リモート時代に求められる、心理的安全性の築き方

2021年現在、開発のフロントエンドグループというWebフロントエンドの組織に所属し、リードフロントエンドエンジニアをしています。Webフロントエンドの開発とプロジェクトのリードなどが主な業務内容です。フロントエンド組織は、2~3年前にできたばかりの比較的新しい組織なので、体制の整備なども行っています。

現在担当している案件の開発メンバーは、ゆめみの5人とお客様先の方を含めて40人程。追加開発したい機能ごとにお客様サイドでプロジェクトを立ち上げるのですが、その際にゆめみのメンバーが参加していくような形が多いです。

共に仕事をしていく中で、開発メンバーはみんな、いわゆる心理的安全性といわれる、安心して背中を預けられるようなチームを望んでいます。そのためにも大事なのは、「個人」を見ること。その人に合った仕事をアサインするほか、その人のレベル・状況に合わせたフォローを忘れないことが重要です。

また現在、仕事はすべてリモートです。直接コミュニケーションが取れない中でも、チームの結束力を高めるために、チームコミュニケーションツールのSlack(スラック)を活用しています。ゆめみでは社内版Twitterとでも言うような、自分自身が思っていることや感じたことを投稿するチャンネルが全社員分、用意されています。ここでは個性が垣間見えるため、同じグループに所属するメンバーの個人用チャンネルは、時間を作って全て目を通すようにしています。

「あ、今この人こういうことやってるんだ」とか「こういう気持ちなんだ」ということをできるだけ把握する。そのことが一緒に仕事をする段階で、良いスタートダッシュを切る材料になると考えています。

また、直接仕事に関係ない雑談についても定期的・積極的に行っています。たとえば進捗状況の報告が終わったあと、「今日の一言」として、その日のファシリテーターが話したいことを話し、みんながそれに対して意見を述べたりしています。会話はチームの潤滑油であり、リモート環境下ではその重要性が以前より高くなりました。普段の仕事では見えないその人の嗜好、気持ちの状態などを知るきっかけになるので、仕事に活かせることも多いです。

オンラインといっても、コミュニケーションの機会を作ることは十分可能です。みんなが思っていることを貯め込まずに吐き出せる場所を用意することによって、良いチームを継続していくことが可能になると考えています。

理想の開発チームを作るために入社。成長し続ける社風に魅力を感じる

ゆめみは私にとって5か所目の職場です。大学卒業後、最初は日本赤十字社へ入りました。過去に大病を患い輸血で助けてもらった経験があるため、いわば恩返しの気持ちからの入社です。

しかし、自分の適性なども特に考えずに入ったため、徐々に違和感を覚えるようになりました。大学時代から趣味でゲーム開発をしていたこともあり、独学でプログラミングの勉強を始め、半年後にはIT企業に入社しました。

ゆめみに入ろうと決意したのは、長く勤められる会社だと思ったからです。転職などで関わる人が変わるとリフレッシュはできるのですが、深い人間関係や成熟した開発チームを作ることはできません。ひとつの会社で長く働くことによって自分の理想とするチームができ、パフォーマンスが最大化されます。

何か課題を解決したり、目標を達成したりするためには、人数がいればいいのではなく、チームをきちんと育て、継続させ、機能させる必要がある。ゆめみなら、理想のチーム作りができると考えたのです。

また、エンジニアの世界では、30歳に近づくにつれて技術よりもむしろマネジメント能力が求められるようになります。でも私はもっともっと技術的に成長したかった。ゆめみのブランドプロミスに「GROW with YUMEMI」という言葉があります。成長したい、という想いを持って働く人が多い会社だと切磋琢磨できるし、スキルを伸ばすことができます。そこから良い刺激を受けられると思いました。

入社後は、チームに入るメンバーの選考を担当するようになりました。選考過程では、候補者の人格面やマインドが「GROW with YUMEMI」のブランドプロミスに合致するかどうかを見るようにしています。

フォローアップで伸びたチームの生産性──気持ちよく働ける環境作りに全力

ゆめみに入ってくるメンバーは優秀な人ばかりです。なので、この人たちがパフォーマンスを発揮できなければ、それは間違いなくリーダーである自分の責任だ、ということに入社後すぐに気付きました。

それ以来、個々のメンバーの能力が最大限に発揮できるようなチーム作りを心掛けています。自分がメンバーに対して細やかにフォローすることで、チームの生産性が最大化するのだ、という実感が持てました。自分が得意な領域でもあるので、ニーズと合っていると思いますし、仕事をしていて面白みを感じる部分です。

その一方で、若くてスキルレベルが高い人が多い分、彼らがいずれ引く手あまたになることは目に見えています。だからこそ、ゆめみでできる限り長く働いてもらうためには、気持ち良く働ける環境作りが大切です。メンバーには定期的に何をしたいか、どんなキャリアを積みたいか、といったことを聞いています。今やっている仕事と将来なりたい人物像との間にギャップがないかをよく確認して、アサインする仕事を調整しています。

エンジニアにとってやりがいを感じる瞬間は、個人が幸せに働いて結果を出せることだと私は考えています。ゆめみは自由な社風ですし、成長のためのバックアップを、会社だけではなく私を含めたミドルクラスのエンジニアやメンバーが行っています。自由にどんどん学びたいことを学んでいって、最終的に結果につながればいいな、という気持ちで働きたい人には最高の職場です。

私は入社した当初、自由な社風ということもあり、個性的な人が多いのではないかと考えていたのです。ただ、一緒に働いてみると勉強熱心で真面目な人が多く、いい意味でギャップを感じました。

実際のところ、ゆめみは自分から積極的にトライする人ほど実力を伸ばせる環境で、入社年度や経験年数はあまり関係ありません。在籍した期間内でどれだけ濃密な時間を過ごせているかによって、成長の度合いが変わってきます。

もちろん意欲やペースなどは人それぞれですから、ギャップが生まれないように採用でも気を使っていますが、もしあまり上昇志向がない、積極的に自分から動くのを好まない方だと、ギャップを感じると思います。

ゆめみは、良くも悪くも実力主義で、みんな真面目に努力しています。だからこそ、チーム、ひいては会社が成長を続けられるのだと思います。

重要なのは「今できること」よりも「今後これだけできるようになるか」

ゆめみは副業を推進していて、実際に副業をしている人も多いです。たとえば、私自身はある会社のUI(ユーザーインターフェース)デザインの手伝いをしています。

フロントエンドエンジニアはデザイナーと一緒に仕事をするシーンが多々ありますが、以前から自分で考えたり意見を出したり、デザイナーの意図を的確に理解するためには、自分でもデザインができた方がいいという考えがありました。

そこで、副業をしながら、少しずつデザイン部分を強化しています。その結果、UIを組み立てるところから始まり、実装して実現するところまで一通りできるようになりました。この過程をもっと高いレベルでできるようになるのが今後の課題です。

また一方で、人材採用にも力を入れています。具体的には、入社試験のアップデートや、入社後の研修の内容を決めるのも私の仕事です。ゆめみでは、インターンで来てくれた学生がそのまま内定をもらって入社するケースが多いので、インターン体験の質を上げることにも取り組んでいます。

優秀な人にインターンで最高の体験をして、ゆめみの素晴らしさを知ってもらいたい。そしてゆめみに合った人を見極められるような試験内容にする。メンバーの能力と人間的魅力が組織としての生命線ですから、チームリーダーとして、自分のチームに入り一緒に働くメンバーの質を向上できるように日々取り組んでいます。

ゆめみを受けたいと思っている人は、どんどん強くなりたい、成長していきたい、自分のスキルを磨きたい、という人だと思います。成長する、スキルを磨く環境はすでにそろっています。業務の中で磨いた力を発揮するために必要なことをしっかり教える、そして能力を発揮できるフィールドを用意して待っているリードクラスのエンジニアはたくさんいます。もちろん私もそのひとりです。きちんと能力を上げられる機会もたくさんあります。

伸びしろがあると見込んで採用するケースも多いので、今どれだけできるかよりも、むしろこれからどれだけできるようになるか、より高いレベルを目指す気持ちが本当にあるのか、がポイントです。成長したい人、スキルを磨きたい人と一緒に仕事をしたいですね。