ウェルカムで働くヒト
VALLEY PARK STANDで働く
齋藤 奈那さん
※撮影時のみマスクを外してもらっています。
──担当職種を教えてください。
齋藤 「VALLEY PARK STANDでマネージャーを務めています。店舗の社員メンバーが私だけという期間が長いこともあり、一緒に働くアルバイトメンバーへのマネジメントにも力を入れています」
──なぜウェルカムに入社したのですか?
齋藤 「大学では、動物医療の勉強をしていました。友人は動物関係の仕事に携わっていますが、私は就活のタイミングで自分のやりたいことを棚卸したときに、“動物は大好きだけど、仕事にすることは違うかもしれない”という結論に至りました。
そして、動物の次に好きなことを仕事にしよう、と考えて“食に携わる仕事”に就こうと決めました。大学時代のアルバイト先で就職することも考えましたが、他の企業も見てみたいと思い、アルバイト先の企業で人事を担当されていた方におすすめの企業を聞いたときに“ウェルカムグループ”が出てきたんです。
説明会に参加したときに横川さん(株式会社ウェルカム代表取締役:横川 正紀)が登壇していて、直感的に『ここに入社したい』と思いました。今まで大学で学んできたことを仕事にしないことに対しては母とも話し合いを重ねて、理解してもらいました。その結果、2017年4月の新卒入社としてジョインすることができました」
──あなたの仕事のこだわりを教えてください。
齋藤 「3つのこだわりがあります。多いですよね(笑)。
ひとつめは、働いている時間を誰よりも楽しむこと。お店の雰囲気は、そこで働く人たちそのものだと日々感じます。良い雰囲気がメンバーやお店に伝染したらいいなという想いで、これからも「楽しむこと」を発信し続けます。
ふたつめは、メンバー目線で働くこと。もともとマネジメントの仕事をするとは思っていませんでした。しかし、マネージャー昇格の話を聞いたときに、自分のやりたいことよりもアルバイトメンバーの『やりたい』をかなえたいと感じたんです。店舗のみんなで創り、育てているからこそ、一人ひとりの店舗への愛は社員もアルバイトも関係なく大きいと感じます。
最後に、挑戦し続けること。店舗の特性もありますが、多岐に渡るご依頼が舞い込んできます。やったことないことも多いですが、『とりあえずやってみる』精神を持って働いています。その姿を見て、他のメンバーのやってみたい・挑戦してみたいにつながったらいいなと思っています。
まだまだ小さな力かもしれませんが、良い影響がメンバーにもお店にも伝染し、みんなでお店作りを楽しめたらと思いながら日々お店にいます」
──齋藤さんにとって、このお店はどんな場所ですか?
齋藤 「居心地の良い、家のような温かい場所です。仕事の時間って、自宅にいる時間と同じくらい長い時間を過ごすと思うんですが、ずっと居たくなってしまうところですね(笑)。
とても穏やかで素直で何事にも一生懸命なメンバーが多く働いているので、毎日刺激も受けながら働くことができています」
──仕事のやりがいを教えてください。
齋藤 「メンバーたちの成長した姿を見ることができたときにやりがいを感じます。入社時はシャイだったメンバーが、お客様と他愛のない話で盛り上がっている様子や、やりたいと言っていたことを実現させて輝いている姿を見られるのは私の特権ですね。
日々のメンバーの頑張りが積み重なった結果、昨年社内表彰をしていただきました。個人ではなく、チームで、お店で働くメンバーにフォーカスして評価してもらえたことが本当に嬉しかったです」
齋藤 奈那 / VALLEY PARK STAND
パーソナルクエスチョン
──学生時代、何か部活動をされていましたか?
齋藤 「3歳から中学生まで水泳をしていました。高校生のときに何か新しいことにチャレンジしたいと思い、登山ができるアウトドア部へ入部しました。大学では、犬の飼育と繁殖を学ぶ部活へ入部しました。
ハスキーを飼育し、繁殖を経験しました。大学時代の半分以上の時間を部活に注いでいたかもしれません。今でも大切な子どものような存在(ハスキー)に出会えたことは自身の財産です。学生時代の部活動は、どちらも『そこでしか経験できない』ことを経験できたと思います」
──目標にしている《ヒト》、または憧れている《ヒト》がいたら教えてください。
齋藤 「ウェルカムグループに入社してからお世話になった上司は全員尊敬しています。
その方によってマネジメントの手法は異なりますが、さまざまなメンバーの背中を見て追いかけてきたからこそ、今の自分のマネジメント業務につながっています。
憧れている人は幼いころから変わらず母です。大人になると失敗が怖くなってチャレンジできないこともあるはずなのに、何歳になっても新しくやりたいことに溢れていて、彼女のバイタリティには圧倒されますし、とてもポジティブで、失敗を恐れず挑戦する姿を尊敬しています」
──今チャレンジしていること、したいことがあったら教えてください。
齋藤 「英語を勉強したいですね。コロナが落ち着いてきて、外国からのお客様が私のお店にも増えてきています。アルバイトメンバーに英語の話せる子が働いていますが、コミュニケーションをとっている様子を見て、とても楽しそうだなと思いますし、お客様も安心した様子で過ごしてくださるので、お店の価値を上げていくためにも第二言語を習得したいなと思います」
就活の時期、企業に迷ったら自分の好きなものを整理して、自分の時間を費やしても苦ではないことを仕事にすることがいい、自分は二番目に好きだった“食”がさらに好きになり、毎日好きな気持ちが増えていっていると笑顔で話す齋藤さん。新卒の時期迷った経験があったからこその目線でメッセージをプレゼントしてくれました。
お店、会社、メンバーへの愛が伝わってくるインタビューの時間となりました。