エンジニアを志したのは高校生のころ。たどり着いたのがゆめみだった

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▲大学時代、学業のかたわら吹奏楽サークルの活動をする堀内

最初にITに興味を持ったのは、中学生のころでした。親から譲り受けたWindows98の動作が信じられないくらい遅かったんです(笑)。

自分で調べながら軽量LinuxOSをインストールして、少しずつカスタマイズしていったんですが、その過程がすごく楽しくて。パソコンやITに興味を持ち始めたのは、その経験がきっかけです。高校生になったころには、将来エンジニアになりたいと心に決めていました。

本格的にプログラミングについて勉強し始めたのは、大学に入ってから。情報科学部システム学科に在籍し、ネットワークからセキュリティ、パソコンの基になっている符号理論、数学など、情報に関連することを幅広く学びました。

並行して、大学在学中にWebシステム会社でアルバイトも始めました。というのも、学校の授業以上のことを学びたかったんです。情報システムに特化した学科だったので、ここに入学すれば、プログラミングが完璧にマスターできると思っていました。たしかに専門的な勉強ができる環境ではありましたが、それだけでは、自分がプログラマーになる未来図が描けなかったんです。自分が目指す場所にたどり着くには、もっともっと知識を身につけたかった。

とはいえ、独学でやろうと思っても、何からはじめたらいいのかわからない。そんなとき、学生向けのアルバイト求人サイトで見つけた会社に飛び込んだんです。PHPを使ったWebシステムの受託開発を行う会社で、HTMLファイルのコーディングなどWebやプログラミングの基礎から勉強させてもらいました。ここでの経験がなければ、正直今の自分はいない。それくらい私にとって大きな転機でしたね。

就職先にゆめみを選んだのは、多方面の勉強ができる環境が整備されていたからです。自分が興味のあること、学びたいことを好きなだけ学べる点に惹かれました。そしてもうひとつ、フリーランスで働くことを支援してくれる会社だったこと。副業やパラレルワークは自由、さらにはゆめみの研究開発業務を副業とすることも可能です。

将来的にフリーランスで働きたいという想いがあったので、ぴったりだなと思い入社を決めました。

無駄なことはひとつもない。すべてが自分の糧になる

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入社後、最初に配属になったのは、企業のスマートフォンアプリに関するサーバーサイドの保守運用業務を担うチームでした。アルバイトでやっていたような開発をしたいと思っていたので、正直希望とは少し違った配属先でしたが、これまでまったく経験がなかった保守運用業務をイチから学べたことは、その後の自分のキャリアに大きく影響していると思います。

1年ほど保守運用業務を行い、その仕事が一区切りついた段階で、今度はLINEを使ったセミナー予約システムの開発に参加しました。PHPを使った開発だったので、自分のスキルにも合致していました。会社の業務としては初めての開発案件でしたが、じつは入社以降も学生時代にアルバイトしていた会社で副業を続けているんですよ。ゆめみは副業を推奨していて、会社のパソコンを副業で使ってもOKというくらいです。平日は会社で保守運用、土日は副業として開発業務に携わっていたので、双方の知識をうまく活かせたかなと思っています。

その後、企業のアプリリニューアル案件に参加しました。自分にとって初めてのリードエンジニアとして、設計や要件定義に携わっています。つまり、チームのリーダーとして、他のメンバーを引っ張っていく役割ですね。ゆめみは「まずはチャレンジしてみよう!」という社風があるので、これは大きなチャンスだと前向きに捉え、思い切ってリードを引き受けました。

まだまだスキルセットとして未熟な部分もあるので、はじめは不安もありました。ただ、LINEのセミナー予約システム開発のとき、メインでアーキテクトとして動いていた方のサブとして、開発業務に携わっていた経験があります。その方は社内でも超ベテランで、知識も経験も豊富だったので、かなり細かな部分まで学ばせてもらいました。クライアントや外部のベンダーとのやり取り、調整の仕方から、クライアントへ説明するための資料作りまで……。アドバイスをもらいながら自分で取り組む経験をさせてもらったことは、今リードをやっている案件にものすごく活きています。

苦手分野にも逃げずに立ち向かう。強力なサポートを味方に今日も一歩前進

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▲会社のメンバーと遊園地で。休日に遊ぶほど仲良し

不安もある中でスタートしたリードエンジニア。ある程度予想はしていたとはいえ、やはり大変なことも多々ありました。たとえば、クライアントと直接コミュニケーションをとること。じつは、開発に伴うハードスキルは持っていたけれど、クライアントと話すためのコミュニケーションスキルはほぼゼロだったんです。

私よりも社会人歴が長かったり、経験値が高かったりする方を相手にするというプレッシャーももちろんありますが、そもそもクライアントと話をする経験がそれまでほとんどなかったので……。これはもう、慣れしかない。経験を重ねて、そのプレッシャーを乗り越えるしかないって思ったんですよね。

幸い、ゆめみでは、やりたくないという意思表示をすれば、無理強いされることはありません。ですから、「できない」という選択肢もありました。ただ、苦手だけどチャレンジしてみたい!と思ったら、必ず周りはサポートしてくれる。行き詰まったときは、誰かがフォローしてくれる。仮に失敗したとしても、努力した結果であれば、責められることも、責任を取らされることもありません。そんな環境だったからこそ、私もクライアントと接することを避けず、挑戦できました。

私の課題であるコミュニケーションスキルに関していうと、相手の表情を見ながら、話す内容を考えることが重要です。まだまだ全然できていないのですが、やはりPMや営業のメンバーはそのあたりにすごく長けているんですよね。毎日のいたるところに学びがたくさんある、ありがたい環境だなと思いますね。

たしかな目標があるから頑張れる。自分が定めた将来像に向けて突き進む

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人によっては、「エンジニアは技術だけ極めて、顧客対応は専門のチームに任せる」という考え方もありますが、将来フリーランスで働きたいという目標が私にはあります。そのために、エンジニアとしてのハードスキルを磨くだけでなく、苦手な分野も逃げずに挑戦しています。

一貫したフリーランスへの夢は、幼少期にその片鱗があったような気がします。

昔からものづくりが大好きだったんです。ひとつのプロダクトを最初から最後まで自分で作ることに惹かれます。フリーランスのエンジニアは、クライアントの声を聞き、どういうものをどんな手順で作っていくか決め、具体的にシステム化し、さらにクライアントからフィードバックを得るといった一連の作業すべてを自分ひとりで行います。まさに私が魅力を感じている部分そのものなんです。

今はサーバーサイドとしてメインで携わっていますが、フロントエンドやアプリ開発にも興味があります。2022年8月現在は、サーバーサイドチームの他にFlutterチームにも所属しており、社内副業制度を使って開発を行っていたりもします。もう少し今の稼働状況が落ち着いたら、そちらの開発にも注力していきたいと思っています。フロントからバックエンド、要件定義、あらゆる面を幅広くできるエンジニアになることが目標ですね。

ゆめみでは、やりたいことにやりたいだけ、自由に挑戦できます。フリーランスを目指して、さまざまな立場を経験したい自分にピッタリの職場なんです。他のスタッフを見ても、みんな新しいことに果敢に挑戦し、進んで学びを得ている人ばかり。たとえ即戦力にならなくても、伸びしろとやる気があれば未経験でも大歓迎な会社なんですよ。

給料自己決定制度という、すごくユニークな制度もあります。自分で学んでスキルアップしたら、誰の評価も受けずに給与を決められるんです。努力した分、報酬が得られるので、モチベーションアップにつながります。

入社して以来、将来フリーランスになるという目標を持って取り組んできました。何かに躓いたり挫折を感じたりしている人は、目標や将来の夢を再確認した上で、何かしらの行動を起こしてみてください。未知なる世界への怖さもありますが、結局はそれが目標にたどり着く近道です。目標と行動が定まったら、ぜひゆめみに来てください。一緒に夢に向かってステップアップしていきましょう!