求人メディアや就職エージェント、人材派遣など、多様な仕事がある人材業界。本記事では、人材業界の概要とともに実際に人材業界で働く人々の声をご紹介していきます。
就職活動の情報収集や企業選びの際にぜひ活用してみてください。
人材業界とは?どんな仕事をするの?
人に関わる仕事や人生に寄り添える仕事ということで、コミュニケーションが好きだったり、誰かを応援したりしたいという人が選択肢の一つとする業界ではないでしょうか?
そんな人材業界ですが、大きく分けると次の5つの領域があります。これらの領域を複数カバーし、総合的に企業や求職者を支援している企業も多数あります。
・人材紹介
人材紹介は自社サービスやサイトに登録した求職者と求人者である企業を仲介する仕事です。新卒での就職を控える学生を対象にしたサービス、転職者を対象にしたサービスがあり、求人企業と接する法人営業、求職者をサポートするキャリアアドバイザーという役割があります。
また、自社サービスに登録していない人材をスカウトし、企業へ紹介するヘッドハンティングもこの人材紹介に該当します。
・人材派遣
人材派遣は自社で雇用した人材を企業に派遣する仕事です。人材派遣には、業界や職種に特化したビジネスを行っている企業もあります。
また、最長6カ月の派遣期間を経て、派遣先の企業に直雇用へと契約形態が変更される紹介予定派遣という形もあります。
・求人広告
求人をしている企業の広告を自社で運営しているナビサイトやメディア、情報誌などに掲載する仕事です。また、こうしたメディアと企業の間に入り、広告代理店としてのビジネスを行っている企業もあります。
・人材コンサル
企業組織における人材についての課題解決などをコンサルタントとして支援する仕事です。人事制度や採用制度などの整備、組織の活性化、従業員満足度を上げるための取り組みなどを支援します。
・研修/トレーニングプログラム
企業内研修や専門職での就職を目指す方向けに研修やトレーニングプログラムを提供する仕事です。研修内容は一般的なビジネスマナーやマネジメント教育からプログラミングなど、さまざまです。
人材業界とひと言で言っても、企業のビジネスモデルはさまざまですし、仕事の中で接する人も個人なのか企業なのかという違いもあります。
人材業界を目指したきっかけ・動機
・人が好きで人と関わる仕事をしたい
人と関わる仕事はいろいろとありますが、その一つとして例に挙がるのが人材業界ではないでしょうか。人とコミュニケーションを取ることが好きであったり、人の話を聞くことが好きであったり。また人と人をつなぎ、何か新しい価値を創造したいという方も多いと思います。
・人の人生を支えたい、寄り添いたい
就職、転職は人生の中でも節目になるものです。節目では新しい出会いへのワクワク感よりも、不安や悩みを抱えがちです。そんな時に求職者に寄り添い、新しい道を切り開くサポートがしたいという方も多いのではないでしょうか。
・企業課題や社会課題を人軸で解決したい
企業において、そこで働く人は一つの資産。その企業やサービスにマッチした人材が活躍できれば、企業としてもさらなる成長を望むこともできるでしょう。個々人のスキルや強みに頼るだけでなく、活躍しやすい環境を作ることや、適した人材を採用することで離職率の改善や従業員満足度の向上につながり、良い循環を作ることもできるでしょう。
・無形商材の営業を経験したい
営業パーソンが販売する商材としては、機械や食品などカタチがある有形商材と、人材ビジネスや広告販売などカタチのないものを販売する無形商材があります。有形商材は目に見えるため、営業時にも商品のイメージがつきますが、無形商材はイメージがつきにくいものです。その中でも人材ビジネスは就労後の活躍イメージを求人企業に伝えたり、企業の魅力を求職者に伝えたりするだけでなく、企業と求職者とのマッチング度や想いに寄り添う必要があります。そうした経験を求めて、志す人もいるでしょう。
人材業界で働く人々のリアルな声
実際に人材業界で働く方々はどのような想いで人材業界に足を踏み入れ、どのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか?
新卒で入社した方だけでなく、他の業種業界から人材業界に飛び込んだ方まで、人材業界の先輩たちの声を集めました。
▶︎株式会社アーキ・ジャパン
事業内容:建設エンジニアアウトソーシング事業、転職支援事業、建設事業
*ストーリー:親しみやすさを第一に。建設現場の社員が安心して働けるサポートを届けていく
・新卒入社
・仕事内容:カスタマー・サティスファクション職として現場の施工管理職の技術社員をサポート
・きっかけ:
松尾さん 「就職の際は、建設業界、中でも建設現場を広く学べる施工管理の仕事をしたいと考えていました。数ある企業の中でアーキ・ジャパンを選んだのは、最も研修に力を入れていると感じたからです。
未経験者の私が安心して第一歩を踏み出すために、こうしたサポートを受けられるのは心強かったです。また採用面接が、まるで雑談しているようにリラックスした雰囲気で、入社前から「働きやすそうな会社だな」と感じたことを覚えています。
入社後は1カ月ほど、施工管理の基礎やビジネスマナーの研修を受けました。その後、大手建設会社に配属。倉庫の新築工事を中心に、施工管理職として建設現場を担当し始めました。
ところが、約2年働く中でわかったのは、私は肺の機能が弱く、体力勝負の仕事には不向きであること。通常業務には問題ありませんが、階段の上り下りなどが続くと疲労してしまい、周囲に迷惑をかけることもあったのです。当時は転職も考えていました。
しかし、CS担当者と面談すると、『コミュニケーションを取るのが好きで施工管理の知識があるなら、私たちのCSの仕事を一緒にやってみませんか?』という提案を伝えられました。
さまざまな現場に行き、多くの人と話すCS担当者の仕事ぶりを目の当たりにしていて、『サポートする立場もおもしろそうだな』と興味が湧いたこともあり、異動を決意しました。
・やりがい:
松尾さん 「この仕事では、配属された社員に安心感を持ってもらえているなと感じるときに、やりがいを感じます。私自身、単独で現場に配属されたことがありますが、不安になることも少なくありませんでした。そんなとき、CSの担当者と話すことで安心できたことが印象に残っています。
自分が同じような役割を務められていることにやりがいを覚えますし、『楽しく働けています』という言葉を聞くとモチベーションも上がります」
▶︎Adecco Group
事業内容:人財派遣、人財紹介、アウトソーシングなど、コンサルテーションをベースとしたハイブリッド型の総合人財サービス
*ストーリー:「まずはやってみる」──パラレルキャリアで広がる豊かな人生
・2017年中途入社入社
・仕事内容:スタッフアドバイザーとして現場で働く派遣社員への就業支援
・きっかけ:
前職で加藤は、企業間取引に関わる業務を中心に行っていましたが、いつしかCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)のスキルを生かし個人のキャリアに直接関わるような仕事をしたいという希望を持つようになっていました。
・やりがい
加藤さん 「入社して就いたスタッフアドバイザーの仕事は、まさに『人と関わる仕事』。しかも、キャリアコンサルタントの知識が役立つシーンも多いので、とても充実しています。とはいえ、現状に満足はしていません。派遣社員の皆さんに寄り添い、皆さんのキャリアをこれまで以上に支援していきたいと考えます。
コロナ禍もそうですが、世の中が変わっていく中で、少し先の未来の自分のありたい姿を想像し、自分の意志を持ってキャリアを選択し、より良い人生を歩んでいただくためのサポートができればと思っています」
▶︎イントループ株式会社
事業内容:事業戦略・業務改革コンサルティング、ITコンサルティング、プロジェクトマネジメント支援、プロフェッショナル人材支援・人材紹介、新規事業開発・営業推進支援、海外進出・販路開拓支援
*ストーリー:会社と働く人のために道しるべをつくりたい。営業職で奮闘する社員が見据えるビジョン
・中途入社
・仕事内容:プロフェッショナルな人材(エンジニアやコンサルタント)を派遣する人材ソリューションサービスの営業
・きっかけ:
(前職時代の)仕事に携わる中で、みんなが一定の成績を出せるようなフローや仕組みをつくることを考えている人が多く、その考えが私の心に留まりました。
そして、私もこのような仕事をしたいと思うようになりました。入社した人が決まったことをすれば成果を出せるような“道しるべ”がつくれたら、会社の業績も順当にあがっていくと思ったんです。 (中略)人材の仕事は将来人事につながる、そしてITの知識もどんな会社にいっても必要になってくるという気持ちからINTLOOPへの入社を決めました。
・やりがい:
もちろん、やりがいもあります。ご支援した会社と派遣されたフリーランスの方の双方にWin-Winな状態が生まれているのを見ると、私たちがいる意味を感じます。以前は私自身が派遣をやっていて同じように紹介される立場でしたから、INTLOOPに登録してくれているフリーランスの方々の気持ちに寄り添えるのは、私の強みでもあると感じていますね。
▶︎株式会社エスプール
事業内容:人材派遣/人材アウトソーシングサービス、障がい者雇用支援サービス、ロジスティクスアウトソーシングサービス、セールスサポートサービス、採用支援アウトソーシングサービス、広域行政BPOサービス、プロフェッショナル人材バンク、環境経営支援サービス、台湾向け越境ECサービス
*ストーリー:障がい者福祉への果てなき挑戦 ──走り続ける中で見つけたやりがいとは
・2017年中途入社
・仕事内容:企業の障がい者雇用を支援するエスプールプラスの雇用継続アドバイザー
・きっかけ:
大学入学後も勉強のかたわらで母親の仕事の手伝いをしていた伊藤は、実際に精神障がいのある方々と触れ合う機会もでき、その経験から就職までを考えるようになっていった。
伊藤さん 「障がいのある方と健常者が交流する場をつくる事業の手伝いを行っていました。実際に一緒に働いてみると、とくに抵抗を感じることもなくて。ただこの人たちが働ける場所をつくりたいという想いが強くなっていきました」
・やりがい
伊藤さん 「日々のタスクに追われ、いっぱいいっぱいになることはありますし、不平不満が出てくることも周りが見えなくなることは今でもあります。
そんな時に、『なんのためにこの仕事をしているのか?』を考える時間はつくるようにしています。障がいのある方々の役に立ちたいという想いは今も変わりませんが、同時に上司や仲間のために頑張りたいという意識も出てきたのは、(上司の)藤原さんのおかげだと思いますし、自分もこういう人になりたいと思うようになりました」
▶︎株式会社スタイル・エッジグループ
スタイル・エッジCAREERの事業内容:コンサルティング、営業・教育支援、人材派遣、人材紹介
*ストーリー:新卒入社1年目、カスタマーサポート(CS)職が語る仕事の魅力
・2021年新卒入社
・仕事内容:弁護士法人に常駐し、カスタマーサポート職として相談業務を担当(スタイル・エッジCAREERに所属)
・きっかけ:
アルバイトの経験が大きかったんだと思いますが、就職活動の会社選びの判断軸も『お客様に対してどれだけ尽くせるか』といったことに重きを置いている企業で働きたいと思っていました。業界は特に絞っていなかったのですが、営業やコンサルタントといった人と深くかかわることができる職種を希望していました。
そんな中、スタイル・エッジCAREERは士業・医業といった専門家のサポートを通じて、その先にいらっしゃるお客様のお悩みを解決するといった『B to B to C』で事業を展開していることを知り、興味を持ちました。
・やりがい:
仕事をする上でのモチベーションはやはり『人のためになっている』と感じられること、そして自分自身が成長できることですね。最初に課題を明確にして、それを乗り越えられたときの晴れやかな気持ちは格別です。ひとつでも多く、そう感じられる機会を得られるように、努力を重ねていきたいと思います。
▶︎スタッフサービス・エンジニアリング
事業内容:機械、電気・電子、情報、化学等の分野における技術者、およびITエンジニアの派遣・紹介事業(常用型派遣)
*ストーリー:父も祖父も技術者。これから技術者を志す若者を、コーディネーターとして支えたい
・2018年中途入社
・仕事内容:コーディネーターとして若手エンジニアの面談や配属先の選定などに携わる
・きっかけ:
店長になってからは純粋に仕事を楽しめなくなってしまいました。スタッフのマネジメントや売上目標達成に重点を置かざるを得なくなったからです。そこで転職を決意。もっと人と関わり、もっと人に喜ばれる仕事がしたい──そう思い目指したのが、人材業界でした。なかでも気になったのがスタッフサービス・エンジニアリングです。
・やりがい:
(省略)後日、会社の新年会で再会したときには、彼のほうから駆け寄ってきてくれました。そして「いい配属先を紹介してくれてありがとうございます。まだ教えてもらうことばかりですが、仕事はすごく楽しいです」と話してくれたんです。
彼が私のことを覚えてくれていると思っていなかったので、声をかけてくれたことが素直に嬉しかったです。また未経験で知識のなかった彼が、生き生きと活躍してくれている姿を見てたのもしく感じました。
→スタッフサービス・エンジニアリングの全てのストーリーを見る
▶︎株式会社ゼネラルパートナーズ
事業内容:障害者の総合就職・転職サービス(求人情報サービス、人材紹介サービス、就労移行支援事業、就労定着支援事業、就労継続支援A型事業)
*ストーリー:あるがままの自分の可能性を信じて。ソーシャルビジネスの力ですべての人に働く喜びを
・新卒入社
・仕事内容:キャリアプランナーとして首都圏に住む身体障がいのある方の就労支援を担当
・きっかけ:
就職活動が始まると、ソーシャルビジネス関連の企業に自然と意識が向いていきました。なかでも軸としてあったのは、職業紹介など仕事の部分で、生きづらさを抱える人の就労に関わる職業に就きたいと思っていました。
ゼネラルパートナーズ(以下、GP)が病気や障がいのある人の就労に対して、先進的な取り組みをしていることは、NPOでインターンをしているころから知っていました。当時、ソーシャルビジネスへの関心が高まっていたこともあり、迷わずエントリーしました。
・やりがい
仕事をしていて難しいと感じるのは、一人ひとり違う個性のある方とうまくコミュニケーションをとることです。でも、求職者の方に適した環境や、希望の条件が整った職場へのマッチングが功を奏し、就職に結びついたときには大きな喜びを感じます。
▶︎トライアロー株式会社
事業内容:通信・IT・建設業界を中心とした人材派遣・紹介事業
*ストーリー:お笑い芸人から、技術系派遣会社の営業へ。“エンジニアファースト”を合言葉に、相談しやすい存在でありたい
・2017年中途入社
・仕事内容:営業担当として派遣エンジニアの求人作成や面接、派遣先企業への営業、担当企業に派遣されているエンジニアのフォローなど
・きっかけ:
海老澤さん 「アルバイトをしながら2〜3カ月ほど経ったころ、ある転職エージェントに出会ったんです。仕事との向き合い方について話を聞いたり、実際に企業を紹介してもらったりする中で、人材派遣業界に興味を持つようになりました。
人前で話すことは得意だったため、なんとなく『営業の仕事がいいかな』と漠然と思ってはいました。中でも人材派遣の営業は、通常の法人営業に加えて、派遣スタッフの人とのコミュニケーションも重要視される仕事と聞きました。お客様先の企業はもちろんですが、対個人に対しても寄り添うことができる仕事であるという点に魅力を感じました」
・やりがい
(セキュリティエンジニアの経験がなかった方がセキュリティエンジニアとして働けることになり)キャリアアップできたことを本当に喜んでもらえて、非常にいい関係が築けたと思います。私としても誰かのキャリア形成に携われたという経験はとてもうれしく、やりがいを感じた出来事でした
▶︎パーソルイノベーション株式会社
事業内容:新規事業創造・オープンイノベーション推進、管理並びにそれに付帯する業務
*ストーリー:契約社員になる!アワードも受賞する!アルバイトから目標を叶えられた秘訣は、持ち前の行動力と段取り
・アルバイト入社→契約社員等用
・仕事内容:スキマバイトアプリ「シェアフル」にて、営業職を担う
・きっかけ:
大学卒業後、住宅リフォーム会社に就職し、人事総務や営業事務を担当していた北林さん。2021年10月にアルバイトとして、デイワークのマッチングアプリを運営するシェアフル株式会社に転職しました。シェアフルへの入社理由や入社当時を次のように話します。
北林さん 「もともと人と話すことや関わることが好きで営業職に興味を持っていたものの、前職では異動が難しかったため転職を決めました。
未経験で営業職に挑んだことは今振り返っても、とても難しかったですが……。何事も3年は経験が必要というじゃないですか。将来的には、企画のお仕事に携わりたいと思っていたので、『営業をしないで企画の希望を語っていいのか?』みたいな思いもありました。なので、アルバイトだとか関係なく営業職に就きたかったんです」
シェアフル入社後は、小売り業界を担当する営業チームに配属。毎月500〜600件追加される新規求人の掲載を少人数で対応する多忙な部署だったため、目まぐるしい日々を送っていたと当時を振り返ります。
・やりがい:
シェアフルへ入社してからの1年弱という期間、営業の仕事に向き合ってきた北林さん。これまでも今も大切にしているのが、「常にお客様との出会いは“一期一会”である」という気持ちで対応すること。お客様を大切に思うからこそ、お客様から感謝の言葉をいただくことは仕事へのやりがいにつながっていると言います。
北林さん 「今後は企画の仕事に携わりたいという想いがあります。企画職は、今まで培った営業経験を活かしながらも、自分自身が生み出したアイデアや取り組みで、誰かを幸せにし、喜びへとつなぐことができる仕事だと思っているんです。
今の無形商材の営業からは、挑戦することによって生まれる縁や、今後企画での仕事で活かせるようなヒントを得られるような気がしています。まずは、貪欲に営業の仕事を続け、自分の苦手分野を克服しつつ、今の業務がどう企画の仕事として活かせるのかを模索し続けていきたいです」
▶︎パーソルキャリア株式会社
事業内容:人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援、副業・兼業・フリーランス支援サービスの提供
*ストーリー:ライフイベントを成長のチャンスに変えてきた、女性マネジャーのキャリアストーリー
・キャリア入社
・仕事内容:ハイキャリア支援統括部でマネジャーを務める
・きっかけ:
山内さん 「大学では、発達教育学を学んでいました。いずれ起業したいという思いがあったので、若いうちからハードな環境に身を置き、ビジネスの基本から経営ノウハウまでを身につけたいと思い、ベンチャー企業を中心に就職活動をしていました。結果、エンターテインメント系のスタートアップ企業に入社しました。最初の1年間は24時間営業の店舗での研修でした。時には深夜勤務もあり、気軽に休みが取れないほど忙しい時期も経験し、ふと『このままでいいのだろうか……』という思いがよぎりました。
まずは、はたらき方を変えたいと思い、いくつかの人材紹介会社に登録をしました。そんな中、ある会社のCA(キャリアコンサルタント)から、『この志望動機では、内定はもらえないでしょう』と厳しいアドバイスをもらったんです。私はとにかく『面接対策をしてください!』と夢中で喰らいつきましたね(笑)。そして、志望動機のまとめ方や自己アピール方法などを細かく教えてもらいました。その結果、次々と内定が出るようになって。この時の経験から、『アウトプットが変わると、キャリアの選択肢が増えるんだ!』という私自身の感動を世の中の人に知らせたいと思うようになりました。
転職活動中の当時、HR業界の中でもパーソルキャリア(当時の社名はインテリジェンス)のCAは、転職希望者に寄り添う姿勢がとても印象的でした。選考が進む中で出会った女性マネジャーは私の話に耳を傾け、『山内さんが言いたいのは、きっとこういうことですよね?』と受容してくれたんです。私自身も、誰かに寄り添える人になりたいと思い、CAをめざしてパーソルキャリアへの入社を決めました」
・やりがい:
山内さん 「私のプレイヤー時代は、顧客企業のさまざまな採用課題に向き合い、一緒になって支援を進めていくという深耕営業スタイルにやりがいを感じていました。その中でも一番のターニングポイントだったのは、商社系ビジネスに関わる顧客企業と、そこに地方から単身赴任での転職を希望された転職希望者様のケースです。人生を大きく左右する決断をしようとしている転職希望者と、その大きな決断を信頼してよいのか懸念している顧客企業の狭間で、私自身は単なる双方の“伝書鳩”にしかなれていませんでした。
自分の介在価値のなさと、ただ双方に寄り添っているだけでは何も物事が前進しないことを痛感し、エージェントとして何ができるか、何をするべきかをじっくりと考え直しましたね。結果、お互いに行動変容をしなければ、納得のいく結論には達しないことを伝えたんです。この経験から、両社の間に立つというエージェントとしての責任感と覚悟が生まれ、私自身の行動も大きく変わったと思います」
▶︎ライク株式会社
事業内容:子育て支援サービス事業・総合人材サービス事業・介護関連サービス事業を営む事業会社を擁する持株会社。グループ全体の経営方針策定及び経営管理並びにそれに付帯する業務
*ストーリー:『スピード!スピード!!スピード!!!』さらなるライクイズムの体現へ
・2019年新卒入社
・仕事内容:人材派遣・人材紹介の営業とエキスパート職の新卒採用を担当
・きっかけ:
加藤さん 「就職活動では、ずっと人材業界を志望していました。与えられた仕事をこなすだけでなく、変化のある仕事をし、チャレンジし続けられる企業を探していました。(中略)13歳年下の妹や妹の友達と遊んでいた経験から、幼稚園の先生になりたいと思っていた時期もありましたし、接骨院で仲良くなったおじいちゃんおばあちゃんとの思い出もありました。自分の身近に感じていた人たちを支えられたらという想いがあったので、入社を決めました」
・やりがい
既存スタッフのフォローを徹底することで退職者数が減り、担当クライアント売り上げを前期比130%まで拡大することができました。
加藤さん 「学生時代のこと、好きな食べ物などなんでも赤裸々に話すと、皆さん心を開いてご自身の話をしてくださり、心の距離が近づいていくのがわかります。仕事で関わる方は、学生から自分の親世代の方まで年齢層もコミュニティも幅広いので、接骨院でさまざまな患者様と雑談した経験が生きていると感じます!」
▶︎ランスタッド株式会社
事業内容:人材派遣サービス、人材紹介サービス、テクノロジーサービス、アウトソーシング事業、人事サービス
*ストーリー:「人」を大事にする企業文化の中で成長。同じ夢を描くふたりの、これまでとこれから
▶︎キャメロン ブレットさん
・2014年中途入社
・仕事内容:ランスタッドカナダのグループ・プレジデント
・きっかけ:
キャメロンさん 「(日本で最初に入社した企業への)入社のきっかけは、たまたま参加したパーティでポール・デュプイ(ランスタッドの現取締役会長兼CEO)に出会ったこと。ポールはランスタッドにいる今でも僕の上司ですが、当時はある日系企業でヘッドハンターをしていたんです。その頃の僕はヘッドハンティングがなんのことか知らなかったんですが、『興味あります』といって話を聞かせてもらい、一緒に仕事をするようになったんです」
・やりがい
キャメロンさん 「人材業界に入ったきっかけはたまたまでしたが、実際にやってみるとおもしろい。自分に向いている仕事だと思いました。その上、1社目にもランスタッドにもインセンティブ制度があり、自分が頑張ったぶんだけお金がもらえるという点も、モチベーションにつながりました。
やがて、クライアント企業に貢献できること、候補者の人生にとって大事な意味を持つ転職に関われること、そしてリーダーになってチームマネジメントに携わるようになったことという具合に、やりがいも増えていきました」
▶︎萩藤 国士さん
・2016年中途入社
・仕事内容:マネージング・ディレクター
・きっかけ:
萩藤さん 「社会に出て何をしようかと考えたときに、人にインパクトを与える仕事がしたいと思ったんです。仕事やキャリアは、人生の中で非常に大きなターニングポイント。また、一人ひとりに感情や意志があるぶん、物を扱うよりも難しく取り組みがいのあるビジネスなのではないかと考え、人材業界に入りました」
・やりがい
萩藤さん 「人材業界で関わる方々は、一人ひとりに違ったストーリーがあるので、いつも刺激的なんです。また、私が専門としているIT業界は、クロステックで領域が広がったり、新しいサービスが台頭したりと、どんどん変化しているので、飽きることがないですね」
▶︎株式会社リクルートスタッフィング
事業内容:人材派遣、人材紹介(紹介予定派遣)、アウトソーシング
*ストーリー:働く先にどんな景色が見えるのか。未来をつなぐジョブコーディネーターという仕事
・2012年新卒入社
・仕事内容:派遣スタッフへお仕事紹介を行う、ジョブコーディネーション部のグル―プマネジャーとして、メンバーのマネジメントや戦略策定を担当
・きっかけ:
リクルートスタッフィングに入社したきっかけは、会社の説明をしてくれた人事の方の言葉でした。「人材派遣は、仕事が決まっても関係が終わらない。働いている間もずっとスタッフの方の人生に寄り添うことができる」とおっしゃっていて、すごく素敵だなと感じたんです。
・やりがい:
スタッフの方々の魅力を見い出せることも、やりがいのひとつ。お話をするうちに、ご自身では想像もされていなかったお仕事のご提案をすることもあります。長く、無理なく働くためには、強みを活かし、その人らしく働ける仕事を提供することを大切にしています。
人材業界といっても、仕事も多様ですし、そこで感じるやりがいもさまざまです。就職時にナビサイトや就職エージェントを利用することはあっても、なかなかその裏側は見えにくいもの。実際に人材業界で仕事をする方々のストーリーを参考にしながら、ぜひ人材業界で働くイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?
