100年に一度の変革期を迎えている自動車業界。長い歴史を持ちながらも近年はIT企業の参入なども相次ぎ、ホットな業界でもあります。そんな自動車業界にはどのような仕事や企業があるのでしょうか?本記事では、自動車業界について、そして実際に自動車業界で働く人々の生の声をご紹介していきます。就職活動の情報収集にぜひ活用してみてください。
「自動車業界」とは?どんな仕事や企業があるの?
自動車にまつわる企業は大きく分けると4つに分類されます。
▶︎自動車メーカー
自動車を開発・製造・販売する企業です。自動車メーカーは技術やデザイン、車種に強みや独自性を持ち合わせています。
自動車メーカーの仕事:営業、企画、デザイン、研究開発設計、生産技術、調達、品質管理、製造、コーポレート系職種(知的財産、経理財務、人事等)等
▶︎自動車部品メーカー
自動車を製造するための部品を製造している企業です。自動車の部品は数万個にのぼり、多くの自動車部品メーカーによって成り立っています。
自動車部品メーカーの仕事:営業、企画、デザイン、研究開発設計、生産技術、調達、品質管理、製造、コーポレート系職種(知的財産、経理財務、人事等)等
参考記事:メーカーの仕事についてはこちら
▶︎自動車ディーラー
自動車メーカーと特約店契約を結んだ正規販売店です。点検や整備などのアフターフォローに加えて保険なども取り扱っています。また、特定のメーカーと特約店契約を結ばず、複数のメーカーの車種を取り扱う販売店をサブディーラー(販売店)といいます。
自動車ディーラーの仕事:営業、整備・メンテナンス、コーポレート系職種(経理財務、人事等)等
▶︎自動車関連サービス
自動車メーカー、自動車部品メーカー、ディーラーの他にも自動車にまつわる企業や仕事は多数あります。馴染みのあるものも多いのではないでしょうか?
・保険
自動車や原動機付自転車を使用する際に義務付けられている自動車損害賠償責任保険の他、任意保険があり、多くの保険会社が損害保険を取り扱っています。
・修理
自動車の整備や点検を行う自動車整備工場などが該当します。
・レンタカー
自動車を有料で貸し出すサービスです。自動車メーカーやディーラーが運営しているケースもあります。
自動車業界の今を知る4つのキーワード
▶︎CASE
「CASE」は「Connected(IoT化)」「Autonomous(自動運転化)」「Shared& Services(カーシェアリング)」「Electric(電気自動車))」という、自動車業界における4つのトレンドの頭文字からなる造語です。
・Connected(IoT化)
自動車をIoT化することで車両や道路状況のデータを取得・活用することで新たな価値を生み出します。
・Autonomous(自動運転化)
運転の自動化により、交通事故の防止や渋滞の緩和などを目的に開発が進められています。歴史のある自動車メーカーに加えて、IT企業が参入するケースも増えています。
・Shared& Services(カーシェアリング&サービス)
自動車を個人で保有するのではなく、必要な時だけ自動車を借りたり、共同で利用したりする形式のサービスが増えています。レンタカーに比べて気軽に借りられるものが多いのも特徴です。また、自動車にまつわるサービスとしては、タクシーの配車サービスなども増えています。
・Electric(電気自動車)
地球温暖化などの環境問題への対策から、電気エネルギーで走行することで二酸化炭素や窒素酸化物を排出しないEV車(電気自動車)への移行が進められています。
▶︎MaaS(Mobility as a Service)
自動車や公共の交通機関などの移動サービスをシームレスにつなぐなど、それらを実現するためのサービスを指します。移動の利便性向上や交通問題の解決に貢献することが期待されています。
▶︎脱炭素(カーボンニュートラル)
二酸化炭素などの排気ガスによる環境汚染は世界規模での問題となっており、自動車メーカーにとっても喫緊の課題です。自動車メーカーや自動車部品メーカーは脱炭素にむけて技術開発やEV車、EV車で使用される部品などの製品化を進めています。
▶︎ソフトウェア
CASEやMaaSを実現する上で重要になるのが、ソフトウェアやそれらを開発するソフトウェアエンジニアの存在です。自動車というハード面に新たな技術を組み合わせることにより、新たな価値提供をすべく、自動車業界でもソフトウェア人材の需要が高まっています。
自動車業界を目指したきっかけ・動機
自動車業界を目指す就活生も、その理由はさまざまです。きっかけには次のようなものが挙げられます。
・自動車が好き
外に出れば目に触れる自動車ですし、ご家族が好きでいつの間にか自分も好きになっていたというケースも多いのではないでしょうか?運転するのが好き、デザインが好きとその形はさまざまですが、好きが高じて自動車業界にという方は多くいらっしゃいます。
・ものづくりが好き
メーカーを目指す方にも多い動機ですが、やはり自動車は街で動く様子を目にする機会が多いものでもあります。どういった製品に携わりたいかを考えた結果、自動車業界を選択する人もいます。
・世界に通用する製品に携わりたい
日本製の自動車は世界で愛されている製品でもあります。留学や旅行で海外に訪れた際に、日本製の自動車が走っているのを目にして、そうした製品に携わりたいという思いで自動車業界を目指す方もいます。
自動車業界で働く人々の声
実際に自動車業界で仕事をする方々はどのような想いで自動車業界に入社・転職し、キャリアを歩んでいるのでしょうか?自動車業界で働く方々の声をピックアップしました。
※記載の情報は記事公開当時の内容です。
▶︎トヨタ自動車株式会社
事業内容:自動車の生産・販売
*ストーリー:「トヨタのクルマ」という最強のハードウェアのために、最高のソフトウェアをつくる
・2021年中途入社
・仕事内容:コネクティッドカンパニー コネクティッド先行開発部で車両の設定やエアコンの設定、安全機能の設定などを司るフロントエンドの開発を担当
・きっかけ:
滝さん 「トヨタの社員の方から「これからはソフトウェアに力を入れていく。その立ち上げを一緒に進めてほしい」という話をいただいたのはそんな折。トヨタが進めるソフトウェアファーストのクルマづくりの創成期で、ソフトウェア開発に関わる大きなプロジェクトが立ち上がろうとしているということを知りました。
クルマという強いハードウェアがある会社で、これまでにない大規模なプロジェクトの立ち上げに携わることができる──こんな機会は、人生の中であまりないのではないかと思い、世界規模のグローバルな仕事ができること、また私自身がクルマ好きということも後押しとなり、転職を決意しました」
・やりがい
滝さん 「日本だけでなく、グローバル展開でスケールの大きな仕事に関われるという点は入社の大きな決め手の一つでした。現在は北米のチームと一緒に開発をする毎日で、ルールや認識が日本と異なることで難しさを感じることもありますが、やりがいもひとしおです。国によって開発の進め方や思想の違いを感じることがあっても、お互いの違いを認めて少しずつ調整し、プロジェクトが形になるように進められていることに手応えを感じています」
▶︎日産自動車株式会社
事業内容:自動車の製造、販売および関連事業
*ストーリー:お客さま目線を大切にしたクルマづくりを──開発者の経験を生かし、CS向上に挑む──
・新卒入社
・仕事内容:国内市場における製品品質・営業サービス品質の管理業務に携わり、中でもEVやe-POWERなどの電動車両に関わる案件を取り扱う
・きっかけ:
暮らしにクルマが欠かせない地域で幼少期を過ごした中田さん。身近に触れる機会が多かったため、自然とクルマ好きに。特に父親によくドライブに連れて行ってもらったことが楽しい思い出で、その経験がクルマ好きに繋がったと言います。
大学では機械システム工学を専攻し、自動車用ディーゼルエンジンの燃費向上に関する研究に取り組みました。入社までの経緯を次のように振り返ります。
田中さん 「大学時代の研究活動を通して、『クルマが好き』という純粋な気持ちから、『より良いクルマづくりに携わりたい』という明確な意志に変わっていきました。入社を決めたのは、失敗を恐れず挑戦する前向きな日産自動車のDNAに惹かれたから。
日産自動車では、『他のやらぬことを、やる』という企業理念を掲げ、その精神はエンジン開発にも表れています。独自のVCターボエンジンの開発に成功しているのはその好例で、新しいことに果敢に挑み続ける企業文化はとても魅力的でした」
・やりがい:
新型車の開発者から、お客さまの改善要望に応える立場へと大胆な転身を遂げた中田さん。以前とはまったく異なる役割に、新たなやりがいを見出していると言います。
田中さん 「『このクルマのこの点が良かった』『ここが特に気に入っている』というお客さまの声を聞いたときの喜びは格別です。また、難易度の高い問題を迅速に解決し、お客さまの不安や不満を最小限に抑え、販売会社のスタッフから感謝の言葉をもらったときは、大きな充実感を覚えます」
▶︎本田技研工業株式会社
事業内容:二輪、四輪、汎用製品の製造・販売事業以外にも、ロボットや航空機などの新規事業
*ストーリー:目指すは環境負荷ゼロ。キャリアチェンジ、育児との両立──諦めない社員のストーリー
・2006年新卒入社
・仕事内容:環境エネルギー戦略企画課でカーボンニュートラルを目指した取り組みを推進
・きっかけ:
野坂さん 「父が部品メーカーに勤めていて、小さい頃から『父さんが設計した部品が製品のここに入っているんだよ』という話を聞いていました。自然な流れで、自分が関わった製品を世に出してみたいと考えるようになったんです。
なかでも、家族でインテグラタイプRに乗っていたこともあり、Honda製品に触れる機会が多かったんです。Hondaについて調べるうちに、企業理念やモノづくりの姿勢に共感しました。特に『技術の前ではみな平等』というカルチャーに惹かれ、入社を希望しました」
・やりがい
野坂さん 「できない!と決めてしまい、だからやらないという選択肢もあるかもしれません。けれど、やると決めたら、できない理由は解決すべき課題へと変わっていきます。Hondaには、一社員が考えたことでもそれが良いアイデアであれば、提案した人に任せてくれる風土があります。全社一丸となって取り組まなければならない難しいチャレンジですが、Hondaならきっと実現できます」
▶︎三菱自動車工業株式会社
事業内容:自動車及びその構成部品、交換部品並びに付属品の開発、設計、製造、組立、売買、輸出入その他の取引業。 産業用エンジン等及びその構成部品、交換部品並びに付属品の開発、設計、製造、組立、売買、輸出入その他の取引業。中古自動車及びその構成部品並びに交換部品及び付属品の売買。 計量器等の販売。
*ストーリー:自分たちが良いと思うものを。カーデザインのプロフェッショナルが描く未来の展望
・2019年中途入社
・仕事内容:三菱自動車デザイン本部 エクステリアデザイングループ マネージャー
・きっかけ:
芦田さん 「私は高校を卒業してすぐ、アメリカへ留学しました。明確な理由があったわけではなく勢いで(笑)。最初は警察官や消防士に憧れて『National Ranger Service:森林警備隊』を目指したのですが、国籍の関係で就職できず断念しました。どうしようかと悩んでいた時、偶然テレビでデトロイトモーターショーを見かけました。
番組では、有名なカーデザイナーが手描きのスケッチを描いていました。そのスケッチがあまりに綺麗で『これだ!!』と思って。一生懸命勉強して、世界有数のデザインの学校に入りました」
・やりがい
芦田さん 「(前職時代に)リーダーとしてチームをサポートして、みんなでモノを作る経験をするうちに、気づいたんです。スケッチを描くことだけがデザインではない。チームを作ることも、ある種のデザインだって。そう思うとリーダーの仕事が楽しくなりました。チームメンバーに感謝されることも多く、これまでにない達成感を得ることができましたね」
▶︎TOYO TIRE株式会社
事業内容:各種タイヤ(乗用車用、ライトトラック用、トラック・バス用)、自動車部品事業:自動車用防振ゴム
*ストーリー:タイヤの金型づくりを極める。社内外との連携で守る製品の魅力
・2012年派遣社員として着任→2018年TOYO TIREへ転籍
・仕事内容:市販用タイヤを開発するREタイヤ開発部の金型「モールド」を設計するチームでリーダーを務める
・きっかけ:
大学を卒業して帰国後、CADに関係する仕事がしたいという想いを抱き、エンジニアの派遣会社へ就職。2012年、派遣先としてTOYO TIREを訪れます。
川端さん 「面談のために初めてTOYO TIREの社屋を訪ね、通された部屋でエアレスタイヤ『noair』を目にしました。タイヤはただの黒い輪っかだと信じて疑わなかったところに、ポップカラーで不思議な形状のタイヤを目にしたあの衝撃は今でも覚えています。これが未来のタイヤなのか!と。
面接官だった当時の課長に『おもしろいタイヤですね』と思わず話しかけると、タイヤについて熱く、そして気さくに話してくださったんです。今まで気に留めたこともなかったタイヤの魅力とTOYO TIREの温かな雰囲気に惹かれ、ここで働くことを決めました」
・やりがい:
川端さん 「生産中にどうしても出現してしまう不良品を1本でも減らすため、過去の経験を糧とし、設計に工夫を凝らして、チームみんなで日々より良い『ものづくり』をめざしています。こつこつと積み重ねる、一見地味な作業ですがやりがいを感じます。ここが、国内外で待ち望まれているTOYO TIREらしいタイヤづくりの砦ですから」
▶︎株式会社デンソー
事業内容:自動車技術、システム・製品を提供する、グローバルな自動車部品メーカー
*ストーリー:大切なことはいつも人が教えてくれた──高いマインドで目指す技術者としての高み
・2016年新卒入社
・仕事内容:ブラシレスFPC(Fuel Pump Controller、燃料ポンプを制御する電子基板)のハードウェア設計を担当
・きっかけ:
柴田さん 「いざ就職のことを考えたときに、自分の携わったものが目に見えて実感できるメーカーに就職したいと思いました。中でも自動車業界なら、規模が大きくやりがいがありそうに思えました。一方で、当時は、化学系から自動車関係に就職された方が周りにあまりいなかったので、どれくらい需要があるのか気になっていました。
しかし、説明会を通じてデンソーのことを知り、『部品メーカーならば化学の知識を役立てることができるのでは……』と考えたんです」
・やりがい
柴田さん 「2022年9月現在は、モビエレ事業グループ エレクトロニクス技術1部で、ブラシレスFPC(Fuel Pump Controller、燃料ポンプを制御する電子基板)のハードウェア設計を担当しています。
ブラシレスFPCは、小規模な製品ということもあり、各人が広い範囲を担当している(制御・回路・筐体の各設計を1~2名程度)のが特徴です。すぐ隣の席の仲間が自分とまったく異なることをしているようなチームのため、技術的にも幅広く経験できる環境で、楽しく過ごしています」
▶︎パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
事業内容:車載コックピットシステム、ADAS(先進運転支援システム)および関連デバイス、車載充電器、xEV向けシステム・デバイスなどの開発・製造・販売
*ストーリー:積み上げてきた技術力でモビリティに新たな価値を──車載充電器開発でめざす持続可能な社会
・2017年キャリア入社
・仕事内容:車載充電器の設計開発
・きっかけ:
前職で約6年にわたってゲーム機やプリンター複合機、プロジェクター向けAC/DC電源の設計に携わった猪狩。EVの台頭がキャリアの転換点になりました。
猪狩さん 「パワエレはいわば縁の下の力持ち。問題なく機能して当たり前とされ、評価がされにくい傾向があります。ところが、EVが登場したことで状況が一変。たちまち脚光を浴び始めたことで、それまでの回路設計・商品設計で培った技術を活かして活動の幅を広げたいと考えるようになりました。
一般のAC/DC電源は、企画から量産まで1年弱と開発期間が短いのが特徴です。前職で、一連の開発プロセスをリードする経験を通じて、車載充電器の分野にも適用できる設計技術がひと通り身についていました。自分が貢献できる余地があると考え、PASへの入社を決めました」
・やりがい:
2024年で入社8年目を迎える猪狩さん。転職を経て充実したキャリアを歩む立場から、PASで車載充電器開発に取り組む醍醐味についてこう述べます。
猪狩さん 「車載充電器は開発期間がとても長く、その過程でチャレンジングな局面に遭遇する機会が少なくありません。市場の要求にキャッチアップしていくためには、常に新しい技術を取り入れ進化していくことが不可欠ですが、そのたびに自分をアップデートできるところに魅力を感じています。
また、『一人ひとりのより良いくらしの実現のため、持続可能なモビリティ社会を創造する』という大きなミッションを掲げるPASでは、どの部署も新たな価値提供をめざして技術や商品の開発に取り組んでいます。パワエレに限らず、かつての私のように表舞台で新しいことに挑戦したいと考えているエンジニアにとって、とても魅力的な環境です。車載開発が未経験のパワエレ技術者にも、ぜひチャレンジしてほしいと思います」
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▶︎株式会社不二越
事業内容:材料から加工技術、機能部品、そしてロボットまで多彩な事業・技術をあわせ持つ総合機械メーカー
*ストーリー:自分の設計から作られたモノが、世の中を支える。不二越の設計担当者の足跡
・2015年新卒入社
・仕事内容:カーハイドロリクス事業部で自動車用の油圧機器であるソレノイドバルブの設計や開発を担当
・きっかけ:
2015年に入社した江末さんですが、実は大学時代は総合機械メーカーである不二越の方向性とは少々異なる電気を専門に学んでいました。同じ学部の学生が情報分野を得意とし、IT企業へ就職するなか江末さんが不二越を選んだ理由は、学んだことを活かしながら地元で働きたいと考えたからでした。
江末さん 「愛知県にある大学へ通っていましたが、就職は地元の富山県でしたいと思いました。富山県には製造業の会社がいくつかありますが、不二越ではロボット事業を行なっているので、電気分野の知識が活かせる可能性があると考えたんです」
・やりがい:
江末さん 「自分の考えたモノが実際に動くというのが、設計の醍醐味だと思います。自分の設計で作られたモノが動き、最終的には車やロボットに使われて製品を動かしていく。それを見ると、設計をやっていて良かったと感じますね(中略)
自分が設計し開発した機器が使われている車を見かけると、やはり嬉しくなりますね。車に関わる仕事をしていると、世の中の生活者の移動を支えているという実感が得られ、社会のためになることをしていると感じられます」
▶︎ボッシュ株式会社
事業内容:自動車メーカー向けシステムおよび製品の開発・製造、ドライバー向け自動車パーツおよびアクセサリーの販売、ボッシュ・カー・サービス(BCS)などの運営、自動車整備機器の販売、電動工具の販売
*ストーリー:人生の運転席に座るのは、いつも自分。モビリティの未来を担う若手社員たちのあゆみ
▶︎Aさん
・2019年新卒入社
・仕事内容:自動運転システム開発に必要な研究開発車両の構築などを担当
・きっかけ:
Aさん 「私はホームセンターでアルバイトをしていて、工具などボッシュの製品に触れる機会が多かったことから気になって会社を調べました。私は中学生の頃に自動運転の動画を見てすごいと思い、それから自動運転に関わる仕事がしたいと考えていました。ボッシュは自動運転にも取り組んでいて自動車の部品もほとんど自社で揃えているため、幅広いラインナップと深い知識を持つ点に惹かれて、入社したいと考えるようになりました」
・やりがい:
Aさん 「私は10年前に自動運転の動画を見て自分もやりたいと思いましたが、その頃は英語も話せず技術もなく数学もできなかったので、絶対無理だと考えていました。しかし、10年後の今、私は海外で自動運転のクルマの開発に携わっています。
これから就職する方は、10年後どういう人間になりたいか、そのために必要な知識や環境はどういうものかをリストアップしてみてください。そして、それにマッチングするような企業を選ぶことができれば、きっと10年後も満足できるのではないかと思います」
▶︎Kさん
・2013年新卒入社
・仕事内容:運転支援システムの技術渉外を担当
・きっかけ:
Kさん 「大学3年生のときにボッシュを知り、企業説明で大学に来てくれた人事の方がとても明るく、ほかの会社とは違うと感じました。同業者の父にそれを話したら、ボッシュはいい会社だと話してくれたことから興味を持ちました。企業説明会に参加すると人事以外の方もすごく朗らかな印象を受け、肌に合っていると感じてボッシュに入社しようと決めました」
・やりがい:
Kさん 「入社前は、残業や出張があまりなく勤務地も変わらないとイメージしていましたが、実際は必要に応じて求められます。しかし、その分いろいろな経験ができたのも事実です。仕事の軸のひとつである『Enjoy』で言われているように、今はギャップも乗り越えて楽しく仕事ができています」
▶︎Iさん
・2018年新卒入社
・仕事内容:運転支援システムのセンサー開発を担当
・きっかけ:
Iさん 「合同説明会でボッシュの名前を見てはじめて存在を知り、一目惚れのような形で入社したいと思いました。(中略)ボッシュのグローバルインターンシップには、大学院生のときに参加しました。ベトナムで英語を使って働く経験をしてすごく大変だとわかりましたが、それでも海外の方と仕事をしてみたいと思いました。さらに、ボッシュは自動運転技術のラインナップが幅広く魅力的だと感じたため、入社を決めました」
・やりがい:
Iさん 「現在、新しい試験装置の立ち上げを担当していますが、ボッシュのグローバル拠点を見てもその装置の導入実績がありませんでした。はじめての立ち上げで苦戦していますが、今までのソフトウェアのテストで培った知識をフル活用させています」
▶︎株式会社ホンダロジスティクス
事業内容:陸上・海上輸送(完成車・部品)、梱包、保管、部品納入代行、二輪・四輪SUB-ASSY業務、物流機器商品開発・販売、システム開発、航空貨物代理店、通関業、引越、その他
*ストーリー:「知りたい気持ち」を原動力に、物流会社での“モノづくり”に挑戦
・2020年新卒入社
・仕事内容:モノを運ぶための台車やケースといった物流機器を取り扱う物流機器販売課で開発・設計から購買、営業まで幅広く担当
・きっかけ:
大学では商学部経営学科で学んでいた亀谷さん。就職活動を始めるにあたって、まずはクルマやバイクに関係する会社に進みたいという方向性を定めました。その背景には、幼少期からの自身の趣味があります。
亀谷さん 「父親の影響もあり、子どものころからモータースポーツが好きで、小学生の時にはオフロードでモトクロスに乗っていました。モータースポーツは、速さを競うというおもしろさはもちろん、各メーカーの技術の集大成が見られる点が魅力。中でも、Hondaが一番好きだったんです。
とくに、栃木県にあるモビリティリゾートもてぎで現地観戦した時に立ち寄ったホンダコレクションホールが印象的でした。創業からの歴史やこれまで使われた車体などが展示されていて、本田 宗一郎の考えにも触れたことで、Hondaグループの会社に就職したいと思いました」
Hondaのグループ会社の中でホンダロジスティクスを選んだのは、大学での講義がきっかけでした。
亀谷さん 「物流の講義を受けた時に、経済を支える上で物流がどれだけ重要なのかを知ったことがとても記憶に残っていたんです。Hondaグループの合同説明会でホンダロジスティクスと出会ったことで、進路が決まりました」
・やりがい:
苦労もある一方で、 “モノづくり”をする部署ならではのやりがいも感じています。
亀谷さん 「お客様からいただいた要望に対して、先輩たちとアイデアを出し合って形にしていきます。自分のアイデアが反映されて製品になるとやりがいを感じますし、お客様の現場を訪問した時に実際に使っている様子を見ると、『やってよかった』と嬉しくなります。モノづくりの楽しさ、“ホンダイズム”を感じることができています」
▶︎愛知トヨタ
事業内容:次の会社の株式を所有し、その会社の経営管理およびそれに付帯する業務
愛知トヨタEAST株式会社/愛知トヨタWEST株式会社/トヨタL&F中部株式会社/株式会社トヨタレンタリース愛知/トヨタホーム愛知株式会社/愛知スズキ販売株式会社/株式会社アトコ/トヨタ情報システム愛知株式会社/愛知クレジットサービス株式会社/株式会社ATビジネス
*ストーリー:最上位の称号「ジュエル」を胸に。最高のおもてなしでお客さまに驚きと感動を
・2011年新卒入社
・仕事内容:レクサス店でアシスタントを担当
・きっかけ:
接客のプロフェッショナルとして活躍する金本さんですが、入社前から現在の姿を想像していたわけではありません。大学時代は発達心理学を専攻して子どもの心理学について学び、玩具を企画する仕事を志していました。当時のことを金本さんはこう振り返ります。
金本さん 「企画職に就くためにはまず現場を知ることが大事という考えから営業職に関心を持ちました。業界を広げて就職活動をするなかで、出会ったのが愛知トヨタ。人事ご担当が、一就活生である私のことを気づかい、丁寧に接してくださったのが印象的でしたね。そのあたたかい人柄に惹かれて、入社を決めました。
自動車に詳しいわけではなかったので、仕事が務まるかと不安でしたが、入社後の研修がとても手厚いと聞いて、『ここでならやっていけそうだ』と安堵したのを覚えています」
2011年の入社後、金本さんが最初に経験したのは、トヨタ店での営業職。先輩の後ろに付いて自動車の販売に必要な知識を学び、商談に臨みました。
・やりがい:
お客さまと営業スタッフやサービススタッフを橋渡しするのがアシスタントの役割。お客さまからかけられる言葉がやりがいになっていると言います。
金本さん 「あくまでもアシスタントという立場なので、お客さまと接する機会は限られています。にもかかわらず、短時間の対応をさせていただいたお客さまが私の名前を覚えてくれたり、再訪してくれたり、ということがあって。それはとても嬉しかったですね。
また、お客さまのなかには、愛着を持って、長く乗り続けてくださる方が少なくありません。お客さまのお子様が成長していく様子を実感するなど、お客さまの人生に寄り添えていることに大きな喜びを感じます」
自動車メーカーや自動車部品メーカーなどにかかわらず、IT業界から自動車業界へ関わっている方々もたくさんいます。ITエンジニアとして自動車業界に携わっている方々のストーリーは「100年に一度の変革期 モビリティ×ITエンジニア」特集にまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。
大きな変革期を迎えている自動車業界では、求められる人材の幅も広がり、活躍の場も広がっています。また、多くの人が携わり作り上げられる製品ですから、その分仕事の種類もさまざまです。どんな仕事があり、どのようにキャリアを歩んでいるのかなど、ぜひストーリーを通して学んでみてはいかがでしょうか?
