「モノの仕組み」を知るのが好きだった。プログラミングにハマり、その道を志す

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▲情報整理のためにホワイトボードで走り書きしている様子

私は小さいころから「モノの仕組み」を知るのが好きでした。

たとえば、小学生のころは、漢字の成り立ちを調べるのに夢中でした。公文の漢字字典が大好きで、暇さえあれば読んでいましたね。漢字を単に「字の形」だけで覚えるのではなく、それぞれの部首にどんな意味があるか、というパターンを知ることが楽しかったんです。

中学受験でも仕組み好きが活かされた気がしています。小学校の文章題は、式・答えを書いて終わりますが、中学受験の問題は、いったん文章の内容を図式化して解きほぐすステップが必要になるんです。複雑な問題を解きほぐす力とともに、理解しやすい形式で可視化するスキルが伸びました。

そんな私が、プログラミングに興味を持ったきっかけは、サバイバル生活を楽しんだり、自由にブロックを配置し建築などを楽しめたりするサンドボックスビデオゲームでした。中学生のころに始めて、夢中でプレイした結果、次第に既存のものでは満足できなくなって。それで、自分でMOD(※開発元ではなくプレイヤーが改良や追加機能を加えて、自作公開したプログラム)を作りたいと思うようになったんです。

興味はいろいろなところに散らかって、MODに必要なドット絵を作成するアプリを作ろうとしたり、作曲・音声合成・プログラミング言語の自作をしたりと、いろいろ中途半端に手を出していました。中学・高校は独学でプログラミングをやっていましたね。

この流れだと、大学は情報学科に入るのが自然だと思うのですが、(私の入った大学は、入学の時点で学科を選択する必要がありました)私は建築学科に進学しています。もともと街づくりに興味があって。それに、建築を学んでおいた方が将来像を描きやすい気がしました。でも、プログラミングを本格的に学びたい気持ちもあり、かなり迷って建築学科を選んだんです。

ふたを開けてみると製図ソフトの扱いや模型作りが苦手で、課される課題のレベルもかなり高かったので苦戦しました。その間もプログラミングを続けていて、暇を見つけてはコードを書いたり、技術に関する記事を眺めたり。結局、プログラミングが好きだったんですよね。

プログラミングは、位置やサイズを文字情報で指定するし、書き直せば修正できるので、「目盛りを読み間違えて材料を斜めに切って、ダメにしちゃったからまた材料を買わないといけない」ということが起こりません。だから、就職活動のときにはもう「建築ではなくやっぱりプログラミングの道に進もう」と、意志が固まっていました。

自分の手でモノづくりをしたい。その一心でゆめみを選んだ

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▲幼少期より続けているピアノを演奏する竹内

フロントエンドエンジニアになりたいという方向性も、就職活動の段階ですでに定まっていました。

中学・高校のころからGUIアプリケーション(ユーザーがマウスやタップで操作できる画面のこと)に興味を持っていて、いろいろと作りかけては挫折して、たどりついたWebフロントエンドが、いちばん扱いやすい技術だと思うようになりました。私は小さいころからずっとピアノをやっていて、大学生のときに必要に迫られて楽譜管理アプリケーションを作ったのが、私にとって初めて完成まで漕ぎ着けた作品です。

GUIやフロントエンドは、書いたコードがすぐにカタチになる、というフィードバックがあるので取っつきやすく、無料のツールが充実していたり、パソコンの設定を恐る恐るいじったりする必要がないので、いわゆる「黒い画面でカタカタやってる」世界から程遠かった自分でも気軽に挑戦できました。

そこでフロントエンドができる会社を探し、出会ったのがゆめみでした。初めてゆめみの存在を知ったのは、いろいろな技術記事を読んでいたときのこと。有名エンジニアの「やめ太郎」さんが所属している会社として、興味を持ったのがきっかけでした。私もこんな風に自分の手でモノづくりをしたい、と思い応募しました。

ゆめみの選考にある、プログラミングをするという課題では、自分が手掛けたコードにフィードバックが返ってきたときは、とても嬉しかったですね。私は同じプログラミングをやっていて、プログラミングをする人とまともにしゃべったことがなかったし、プログラミングについて誰かに褒められたこともなかったんです。だから、ゆめみの選考で初めてプログラマーの方と会話して、自分の書いたものにフィードバックをもらって──。当時の自分にとっては相当テンションの上がることでしたね(笑)。

こんな環境で働けるのかと、入社後のイメージも湧いたので、内定の後は迷うことなく承諾しました。

入社直後は、苦戦続きの時期も。手を動かしながら学びを深めてきた

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正式な入社は2021年の4月でしたが、少し前からアルバイトとして働き始めました。アルバイトでは、研修用の課題が用意されていて、担当の先輩たちからフィードバックをもらえるんですよ。選考のときから感じていましたが、人からフィードバックをもらえるのは嬉しかったです。

入社後、本格的にプロジェクトに入って働き始めたのは2021年7月。フロントエンドエンジニアとして2つのプロジェクトに並行して入りました。

最初に取り組んだのは、会員登録フォームの仕事です。ネットショッピングなどで、買い物をするときに使うような画面ですね。

ユーザー目線だと単純な機能ですが、開発側として手掛けてみると予想以上に大変でした。入力フォームの開発というだけでもかなり複雑なんです。たとえば、郵便番号を入れたら住所が出てくるというフォームがあるんですが、1つの町が2つの区にまたがっているため、出てくる住所がおかしくなってしまう、ということもありえます。また、開発の現場では、最初に見積もりを立てる必要がありますが、そのような複雑さを見落として甘く見積もってしまうと、後になって大変な思いをすることが分かりました。

もう1つ関わったプロジェクトは、ECサイトの「管理画面」の業務です。大規模ECサイトとその管理画面のイチからの作成に携わったのですが、React(そのプロジェクトで使用するライブラリ)の初心者が多いチームで、かつ大規模なサイトを作らないといけない、という状況を経た結果、Reactを用いた大規模開発で散らかって困ってしまうパターンが見えてきて、そうならないようなルールをつくることの大切さを身をもって学びました。

過程や仕組み、論理的な構造・パターンを考えるのが好きなのを活かして、今後のためにはこうした整理をするといいなとか、後々のためにこうした原理原則を守ったほうがいいよな、と先のことを考えられるようになりました。

直近では、こうした開発業務に加えて、技術的な後方支援の仕事も行っています。チームをマネジメントするリーダーとは別で、コードのチェックを担当し、他のメンバーが読んでもわかる内容になっているか、今後の開発をしていく上でベストなカタチになっているかを見ています。

若手のうちから後方支援というポジションを任されるのは、ゆめみだからこそ可能なのかもしれません。得意不得意がある中で、「物事の仕組みを見て、本質を考えるのが好き」という私の特性に期待してくれているんだろうと思いながら、奮闘しています。

もっと実戦経験を積んで、開発者コミュニティ全体に知見を発信していきたい

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入社してから今日までいろいろな仕事をする中で、ゆめみという会社の良さをたくさん感じてきました。

まず、先ほども話したように、適性を見て仕事をくれる環境があること。社員が会社に合わせるのではなく、会社が「あなたはこういうことが得意なので、こういう働きかたをしたらどうですか」と言ってくれるんです。おかげで自分の得意な領域で働けています。

ほかにも、新しくていいものを積極的に取り入れる姿勢があるのも、ゆめみのいいところ。技術の最先端にいる人たちが「こうしたらもっと上手くいくよ」と言ったら、みんながすぐにその知見を吸収して実装していく。そんな気概がある会社なんです。

この恵まれた環境の中での2年目。今の目標の1つは、ユーザー目線での「使いやすいモノ」を作ることです。そのためにはもちろん、エンジニアの工夫だけでなく、デザイナーと連携しながらカタチにしていくことが重要になると思っています。

もう1つは、開発者目線での「理解しやすく、追加・修正しやすい」コードを書くことです。実装上のルールをうまく設計することで、大規模開発でも機能の追加や修正が困難にならず、バグを生みにくく直しやすくなり、チームの生産性が向上するようにしたいと思っています。

エンジニア界では、技術のある有名な人たちが、開発の効率の向上を目指して、コーディングの技法を共有しています。また、新しいライブラリ・ツールについて、情報を発信したり、自作したりする方もいます。それを見ると、自分もさらに経験を積んで、ツールなどを作ったり知見を発信したりする側として、社内もふくめてエンジニアのコミュニティ全体に貢献したいと思いますね。

これからも、より高いスキルを持ったエンジニアを目指し続けていきます。