若手社員が輝ける育成制度を活用。経験のない技術職に挑戦

2019年にヤマダデンキに入社してまもなく実施された新入社員研修で、店舗における販売業に加えて、新制度としてセールスエンジニアの育成プログラムがあることを知りました。セールスエンジニアは、店舗のお客様対応からご自宅への商品配送・設置までに関わるため、時には冷蔵庫等の重い商品を取り扱う可能性もあれば、電気工事も手掛ける技術者です。会社として初めての取り組みで、力のある若手社員を対象とした育成制度でした。 

1期生として、一から自分達で作り上げることのできるチャンスを逃す手はないと思いました。

元々人と接することが好きだったので、店舗でのご対応からお届けまで、お客様とより親密に関わることのできる職種に魅かれ、同期の女性とともに自ら人事部長に掛け合いました。 

学生時代は海外の文化や語学を専攻していたので、私自身これまで全く知識のなかった電気関連の技術者になることへの不安はありませんでした。「ぜひやってみたい!」という挑戦したい気持ちの方が強かったです。セールスエンジニアの育成を強化する会社の方針や業務内容の説明を受けて、この機会を逃したらきっと後悔するかもしれないと考え、始める前から諦めないで、挑戦しようと決意しました。 

経験も知識もゼロからのスタート。大切なのは「明るさと笑顔で対応する」こと

▲売場での研修の様子

2年目から、副教育担当者として新入社員教育を担当しました。店舗にいる時間は、新人研修を担当している教育担当者に付いて店内を巡回します。お客様をご案内中の新入社員が困っていたら、接客フォローに入ります 。自分でもお客様対応をしつつ、時にはセールスエンジニア時代のお客様から指名を受けて案内することもありました。 

新入社員から質問されたときに答えられないようでは、先輩社員として信頼されなくなってしまうので、新しい商品やサービスの知識からお客様対応の仕方まで、自分自身も必死に勉強しました。教える側の立場として、新入社員と接する時間が多かったことが、良いプレッシャーになりました。 

4年目(2022年5月現在)は、教育担当者として、新人のセールスエンジニアに知識と技術を教えています。 各店舗に所属する既存社員の中から、セールスエンジニアを目指す社員を対象とした研修に携わり、「セールスエンジニアとは」ということから教えています。既存社員のほとんどは、私より接客の経験も長いプロばかりですので、当然ながら皆さんから教わる部分もたくさんあります。教育担当者の立場であっても、先輩社員から教わる部分はどんどん吸収して、勉強させてもらっています。ただ、セールスエンジニアとしては、1期生としてこれまで経験を積んできた自負がある分、自信を持って研修に臨んでいます。 

セールスエンジニアとして、一番大事なことは、「明るさと笑顔で対応する」こと。研修では、お客様の要望に応える、いわば御用聞きのような存在であり続けるための方法をまず伝えています。お客様にとって、話しやすく相談しやすい存在になるために私自身が大切にしている部分でもあります。 

店舗で接客から配送までを担うので、自然とお客様と接する機会が多くなります。ただ、どんなに親しくなったとしても、ご自宅に伺う際は、商品のお届けにあたっての事前確認を決して怠りません。お客様に信頼されているからこそ、基本の流れは徹底して行うように意識しています。

搬入前の現場確認や床・壁などの保護に細心の注意を払うのはもちろんのこと、お客様のご自宅にもともとある「もの」を移動する必要がある時には、こちらの勝手な判断で手を触れず、必ずすべてに了承をいただいた上で行っています。お客様の意思を尊重して行うよう常に意識しています。

現場の提案力が次のステップにもつながる。セールスエンジニアとしてできること

▲フレッシュな新入社員と

配送に伺うと、お客様から住まいのお困りごとについて相談を受けることがあります。現場でした提案が、購入につながったこともあります。お客様の希望に沿う商品の紹介だけでなく、こちら側から提案をしていくことも大切だと考えています。 

担当したお客様のデータは一元管理し、以前ご購入いただいた商品データの保証期間の有無や商品スペック等の情報を確認した上で、配送に伺うことを基本として、想定されるお客様の要望や新しい提案ができるように心掛けています。 

セールスエンジニアは、実際の配送現場に足を運んだ経験が豊富なので、「現場を知る者」としてお客様の安心感につながっている部分もあると思います。だからこそ、こちらからの提案にも耳を傾けてくださる部分もあるのではないでしょうか。セールスエンジニアが、店舗外の職務を全うし、店舗に勤務する社員と同じくらいの実績を積むことができる強みはそこにあると思います。

幼少期の憧れが原点。今後は人を笑顔にする仕事がしたい

▲カナダ留学時の写真

幼いころ、両親によくディズニーランドに連れていってもらいました。コロナ禍前は、月に1度くらいのペースで行っていたほど、今でも大好きです。ディズニーランドは、キャストの笑顔が来る人をさらに笑顔にしている印象がすごくあります。人を笑顔にできる存在への憧れとともに、自分もそうなりたいと思ったことが接客業に就きたいと思った原点かもしれません。 

ディズニー映画もよく観ていたというのもあって、海外への憧れもありました。英語を話せるようになりたいと思って、カナダ留学も経験しました。海外留学は想像以上に楽しく、新しい経験とともにそれまで以上に視野も広がって、学ぶこともたくさんありました。一方で、海外に行ったことで、国民性や制度、モノの利便性など、さまざまな観点から日本の素晴らしさを改めて実感でき、日本がさらに好きになりました。 

セールスエンジニアとして、お客様へご提案を通じてお客様を笑顔にしていきたいです。また、研修の教育担当者としても、お客様を笑顔にできる社員の育成に携わっていきたいと考えています。これからも経験を積んで、より上の立場を目指して自己研鑽していきたいです。 

セールスエンジニアとして、教育担当者として、自分と会社の成長のために、これからも挑戦し続けます。