アイルランド音楽、哲学、プログラミング。点と点が線になって、今がある

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私は、子どものころから音楽に親しんできました。母親のバイオリンレッスンについていき、近くで見ているうちに、「僕もやりたい!」と言って一緒に習い始めたようです。それが、4歳のとき。今でも続けています。

最近はアイルランド音楽に夢中です。アイルランド音楽とは、バグパイプやハープ、バイオリンをはじめ、さまざまな楽器で奏でられるアイルランドの伝統音楽のこと。ステージ上だけでなく、アイリッシュパブ(日本でいう居酒屋)などで演奏されることも多いんですよ。その場で合わせる即興性がすごく楽しくて。音楽を通じて、いろんな人とコミュニケーションが取れる点に、魅力を感じています。

大学では美学芸術学を専攻し、「美しいとは何か」「芸術とは何か」を哲学的に考えることを学びました。一見、完全なる文系教科ですし、2022年7月現在仕事で関わっているプログラミングとはまったく関係なさそうですよね。でも実は、哲学って論理学が基軸になっていて。そういう意味では、哲学の世界観とプログラミングは、深い関わりがあるんです。

大学で美や芸術について学ぶ一方、個人としてはWebサービスの開発をしていました。きっかけは、アイルランド音楽にハマったこと。もっと全国にプレーヤーが増えるといいなと思い、レッスン動画を有料で配信するサイトを作りました。プログラミングに関しては、完全に独学です。教えてくれる人が周りに誰もいなかったので(苦笑)。自力で技術を学び、動画配信のサービスができる程度にはスキルを身につけました。

また、アルバイトでは、新規事業に対してマーケティングの観点から仕様・設計を考える仕事をしていました。振り返ると、自分が携わってきたすべてのことが、今の仕事につながっているように思います。

入社半年で突然届いた、代表からの「チャレンジ取締役」推薦メッセージ

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就職活動は、大学3年生の2月ごろから始めました。最初は、企画職を希望していたのですが、だんだんと自分のやりたいことが見えてきて、マーケティングよりも、もっとサービスのユーザー体験の部分に自分の基軸を置きたいと思うようになったんです。結果、エンジニア職を目指すことに決めました。

本格的に就職先を探し始めたのは、大学4年の9月ごろでした。会社を選ぶ際、とくに重視したのは「働きやすさ」、そして「より多くの経験が積めるかどうか」の2点です。

ゆめみの面接では、ベテランの面接官がすごく丁寧だったことをよく覚えています。今考えると、新入社員もベテラン社員も、全員がフラットな立場でいられるというゆめみの社風が面接にも現れていたのかなと思います。

詳しく話を聞くと、いろいろなことにチャレンジできる会社だということがわかりました。まさに、私が重視していた2点に合致した会社でしたね。

ゆめみには、サーバーサイドエンジニアとして入社しました。最初のころは開発がメインでしたが、だんだんとクライアントと接しながら仕様調整を詰めていくクライアントワーク的な業務にも携わるようになりました。また、チームのメンバーがそれぞれ自分のやりたいスキルを発揮できるように、自分にできることはすべて巻き取ってやろうという気概でいます。コーディングだけでなく、多角的に自分の力をつけていきたいので、やりたいと思った仕事、必要だと感じた仕事には積極的に手を挙げて担当するようにしています。

2022年現在は、チャレンジ取締役にも就任しています。チャレンジ取締役とは、社員が経営にチャレンジする機会創出のための制度で、自他薦によって選出され、取締役会や株主総会の承認を経て決定します。いろいろと奇想天外な制度が多いゆめみの中でも、とくにユニークな制度です。

私の場合は、入社半年のタイミングで急に代表から推薦が来て……。とてもビックリしました。ゆめみには、全スタッフが意思決定権を持つ「全員CEO制度」があるので、肩書がつく程度の変化なのかもしれませんが、やはり取締役となると重みがありますね。驚きはしましたが、基本はなんでもチャレンジしようという精神なので、迷わず引き受けました。チャレンジ取締役としては、インターン企画や採用に関する業務に携わっています。

なんでもチャレンジの精神だからこそ、日々得るものも大きい

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▲チャレンジ取締役のメンバーたち

常にチャレンジ精神を持って仕事をしているので、印象に残っている出来事もいろいろとあります。エンジニアとして印象深いのは、今関わっている案件ですね。タイトなスケジュールの中で、多少無理をしつつ、チーム内で協力しながら乗り越えています。一方で、クライアントにもしっかり状況を共有し、時には実現が難しい部分を説明して、納得していただきながら調整していくんです。無事タスクが完了したときの達成感は、言葉では表せないくらい感慨深かったです。

チャレンジ取締役として印象深いのは、とくに1dayインターンですね。1dayインターンとは、サーバーサイドエンジニアを目指している学生向けに開催した、必要な知識や設計手法を学べるワークショップです。何回かにわけて開催したところ、毎回30人前後が参加してくれて、とても有意義な試みになったと思っています。

意識したことは、インターン中は会社が学生を「選別する」という意識を取っ払うということですね。参加する側も、「自分がこの機会で選別されている」と思ってしまうと緊張しますし、良いインターン体験にはならないので。とにかく楽しんでもらって、「良い経験ができたな」と思ってもらえるように心がけました。

採用という点でも、高い成果に結びついているようです。まったくのゼロベースから企画を立てたのですが、自分でもうまく進めることができたなと満足しています。

私は、器用貧乏といいますか、なんにでもトライする反面、ひとつのことを極めたり、クオリティーを誰よりも高く仕上げられたりするタイプではないんです。だから、たくさんの才能を持ったエキスパートが社内にいて、直接学べる環境にいられることが本当にありがたいです。日々の学びに感謝ですね。

チーム全体を俯瞰して見て、うまく回す。そのためには進んで雑用係にもなる

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私は自分自身を、「なんでも引き受ける雑用係」のようなものだと思っています。雑用というと語弊があるかもしれませんが、チームをうまく回すためには、細々した作業や手が回っていない作業を進める人が絶対に必要ですよね。常に「全体がうまく機能しているか」を意識して見るようにしています。

「木を見て森を見ず」じゃないですが、「自分のタスクだけ消化できていればOK」ではなく、「森というプロジェクト全体がスムーズに進んでいるかが重要」だと考えています。そこに自分が貢献できるのであれば、雑用であろうと積極的に巻き取っていこうと思うんです。

プロジェクトマネジメント的な仕事もしてみたいとは思いつつ、エンジニアの現場から離れることも本意ではないので、できればプロジェクトリードのポジションで全体を見ながら設計し、チームに伝えていくような役割を担えるようになりたいと考えています。手を動かしつつも、リーダー的なポジションで動いていくことが近い将来の目標です。

たくさんあるゆめみの魅力の中で一番といえるのは、自分が面接時に感じた「フラットな組織構造」だと思います。新卒の自分がクライアントワークをやらせてもらったり、設計に口を出しても誰にも怒られたりしないのも、そういった環境があってこそです。若手だからとか、経験がないから……。と尻込みする必要はまったくありません。多種多様な企業の方と関わることができる点、そして、サービスの開発から設計、運用、さらに設計が運用にどう影響したのかまで、全体を通して学べる点も大きな魅力です。

チャレンジ取締役の任期は2年間。残り1年半ほどあるので、何をしようか思案しているところです。取締役の肩書がなかったときも自由にやらせてもらっていましたが、取締役だからこそできることもあるはずだと思っています。

たとえばインターンの企画でも、自分が属しているサーバーサイド以外にも視野を広げて展開できると思っています。職種を横断した内容も実現できそうだなと。社内の別チーム同士で手を組んで、ワクワクするような会社を、そして採用を叶えていけたらと目論んでいます。これが、入社2年目のチャレンジ取締役の野望です。