人生は、今が楽しければずっと楽しい

2020年4月、株式会社ゆめみ(以下、ゆめみ)に新卒で入社した音部 拓海。

フロンドエンド開発やWebデザインの業務を担当する音部のキャリアを決定づけたのは、大学の授業がきっかけだったと言います。

音部 「情報メディア学部で、情報工学やメディアについて勉強をしていました。授業でフロントエンド分野を学ぶ機会があって、そこで興味を持ったんです。

フロントエンドは、見た目など、ユーザーに近い部分を作ります。自分で作り、実際にユーザーに使ってもらう体験をして、自分の進路はこれだと思いました」

大学1年生の夏には、フロントエンドエンジニアとして働いていくことを決めたという音部。学校では基礎しか学ぶことができなかったことから、独学で勉強を進めながら、より効率的な勉強方法を模索し始めます。

音部 「働いて学ぶことが一番手っ取り早い方法だと思いました。ですが、経験もなく働いたことのない人を雇ってくれる企業はありません。なので、アルバイトやインターンを募集している会社の求人を一通り探して、選考を受ける受けないに関わらず課題を解きました。わからないところはネットで調べ、合格できるようなスキルを身に着けていきましたね」

こうした勉強が実を結び、音部はモバイルサービス会社でフロントエンド開発に携わるアルバイトを始めることができました。フロントエンドの仕事とともに、バックエンドの業務も経験することで、改めてフロントエンドに対する魅力を感じたと音部はいいます。

音部 「フロントエンドはデザインにも近い仕事になります。デザイナーと細かいUXやインタラクションを突き詰めていき、使いやすさなどを追及できることがとても楽しかったんです」

もともと、退屈なことが嫌だという価値観を持っていた音部は「人生は今が楽しければずっと楽しい」という考えを持っていました。エンジニアリングが好きで、楽しくて仕方がなかったという音部にとって、フロントエンドの仕事は趣味と実益を兼ねていたのです。

そんな音部がゆめみと出会ったのは、就職活動のイベント会場。話をする中で「普通の会社ではない」と感じたことで、惹かれていきました。

音部 「ゆめみには『有給休暇取り放題』や『給与は自己決定』など、さまざまな制度がありますが、普通に考えたら意味がわからないですよね(笑)。ですが、私は退屈が嫌いだったので、普通ではないゆめみに好奇心を駆り立てられました」

そんな音部の想いが会社ともマッチし、内定を獲得。

入社するまでの1年間、インターンとして経験を積んでいくことになりました。

インターンシップ3ヶ月目からの挑戦

音部 「インターンシップの中で一番印象に残っているのは、勉強会の開催ですね。エンジニア業界では勉強会が盛んに行われていて、さまざまな勉強会が会社や団体で開催されています。中でもフロントエンドはとくに活動が活発的なんです」

ゆめみで働きながら、社内外の勉強会に積極的に参加していたという音部。その中で、フロントエンドのフレームワークであるVue.jsに関する内容の濃い勉強会はよくあるものの、みんなで軽く話していくようなLT(ライトニングトーク)イベントは定期的に開催されていないことに気付きます。

音部 「ゆめみのフロントエンドエンジニア数人で『Vueについて気軽に話ができるところがほしいね』と話をするようになり、だったら自分たちで開催しよう!と考えたんです。

賛同してくれたエンジニアはテックリードクラスで忙しい方だったので、インターン3カ月の私が開催までの計画や準備などをひとりでやることになりました。計画・集客・実施の改善プロセスを繰り返しながら合計6、7回開催しましたね」

音部が立ち上げた勉強会は、社内向けではなく、社外向けに開催をするもの。
多いときで50人、少なくても30人程度の規模人数が集まっていたと言います。

音部 「自分よりもはるかにベテランのエンジニアも参加するので、かなり緊張しましたね。僕自身が登壇することは少なかったのですが、司会進行などのファシリテーターをしていました。ファシリテーションなんてまったく経験がなかったですし、尊敬しているエンジニアの方が参加されることもあったので、『ありがとうございます』と震えながら言葉を交わしました」

インターンシップという立場ながら、大きな経験をさせてもらったことに感謝をしているという音部。こうした勉強会を後押しするゆめみの社風は、セルフブランディングを求める人にとっても、過ごしやすい環境なのだと言います。

音部 「自分がどんなエンジニアになりたいかという部分はまだハッキリとしていないのですが、著名なエンジニアを目指す場合には、セルフブランディングも大切だと思っています。

ゆめみの中にも、イベントに何度も登壇されたり、本を執筆されたり、すごいエンジニアの方がいらっしゃるんです。個人としての活動も前向きに捉えてくれる会社なので、やりやすい雰囲気があると思います」

自らアクションを起こさないと、何もかもが始まらない

2021年4月現在、音部はデザインUXグループの中のアトラクトチームに所属しています。

WebアプリのUI/UXデザインや顧客との調整をしながら、アプリケーションのフロントエンド開発やコーポレートサイトの更新をしつつ、メディア媒体やスライドの策定など会社のブランディング業務にも携わっています。

音部 「ある小売店の販売管理や倉庫の商品管理をするシステムを担当していて、プロトタイプ開発としてデザインを作っています。パソコンで使うWebアプリケーションのUIを、Figmaというデザインツールで作ることがメインです」

Webデザイン業務8割、フロントエンドの開発業務が2割。
音部の希望で、現状はデザイン業務の比率を上げているのだと言います。

音部 「大学では学ぶ機会がなかったのですが、ゆめみにアルバイトで入ったときから、デザインの仕事にも興味が出始めたんです。未経験でも手を上げれば挑戦をすることができるのですが、1年間独学で勉強をしてから、今のチームにやってきました」

フロントエンド業務とデザイナー業務にもともと近しいイメージを持っていた音部は、新たな学びによって、よりスキルを高めていきたいと考えています。

音部 「デザイナーの仕事では特にそうなのですが、お客様と頻繁にコミュニケーションを取っていくことが多いです。これをやって下さいと、受け取ったものを作る作業ではなく、一緒に作り上げていくことがとてもおもしろいなと思います」

これまでの経歴にとらわれることなく、やりたいことをやれるフラットな風土がゆめみにはあります。音部の同期の中にも、サーバーサイドで新卒採用されたメンバーが、Androidのアプリ開発を希望して異動を実現したケースがありました。

音部 「自由度の高い社風なので何をしてもいいんです。ただ、自分からアクションを起こさないと何も始まらない会社でもあります。与えられることを待つのではなく、自ら取りに行く姿勢が重要です」

デザインとフロントエンド、どちらもできる存在を目指して

入社後の1年間を振り返り、音部は未だに退屈を経験していないと話します。毎月なにかしらのイベントがあったり、突然ワークショップ開催されたり、代表の片岡 俊行自らが企画することもあります。

音部 「社内の勉強会も3月でついに100件を達成しました。ITはもちろん、それ以外の知識でも、学ぶ気になればいつでも手を伸ばせる環境があるところがゆめみという会社のおもしろさです」

前のめりで学んでいきたい人にとってはいつでも機会を得られるゆめみ。
仕事においても、自分がおもしろいと感じる内容にチャレンジしていきたいと音部は語ります。

音部 「エンジニアの知識を入れつつ、UIデザインをメインに取り組んでいるのですが、もっと実務経験を積みたいと考えています。

ゆめみでは、デザインとフロントエンドどちらも1人で出来る『UXデザイナー・UXエンジニア』という職種を定義しているのですが、修行をしながらそのポジションを目指したいです。両方とも好きな分野なので、おもしろいですし、世間的にも今後必要とされていく職種だと思っています」

サービスを開発して改善するサイクルの中でUXエンジニアは、価値ある存在なのだと音部。

音部 「ゆめみの社員は、誰でも『この人のこれはすごい』というような、突出した『何か』を持っている人が多い印象です。僕自身もそんな風になりたいんです」

エンジニア力が強い先輩や、顧客とのコミュニケーション力に長けた先輩。
同じチームで仕事をしているメンバーの中にもすごい先輩がいるのだと音部は話します。

音部 「これから後輩も入ってきますが、僕自身はまだ目標とされるような段階ではないんです。いつか誰かに尊敬してもらえるような、尊敬ポイントをひとつでも作っていきたいですね」

常にアクティブに挑戦をしながら、謙虚な姿勢を忘れない。

そんな彼は、UI/UXという好きな分野を追求しながら、自分なりのエンジニア像を形づくっていくことでしょう。