原点にあるのは、自分たちで考えてつくり上げてきた経験

▲大学部活の本番リハーサルの一コマ(写真手前)

私は2020年10月現在、営業企画として営業の方々のサポートを担当しています。どこに何を販促していくかといった計画の立案や、新聞や雑誌といった媒体に掲載する原稿制作・進行管理などが主な仕事です。新しい住宅の立ち上げ業務にも携わりながら、パンフレットといった営業用ツールの構成提案も行っています。

私の原点にあるのは、自分たちで考えてつくり上げてきた経験です。

音楽や芸術といった感性に関わるものが好きで、何かをつくることを通して、自分を表現するのに魅力を感じていました。小さいころはピアノを習っていましたし、中学校・高校では吹奏楽部でフルートを演奏していました。

中高の顧問は一風変わっていて「みんなで自由に音楽をやろう」という方針だったため、あえてコンクールには出ず、好きな曲を演奏していこうというスタイルを取っていたんです。また、演奏会の企画や選曲、練習計画、運営まですべて顧問に頼らず、学生主体で自由に行っていました。

私は副部長として、みんなを引っ張っていくリーダーがひとりで抱え込むことがないよう、陰から支えていました。みんなをまとめる部分は自分にはできないので、その点をリーダーに頑張ってもらい、それ以外の部分は私が頑張る!といったチームワークが楽しかったんです。

大学ではマーチングを始めて、リーダーとして指導に回る経験もしました。演奏会の中で一部のステージの構成・企画を任されました。リーダーとはいえ、上からものをいうタイプではなく、日ごろから壁をつくらずに交流を深めて、「どう動いたらお客様が喜ぶか?楽しんでもらえるか?」をメンバーと話し合いながら決めていくタイプでしたね。

仲間と支え合いながら、自分で考えてつくり上げてきた経験は社会人になってからも生きていると思います。プロジェクトをするときには、外部から様子を見ながら適宜サポートをするのではなく、コアの部分まで入り込んで、一緒に企画をしながら、その隣で支えていくことが好きですね。

学生から社会人へ──進化し続ける、お客様目線の考え方

▲社会人になってからも、趣味で演奏活動しています(ステージ前方でソロ演奏しているのが青野)

就活では広告代理店に絞って受けました。大学の授業で、とあるクリエイティブ・ディレクターの方の講演を聞いたことをきっかけに、新しいこと・面白いものを作っていく・考えていく、広告に興味を持つようになったからです。

新卒で入社したのは、歴史ある出版・印刷の会社でした。映画や音楽などのエンタメ業種を扱う部署の配属となり、約3年間営業担当として働いていました。もともと自分が大好きな業界であったため、お客様と話をする上でも商品に関する知識を生かせたのは嬉しかったです。

一方、金額やスケジュールに関して、お客様から無理難題をお願いされるケースも多く、大変でした。しかし、そこで培った臨機応変な対応力や交渉力が今の仕事の中でも役立っていると感じますね。

また、営業の方々がイレギュラーな対応を求める気持ちにも共感できますし、代理店の方々とお話をする上でも、媒体や印刷に関わるスケジュールや金額を把握しています。双方を理解して、どのくらいの期日で何ができるか、スケジュールを立てられることは自分の強みだと思っています。

不動産業界に関わるようになったのは、2社目からです。クライアント側に立つ仕事をしたいと考えて求人を探していた際、知らない業界だからこそ学びが多いのではないかと思い、入社を決めました。

そこでは、分譲住宅の広告チームの配属となりました。どのような分譲マンションにしていくかコンセプトを構築していくことから始まり、メインコピーをどうつけるか、ビジュアルをどう見せていくか考えます。さらに、HPやパンフレットをつくり、営業の方々へと引継ぐまでを担当していました。

年齢的に、それまでマンションを買おうと思ったことがなかったため、何を伝えたらお客様に響くのか?建物をどう見せたらかっこよく見えるのか?といった点がまったく想像がつきませんでした。最初は苦労したのですが、先輩方に意見を聞いたり、営業の方にヒアリングしたり、また他社物件との比較などをしながら、地道に力をつけていきました。

東急イーライフデザインへ転職──ブランドコンセプトをもっと伝えたい

▲現在も、大学の繋がりで知り合った方々と一緒に演奏しています。(写真右側)

東急イーライフデザインに転職をしたのは、2020年1月です。

学生時代から通学路の沿線で東急ブランドになんとなく「オシャレ」なイメージを抱いていたのですが、不動産に関わる仕事をする中で、あらためて東急不動産のブランドイメージに惹かれるようになっていました。

前職で学んだ不動産の知識や、これまでの販促に関する経験・感覚を発揮できると思ったのも入社の動機としては大きかったです。また、これから伸びていくシニア住宅や介護住宅を扱っており、今後のためにシニア業界について学びたいという想いもありました。

現在の仕事では、ロビーやフロントにいらっしゃったご入居様同士で楽しくお話されているのを見かけることや、通りすがりに笑顔で声をかけていただけることもあります。そういった際に、住宅に納得していただいた上でご入居され、今も安心してお過ごしていただいているのを実感できて、非常に嬉しく、やりがいを感じています。

また、やわらかい社風なので、年功序列やトップダウンといった空気がありません。自分が提案したことにきちんと耳を傾けて一緒に考えてくれたり、対話をしてくれたりする人が多いです。だからこそ、現場にいる営業スタッフや運営をしている支配人から、お客様の声を聞かせていただくことも多く、モチベーションにつながっていますね。

これまでの経験を生かしながら、現在は新規事業に関わっていますが、今後は既存の住宅に対しても、もっと整備していきたいと考えています。

というのも、既存の住宅に対する広告は、その都度HPやパンフレットなどのツールをつくってきたため、コンセプトに伴った共通の軸が整っていないように感じるんです。なので、もっとわかりやすく『グランクレール』というブランドコンセプトを伝えていけるようにしたいと思っています。

また、シニアのお客様向けだからこそ、オンラインだけでなく、オフラインのツール整備にも力を入れたいですね。「お客様にどう伝えていくか?」にもっとこだわっていけるように足を踏み入れていきたいと思います。

細かいこだわりを武器に、大きな視点をもって前へ

これまで無我夢中で走り続け、経験を身につけてきたのですが、今後は知識を生かしつつ、長期的なキャリアを築きたいと考えています。

営業企画として細かい業務で貢献しつつも、営業実績や全社予算、広告予算などを俯瞰し、全社的・具体的な販促について提案できる人材になりたいです。当社はこの業界では比較的新しい会社ですし、ブランド・商品をより広く認知されるように仕掛けたいと考えています。

実は、私はもともとマルチタスクな性格ではないと感じていて、個人的にはひとつの物事にずっと打ち込むほうが向いていると思っているんです。

クオリティを重視するのでなかなか妥協できず、パンフレットひとつとっても写真やコピーに対して、ちょっとでも違和感があれば納得行くまで赤入れします。こうなったらいいという「理想」に向けて、こだわりを持っていつも突き進んでいます。

ときには、自分で掲げた目標が高すぎて、たどり着けなくなることもあります。でも、中高で部活動に熱中していたころから変わらぬ“納得するまでやりたい”という性格のため、地道な努力をすることは苦になりません。常に“かっこ悪いのは嫌だ”と考えながら仕事をしています。

現在の仕事は多岐にわたるため、こだわりすぎると大変な部分もあるかもしれませんが、一つひとつに熱量を込めながら、お客様のために今後も理想を叶えていきます。