委員会活動から生まれた”あっくすだより”
アックスコンサルティングでは委員会活動を行っています。
その理由は、
「会社を作ることも自分たちの仕事である」ため。
仕事をするステージである、「会社」を創り上げていくことも、社員の立派な仕事の一つ。
その中で、社員のコミュニケーションを活発にし、さらに仕事の生産性を上げるために活動しているのが、コミュニケーション委員会です。
基本的には、社歴が浅い社員が中心となり構成されています。
食事やお酒を飲みながらあるテーマについて社員同士でアイディアをだしあう「コンパ」や、社員に「ありがとう」の気持ちを伝えるクラウドシステムの運用など、様々な活動を行っている中で、四半期に1度発行されるのが「あっくすだより」です。
「前段階の準備が大切」
四半期に1度の発行は少ないと感じる声もありました。
しかし、このあっくすだよりは、構成から始まり社員の手に渡るまでに約2ヶ月の期間を要しているのです。
そのスケジュールをご紹介します。
まず、2ヵ月前に企画会議を行います。
ここで、紙面に載せる企画について委員会メンバーで案出し。
基本的には、その四半期で起こる社内イベント、社員の結婚や出産の情報を中心に考えていきます。
「紙面にするときに、新卒の方や支社の方など、なかなか全社員の前で話したりすることの少ない人を取り上げるのがポイントです。」
企画が決まったら、担当を決め、スケジュールを作成。
スケジュールも、配布日から逆算してスケジュールを作っています。
「例えば、2ヶ月後に全社員が集まるイベントがあれば、そこで配布しよう、と決めてスケジュールを逆算していきます。」
制作よりも前段階の準備がとても大切とのこと。
企画と担当が決まってからスケジュールの半分が経ったら中間報告会を実施しています。
ここで、それぞれの進捗を確認して、進んでいない担当にはヘルプを出す。
この助け合いによって、発行日をずらさない、納期厳守の制作が行われています。
紆余曲折の2年間
このあっくすだより、発刊は2017年12月。
当時は、コミュニケーション委員会のメンバーが企画は決めていたが、紙面を作っていたのは、制作部門の社員でした。
そのテイストも今とは異なっている。
当時のあっくすだよりは、文章が多く写真はポイントで使われているだけ。ぱっと見は、新聞のようなデザインでした。
その後、作成を進めていくうちに紙面のラフも委員会のメンバーが任されることに。
写真などの素材も自分たちで集めています。
「コミュニケーション委員のメンバーは、社内イベントだったり、社員と遊びに行くときにたくさん写真撮ってね!ってみんなで声かけてるんですよ。」
写真もこだわりの一つ。
イベントの多いアックスコンサルティングでは、制作部門が一眼などを使って常に写真を撮っていて、社員は誰でも見ることができるサーバーに保管されています。
この中から写真をピックアップして社内報を作ると、どこかで見たことがある写真ばかりが載ってしまう。
そこで、個人的な写真を集めることで、多くの社員が見たことのない写真を載せることができるのです。
また、発刊当初から変わらないのが、「題字」
毎回違う社員に直筆で書いてもらうのがお約束です。
書いてもらう社員の選定方法も独特な観点がありました。
「誰に書いてもらうか決めるのは、最初の企画会議です。 その時に、この人の字、見たことないよね。どんな字を書くんだろうね?という話から、その人の字を見てみたい!という理由で題字をお願いする社員を決めます。」
直筆で書いてもらうからこそ味のある社内報に仕上がっていくのです。
色々な社員にスポットライトを
発刊から2年、8号発刊されてきたこのあっくすだより。
毎号、直近で行われた社員イベントをメインの企画としながらも、様々な社員にフォーカスした企画を掲載してきました。
表紙では、社員総会や新人歓迎会、300人以上のお客様にご参加いただく大型セミナーなどアックスコンサルティングならではのイベントの開催報告が定番です。
しかし、裏面では、社外部活動報告(アックスコンサルティングでは、部活動を盛んに行っていて、土日に大会にでました!などの報告が多くあります)や、グルメ大好き社員による恵比寿おすすめランチスポットの紹介や、タピオカ大好き社員によるタピオカランキングなどを掲載。
社員のパーソナルな面が存分に出ている記事となっているため、飽きない社内報になっています。
「企画会議で、最近面白いネタないかな?というのをみんなで話しています。 その中で、●●さんがタピオカにはまってるらしいよ、とか、ランニング部でフルマラソンに出たみたいだよ、とかという情報を集めているんです。 アックスは、本当にネタが尽きないです 笑」
社員数100名を越えたアックスコンサルティング。
仕事だけではなく、社員それぞれのパーソナルな部分を知るきっかけとなる、あっくすだよりがこれからも大活躍しそうです。