有機化学を学んだことがきっかけでエンジニアの道へ

▲幼い頃から好きな分野・興味のある分野の勉強には、のめり込むタイプでした

中学・高校の頃から理系の科目が好きでした。これからは薬学を学びたいと思い、薬学部を中心に大学選びをしていたところ、パンフレットで「薬剤に関する研究室」があるのを見つけ名古屋の大学に進学。そこでの勉強がとにかく楽しくて、特に有機化学の分野にはまり、そのまま大学院まで進みました。

もちろん就活でも化学系の企業・仕事を目指しました。しかしなかなか内定をもらうことができず困っていたとき、登録していた新卒向けの就職エージェントからの紹介でスタッフサービス・エンジニアリングという会社と出会ったんです。

第一印象は、面接してくださった方、案内してくださった方、とにかく全員が温かくて親切。こじんまりした説明会は距離感が近くていい雰囲気でしたし、面接でもリラックスできる雰囲気を作ってくださって、緊張せず素直に話すことができました。

そして何より魅力だったのは、経験できる業務の幅が広いことでした。スタッフサービス・エンジニアリングに社員として入社し、大手企業の先端開発などのプロジェクトで就業するという働き方ですが、そのプロジェクトが化学、ものづくり、ITなど分野も多彩で件数も豊富。ここならエンジニアとしていろんなことを学べると感じました。

研修制度やサポート体制の充実ぶりにビックリ

▲入社当初の不安も、まわりの皆さんのサポートのおかげで吹き飛びました

大学院2年の秋に内定をいただき、就業先が大手半導体メーカーに決まりました。これまで学んできた有機化学とはまったく別分野で、正直不安が大きかったですね。それでも4月の就業開始まで半年ほどあったので、まずは自分で関連書籍などを買って勉強しました。

入社後は2週間の基礎研修で社会人マナー・ビジネスマナーから教えていただき、いよいよ就業先の半導体メーカーへ。実はこの企業、スタッフサービス・エンジニアリングと長く深い信頼関係があり、毎年10数名の新卒を受け入れてくださっているとのこと。私も16名の同期と一緒だったので、安心してスタートすることができました。

さらに驚いたのは就業開始後の就業先での研修やサポート体制の充実ぶりです。まず一人ひとりにメンターがつき、そばで寄り添うように指導してくださったので、これは安心感がありましたね。また各部門長が未経験のエンジニア向けに定期的に勉強会を開いてくださったので、興味のある分野や、勉強になりそうな部門の会に積極的に参加。最初の1年で10数回の勉強会に出て、少しずつ知識が身につくにつれ不安も消えて行きました。

もちろんこの間も、何かあればメンターや直属の先輩・上司にいつでも相談できる環境で、ずっと手厚いフォローが続きました。おかげで無理なくスキルを磨くことができました。そしてスタッフサービス・エンジニアリングの先輩たちは、就業先の部署が異なっていても、質問すればすぐに答えてくれる心強い存在でした。新卒だけでなく未経験で中途入社される方も多いんですが、みんな同様に手厚いサポートを受けています。

半導体エンジニアの魅力にはまっていきました

▲営業担当の方が、いつも私の現状や今後の希望を聞いてくださいました

就業先では「新製品の歩留まり向上支援」という業務を担当しました。半導体はかつて工業製品の中でも歩留まり率の低いものの代表格とされていました。製造工程の進歩でかなり改善されましたが、それでもパラメータのばらつきや、微細な塵芥の混入などを完全に排除することができず、不良品の削減が業界の共通課題となっています。そのための検査データ確認や集計、異常値に対する改善策や条件検討などが私の仕事です。

製造ラインは休日も稼働しているので、休日出勤まではしないものの、連休前などは入念な事前準備が必要で大変なこともありました。一方で半導体はいまや自動車・PC・スマホ・家電など様々な製品に必要不可欠で、次世代のメモリデバイスとして期待されています。その重要性への理解が進むにつれ、この仕事のやりがいが増し、「できるだけ多く正常な製品を世に出したい」という思いが強くなりました。

さらに意欲を掻き立ててくれたのが、私たちが開発に関わった半導体を搭載した製品のリリース情報です。納品先メーカーから新車や新しい家電が発売されると、それが社内で広報されるんです。特に自分が毎日使っているスマホにも私たちの半導体が入っていると知ったときはとても嬉しく、あらためてこの仕事の意義と喜びを実感しました。

また就業先では2年目からスタッフサービス・エンジニアリングのユニットリーダーも任されました。同期16名をはじめ、同じ職場で働くスタッフサービス・エンジニアリングの社員のまとめ役です。これもいまの私にとって貴重な経験でした。自分のことだけでなく、まわりや後輩にも目を配る。エンジニアとしてだけでなく、人としてもひと回り成長できたような気がします。

まわりからの支えや刺激が、さらに上を目指す意欲に

▲未経験スタートだった私が「もっと上流の仕事をしたい」という気持ちになるなんて!

就業先の同期やチームメンバーとは、とてもいい関係です。励まし合い、支え合える仲間がいつもそばにいるのは本当に心強いですね。また私の所属するスタッフサービス・エンジニアリングの「三重テクニカルセンター」では社員同士の交流も盛んです。別の就業先で働くエンジニアや営業担当の方など、ふだん接することのない方々から、いろんな価値観や経験談を聞くのがいつも楽しみでした。

そんな周囲に支えられ、刺激をもらいながら成長してきた私の中に最近、エンジニアとしてさらに上を目指したいという気持ちが芽生えてきました。これまでは歩留まり率の向上支援といった仕事が中心でしたが、「もっと上流の仕事にも挑戦したい」「実験方法の立案や製造の仕組みづくりにも携わりたい」という思いが強くなってきたんです。そうなれば、もっと仕事が楽しくなると確信しています。

未経験からエンジニアという仕事をはじめ、こんなに意欲を持って取り組めるようになったのは就業先の社員の方々、そしてスタッフサービス・エンジニアリングのサポートのおかげです。またユニットリーダーに推薦してくださったことにも感謝しています。

今後は上流工程の仕事を目指すのと同時に、リーダー経験を活かして後輩たちをフォローし、エンジニアの仕事の楽しさを伝えていきたいと思っています。それが少しでもお世話になった方々への恩返しになるなら、私にとってこれ以上嬉しいことはありません。