「システムはどうやって作られるの?」純粋な疑問がIT業界へと背中を押した
現在、入社1年目としてインテグレーション事業本部流通産業システムドメインに所属しています。主な仕事は単体テスト(プログラムの各機能が正しく動作するかを個別に確認する検証作業)で、バッチ処理(複数のデータをまとめて一括で処理するプログラム)の製造にも携わっています。まだ1年目ですが、システム開発の現場に直接関わることができていると実感しています。
そもそも私がIT業界に興味を持ったのは、「世の中で当たり前のように使われているシステムが、いったいどのように作られているのだろう」という純粋な疑問がきっかけでした。日常生活の中でさまざまなサービスや仕組みに触れるたびに、その裏側が気になって仕方がなかったんです。
そんな思いを抱えながら迎えた大学3年生の春、4月に参加した合同説明会でハイマックスの説明を聞き、興味を持ちました。「実際にどんな仕事をしているのか、自分の目で確かめてみたい」という気持ちが高まり、その夏休みに5日間のインターンシップへの参加を決めました。当時は「IT企業といえばパソコンでプログラムを書いているイメージ」しかなく、具体的な業務の内容はほとんどわかっていませんでした。それだけに、実際の現場を体験できるインターンシップへの期待は大きかったです。
「うまくはまった瞬間」が面白い。上流工程インターンシップの体験記
インターンシップでは、要件定義などの上流工程(お客様の課題や要望を整理し、どのようなシステムを作るかを決める工程)を体験させていただきました。実際に手を動かしてプログラムを書くような作業ではなく、「どんなシステムが必要か」を考え、言語化していくプロセスを経験できたのは、とても貴重な機会でした。
なかでも特に印象に残っているのが、チームでのアイデア出しです。課題を与えられ、それを実現するためにどのようなシステムが適切かをチームで議論していくのですが、これが想像以上に難しかったです。さまざまな意見が出ること自体は良いことなのですが、それぞれの意見の関連性やジャンルがバラバラで、うまくひとつの方向にまとめることがなかなかできませんでした。
そんな壁にぶつかったとき、私が意識したのはとにかくチームのメンバーと積極的に会話することでした。自分一人で考えているだけでは限界があると実感していたからです。コミュニケーションを重ねることで新たな視点や気づきが生まれ、少しずつ議論の糸口が見えてきました。
一方で、個人的に特に面白いと感じたのはフローチャート(業務や処理の流れを図で表したもの)を考える作業です。課題が出されて、それに対して自分たちが考えた流れが流れとしてうまく整理できた瞬間には、パズルのピースが揃うような達成感がありました。
「挑戦できる環境だ」と実感。インターンで広がった視野と自己分析の深まり
インターンシップを通じて、私がもっとも強く感じたのは「相手視点で考えることの大切さ」でした。業務に取り組む中で、自分の考えだけを押し進めるのではなく、チームメンバーや関わる相手がどう感じるかを常に意識することの重要性を実感しました。それまでは自分の意見をどう伝えるかばかりを考えていましたが、まず相手の立場に立って考えることで、コミュニケーションの質がぐっと変わることに気づきました。
また、チームで動くことの難しさも肌で感じました。それぞれの考え方や動き方が異なるメンバーと足並みをそろえるには、声をかけ合うことや確認を丁寧に重ねることが不可欠だと学びました。この経験がきっかけとなり、その後の就職活動でも、面接や説明会で積極的にコミュニケーションを取ることを意識するようになりました。また、「自分はどんな環境で働きたいのか」「何を大切にしたいのか」を深く掘り下げる自己分析にもつながり、就活全体の軸がより明確になっていきました。
入社志望度という観点でも、このインターンシップは大きなターニングポイントになりました。インターンシップは上流工程の体験でしたが、ハイマックスではさまざまなプロセスに関わることができると知り、「ここなら挑戦できる環境だ」と強く感じたのです。さらに、社員の方々がとても仲良く働いている雰囲気に触れたことも、入社への意欲を後押ししてくれました。
「少しでも興味があるなら挑戦してほしい」現場経験が今の仕事に与えた確かな手応え
インターンシップで培ったコミュニケーションへの意識は、実際にプロジェクトに配属された今も、日々の仕事の中で確実に活きていると感じています。
SIer(システムインテグレーター:顧客の要望をもとにシステムの企画・設計・開発・運用までを一括して担うIT企業)でのプロジェクトは、一人で完結する仕事ではありません。チームのメンバーと情報を共有し、話しやすい雰囲気をつくることが、仕事をスムーズに進める上でとても大切だと実感しています。インターンシップのときに「まず人と積極的に関わってみよう」と意識したことが、今の自分の仕事への向き合い方の土台になっていると感じています。
インターンシップへの参加を迷っている方には、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。少しでも興味があるなら、実際に体験してみることが一番の近道です。インターンシップに参加することで、その仕事に対するイメージが格段に明確になります。私自身、参加する前はSIerといえばプログラムを書くことがメインだと思っていましたが、実際にはお客様からヒアリングをするなど、システムの開発に入る前の段階からさまざまな作業があることを知りました。こうした現場でしか得られない気づきが、会社や仕事、そして自分自身の適性を見極めるきっかけになるはずです。迷っているなら、まず挑戦してみてください。
