉の壁。英語を話すお客様もいますが、ベトナム語がメインのため現地のスタッフに通訳をお願いしています。
「直接話すことができればもう少しスムーズに進むのにと思ったことは何度もありますが、言語に関係なく誠意をもって接することが大切だと感じています。お客様との関係構築をする上で気を付けているのは、あいさつと感謝の言葉は必ず現地語であるベトナム語で伝えるということ。また、会食では日本ではあまり見ないような珍しい食べ物が出てくることもありますが、まずは何でもトライするようにしています。こちらの反応を見て喜んでくれるお客様もいらっしゃいますね」
継続の大切さを学んだ野球部と、カナダ留学が導いた海外での活躍を軸とした就職活動
学生時代は野球部に所属。厳しい練習のなかで実感として学ぶことも多くありました。
「中でもとくに印象に残っているのが、冬の練習です。きついトレーニングが中心で、すぐには成果が出ないので何度も心が折れそうになりました。しかしチーム内でお互いを鼓舞し合い、なんとかやり抜くことができたんです。細かった身体も少しずつ土台ができ、パフォーマンスが上がっていきました。すぐに結果は出なくても継続することで少しずつ変わっていき、のちに結果に結びつく。この経験を通して、コツコツと継続することの大切さを実感しました」
大学3年生のときにカナダへ留学したことで得た気づきが、現在の仕事に繋がっていると話します。
「日本と違い、多くの人種、文化が混ざっており、はじめは価値観やコミュニケーションの違いに戸惑いました。しかしその違いを徐々に楽しめるようになり、仕事でも同じように文化の違いを前向きにとらえ、楽しみたいと思うようになったんです」
留学をきっかけに海外で活躍する機会のある会社を軸に就職活動を開始。中央自動車工業は、国内事業は自動車用ボディコーティングやアルコール検知器のメーカーであり、海外事業は自動車の補修用部品を取り扱う商社として企業活動を行っています。
T.O.は幅広いことにチャレンジできそうなイメージを持ったと言います。
「入社の決め手となったのは、会社説明会での営業の先輩の言葉です。綺麗な会議室での商談だけではなく、ローカルのガレージ(整備工場)などの訪問の様子を見せていただき、包み隠さず大変なことや泥臭い仕事をしている内容を話してくださいました。また、採用担当の方の人柄と、チャレンジを後押ししていただける環境にも魅力を感じました。面接では、「国内事業では営業活動と並行してつなぎを着て実際に自社商品を施工することも多く、肉体労働になるが大丈夫か」と聞かれました。そのとき、「ぜひチャレンジしてみたいです」と答えたのを覚えています」
社外研修で学んだモノを売る本質。国内営業の経験を経て叶えた希望の海外営業
入社後は本社で各部署の担当が、部署ごとの仕事内容の説明をする研修があります。そのほか、マナー研修やボディコーティングの施工研修などを経て、約1カ月間のカーディーラー様での研修も経験するプログラムになっています。今では行っていない飛び込み訪問の営業もT.O.にとっては貴重な経験だったと話します。
「カーディーラー様の研修では飛び込みでお客様のところへ訪問する経験もしました。はじめは飛び込みで車なんて売れるのかと半信半疑でしたが、理屈ではなく感情で、「あなたから買いたい」と思ってくれるお客様がいるということを学びました。私にとってこの経験は、その後の営業活動における大きな学びとなっているんです」
入社1年目は国内営業本部の大阪支社、2年目からは東京支社で国内営業としてカーディーラー様へボディコーティングなどの自社商品を販売していました。
「お客様の前で自社の商品説明をする機会が多くあり、少しは人前で話すことに慣れたと感じます。社内でもロールプレイングを行い上司や先輩からアドバイスをいただき、聞く側の立場になって説明することや、見た目でもわかりやすい資料を作ることなどを意識するようになりました。そして、入社前から言われていたことですが、思っていた以上につなぎを着て施工作業をする機会あり、真夏の炎天下などは大変でした。私は身体を動かすのが好きなので、辛いとは思わなかったです」
国内営業で経験を積み、2024年4月に海外営業本部へ異動することになりました。
「海外に赴任する前に地元から離れた東京の市場について勉強できたのは非常に貴重な経験だったと思います。国内営業のおもしろさも感じていましたし、今のお客様と関わり続けたいと思う気持ちもありましたが、海外営業のチャンスをいただき、とにかくチャレンジしようと思いました。海外営業としてアジア課に配属になった2年後にベトナムへの駐在が決まり、また新たな挑戦が始まりました」
環境を楽しみながら前向きにチャレンジする。そんな仲間と共に歩みたい
ベトナムの地で奮闘するT.O.に今後の目標を聞きました。
「短期的な目標としては、現在任されている市場で新しいお客様の開拓にチャレンジし、貢献度を高めていきたいと考えています。まずは現地法人の実績を上げ、結果的に自部門全体の業績にも貢献できればと思っています」
「中長期的には、現在担当しているエリア以外の地域や国での営業活動にも挑戦してみたいです。当社は世界60カ国以上の国と取引しており、まだまだ行ったことのない国がたくさんあります。それぞれの地域の歴史や文化を営業活動を通して学んでみたいという思いがあるんです」
最後に、学生の皆さんへのメッセージです。
「当社で活躍できるのは、どんな場所であっても自分の置かれた環境を楽しむことのできる人だと思います。私自身に環境を楽しむ力が十分にあるとは思いませんが、常に心がけているマインドです。そして、困難なことにもチャレンジしたいと思えるような前向きな人にジョインしてもらいたいですね。当社には後輩社員の面倒見がよく、何でも聞きやすい雰囲気を作ってくださる先輩社員がたくさんいるのが魅力です。福利厚生も手厚く、待遇面も恵まれていると感じていますので、興味を持たれた方はぜひ調べてみてください」
「就職活動は長期戦で大変だと思いますが、後悔のないようにできる限り多くの企業を見て、迷ったらぜひチャレンジしてみてください。自分自身の就職活動を振り返ると、他の企業から内定をいただいたときに就職活動を終えるか迷ったのですが、継続してチャレンジした結果、今の会社に巡り合えました。皆さんも最後まで諦めずに挑戦し続けてほしいと思います」

