ウェルカムで働くヒト
DEAN & DELUCA CAFEで働く
石川 敦さん

※撮影時のみマスクを外してもらっています。

──担当職種を教えてください。

石川 「DEAN & DELUCA CAFEでエリアマネージャーを務めています。もちろんバリスタとしてお店に立つこともありますが、数字をコントロールするほか、チームをまとめる役割を担っています」

──なぜウェルカムに入社したのですか?

石川 「DEAN & DELUCA の世界観に魅力を感じたからです。六本木に通っていたのですが、商品の魅せ方に惹かれたんです。当時、食の知識はありませんでしたが、飛び込んでみようと思いました。2012年に新宿店がオープンするタイミングで、アルバイトで入社することを決めました」

──あなたにとってこのお店(チーム)はどんな場所ですか?

石川 「 “家族”のような場所です。お店をどうしていきたいか、未来のビジョンも話しますし、お店以外のプライベートもシェアすることもあります。双子か?と思うほど、ファッションや行動が似ている子たちもいますし、ときには敬語を使わずに対等に話すこともあります。本当に第2の家のような感じです。

今は、マネージャーという立場で仕事をしていますが、私だけのお店だとは思っていません。こういうお店を作っていきたいな、という想いはありますが、お店で働くメンバーと同じ考えを持つ一員です。人は違うということを認めて、尊重しながらメンバーと接しています」

──日々、仕事を進めていく上でこだわっていることはありますか?

石川 「マネジメントする上で大切にしていることは『ダメ』と言わないことです。必ず『一旦やってみたら?』と伝えて、成果が出なかったときに『こうしたらいいんじゃない?』と提案しています。

自分も『ダメ』と言われると窮屈に感じるので、お店の子たちに同じような経験はさせたくないと思い、提案を受けたら責任は私が取るので自由にやってみてほしいなと思いますね」

──ここで働いていて良かったと思えたことを教えてください。

石川 「出会いがあることです。社員・アルバイト問わず、いい先輩といいチームメイトに恵まれているなと思います。お店の立地上、大学生のアルバイトも多く働いている中で、学ぶところがたくさんあるなと感じます。

メンバー同士でも同じように思っているようで、それぞれの働きに感化されて頑張ってくれるメンバーに囲まれて幸せだなと感じます」

──仕事のやりがいを教えてください。

石川 「今までさまざまな店舗で仕事ができて、すべてにやりがいを感じていますが、4年前からこの店舗で働けていることに、とくにやりがいを感じています。この店舗で働き始めた当初は、マネージャーがおらずルールもあまりなかったので、少しずつお店のルールや働き方を変えていきました。

当時は意見がぶつかることもありましたが、それまで働いていたメンバーが僕を、僕自身も働いていたメンバーを互いに認めていったことで、今のチームができ上がりましたね。マネジメントのおもしろさも、この環境で知ることができました」

──今後のビジョンはありますか?

石川 「2月まで1店舗のマネージャーとして、お店を任せてもらっていましたが、3月からエリアマネージャーとして、大きな規模でお店を見ています。昇格してまもないので、まずは自分に何ができるかをいち早く見つけていきたいです。

店舗のメンバーと目標をシェアしたり、スキルアップしたり、店舗にも個人にとっても先を見据えたアクションをとって育成に励んでいこうと思います。エリアマネージャーとして、数値の分析などドライな部分も大切ですが、何よりもメンバーにとって『働くことが楽しい!』と思ってもらえるよう笑顔の絶えないチームを創っていきたいです」

石川 敦 / DEAN & DELUCA CAFE
パーソナルクエスチョン

──休日の好きな過ごし方を教えてください。

石川 「息子が1歳になったので、家族で過ごせる時間が楽しいなと感じます。また、家族以外にも会社のメンバーとキャンプに行って、焚き火を囲んで美味しいモノを食べたときはいい休日だなと思います」

──目標にしている《ヒト》、または憧れている《ヒト》がいたら教えてください。

石川 「東日本のカフェ統括である戸塚 直美さんですね。絶対に『NO』と言わないんです。どんなことも『大丈夫、だいじょうぶ』と後押ししてくれていつも温かいんです。これまでの経験からの知識や手数の多さ、仕事のスピード感は抜群で、3年ほど前に入社したばかりなはずなのに、毎日とても刺激をもらっています」

──何か自慢できることがあれば教えてください。些細なことでも結構です。

石川 「自分のお店がどのチームよりも最高のパフォーマンスができていると思えることです。利益の部分ももちろんですが、毎日とても忙しいのにやりたくないと言うメンバーがいないんです。私が休みだった次の日に『昨日もお客様がたくさん来たんですよ』と嬉しそうに報告が入ります。いいチームだなと実感しますね」

何か気になったら行動して飛び込んでみて、やってみることが一番だと強く話す石川。

終始質問と向き合い、丁寧に話す彼の姿はメンバーと仕事への想いに溢れていました。