目の前の患者さんが求めることを──継続して訪れてもらえる薬局をめざす

▲OTCも取り扱い多数!!店舗でのお写真

服部さんは、総合メディカル株式会社(以下、総合メディカル)入社4年目。兵庫ブロックのそうごう薬局 三田店で薬剤師職として働いています。調剤や服薬指導を主に担当し、後輩の育成をはじめ、安全に薬をお渡しすることを第一に日々業務にあたっています。

服部さんに入社当時の心境を伺ってみると、1年目にOJTを担当してくれた先輩が親身に接してくれたことが今でも忘れられないと言います。

今は自分が後輩を教える立場になり、先輩が教えてくれたことを後輩に引き継ぐことが、服部さんのミッションになっているようです。

服部 「私自身、自分が納得してから行動するタイプなんです。だからこそ『なぜこうしなければいけないか』という理由をしっかり後輩に伝えることで、納得感を持って業務に取り組んでもらえるように意識しています」

また、患者さんともしっかり向き合うことを意識している服部さん。

服部 「不安を抱えて来局される患者さんは少なくありません。そうした患者さんの場合、途中で話を打ち切らず、最後までしっかり話を聞き、患者さんと向き合うことを意識していますね」

そんな彼女のやりがいは、患者さんと信頼関係を築いていくことです。そうした関係構築ができているため、別の病院の処方箋も服部さんのところに持参し、継続して通ってくださる患者さんもいると言います。

目の前の患者さんは、今何を求めているのか?

人を想い、地域の患者さんのためになることをいつも考えて行動している服部さん。その人間性は、確実に患者さんへも伝わっています。そして彼女自身も、より頼られる薬剤師をめざして、日々精進しているのです。

地域に密着した薬局で働きたい!他にはない総合メディカルの強み

▲趣味は旅行。息抜きできる環境も大事

服部さんは、「医療機関と連携できる環境」を軸に就職活動を進めていました。総合メディカルを選んだ理由は「薬剤師として理想の環境があったから」だといいます。

服部 「実際に総合メディカルの店舗見学をした際、薬剤師に『患者さんから相談を受け、問題点があったときにどうしていますか』と質問したところ、『直接病院に行き、ドクターに解決策を聞いています』と答えてくれました。

その熱心な行動に驚きましたし、何より、当たり前に医療連携できる環境があることに魅力を感じました。私はドクターも薬剤師も互いに信頼しているからこそ解決できることがあると考えていますし、そういう薬剤師になりたいとそのときに思ったんです」

総合メディカルでは、医療機関の開業支援や経営コンサルティングを40年以上行っています。

クリニックの開業支援や経営支援をとおして、ドクターと薬剤師の「顔が見える関係性」を築きあげてきたのが総合メディカルの大きな強みです。

服部 「他にも総合メディカルでは、医療モールを推進しています。医療モールなら、地域に密着していて利便性も高く、薬や処方箋がなくても何かのついでに立ち寄れる関係性をつくれるのではと思いました。私自身、地元の患者さんが気軽に立ち寄れるような薬局で働きたかったんです」

また、決め手となったのは独自の「社内認定専門薬剤師」制度だといいます。これは総合メディカルの社内制度で、試験を受けて合格すると「私は糖尿病の専門薬剤師です」など専門分野を持つことができるというものです。

専門薬剤師になると、社内研修の内容を企画したり、社外講演を開いたりという活動もできるようになります。そして何よりも、地域の患者さんに貢献できると服部さんは考えたのです。

服部 「私は以前から地域医療に関心がありました。患者さんの不安を取り除き、少しでも安心してほしい。患者さんとそんな関係を築ける薬剤師の仕事をずっと続けたいと思っています。そのためにも、専門薬剤師として安心して相談していただけるようになりたいんです」

地域医療への貢献と薬剤師として専門性の向上──服部さんの考える理想の医療を追求できる環境は、総合メディカルのめざす医療と同じ方向を向いていました。こうして彼女は、自分の理想の環境がある総合メディカルで、想いを実現する決意をします。

ミスは1人の責任じゃない──店舗全体で共有する文化を後輩にも受け継ぐ

▲後輩と処方について検討する様子

薬局薬剤師には、薬局薬剤師として丸3年働き、かつ同じ薬局で1年働くと「かかりつけ薬剤師」になれるという制度があります。服部さんは患者さんから「かかりつけ薬剤師になってほしい」と言われたことがありました。

服部 「来局3回目ぐらいで血液検査の結果を気にしている患者さんだったので、薬の量の調節をしたり、お話を聞いたりしていました。そのとき、患者さんが『かかりつけ薬剤師なんてあるんだね、あなたにお願いしたい』と言ってくださったんです。きちんと仕事ができていたのかな、よく見てくださっていたのかなと思い、とても嬉しかったですね」

今ではそのように患者さんから信頼されている服部さんも、入社したての頃はつまずきや挫折を経験したといいます。

服部 「最初の頃は多くの患者さんが待っていると焦ってしまうことが多かったです。患者さんや先輩に迷惑をかけてしまったこともたくさんありました」

失敗を繰り返した服部さんを救ったのは、先輩の言葉でした。

「ミスは起こりうるもの。個人の責任と抱え込むのではなく、それは店舗全体の問題でもある。ミスが次に起こらないよう、皆で共有していこう」

そう言われた服部さんは、とても救われた気持ちになったと当時を振り返ります。先輩たちの言葉を後輩に受け継ぎ、後輩にミスを指摘するときは「みんなで気をつけよう」と一言添えるようにしているのです。

服部 「自由に意見を言い合うことができる環境に満足しています。上から下に伝えるだけではなく、下から上に対しても『こうした方がいいんじゃないか』ということがあれば言える、風通しの良い雰囲気です。こうして社員同士で意思疎通を積極的にはかることで、ミスを減らしていけたらいいなと思っていますね」

店舗全体でミスを共有し、風通しの良い環境をつくる。先輩から受け継がれてきたDNAを着実に次の世代へつなげることで、服部さんはより魅力的な店舗づくりをめざしています。

ミスを共有して減らそうとする人々が働いている店舗には、優しい雰囲気があるものです。だからこそ、多くの患者さんが集まってきているようです。

信念を体現したい。面分業を推進し、みんなが気軽に立ち寄れる薬局づくりへ

薬局業務に取り組む服部さん

AIが主流になりつつあるなか、調剤業務は今後減る可能性があります。また、飲み合わせのアドバイスについてもロボットや機械で調べる時代が近い将来到来すると服部さんは感じていますが、薬剤師にしかできないことはたくさんあると考えているようです。

服部 「私の信念は『患者さんのためになる』ことです。薬が飲みにくい、本当は飲みたくないというような患者さんの気持ちは、薬剤師でないと聞き出せないことだと思います。面分業をどんどん推進して、患者さんの様々な悩みを解決していきたいですね」

服部さんの「地域の患者さんが安心して通えるように貢献したい」という想いはAI時代になろうとも変わりません。

そうした想いをかなえるべく、服部さんは専門薬剤師制度にチャレンジしたいと思っており、毎日勉強に励んでいます。

入社から4年が経った今でも、挑戦と成長を続けている服部さん。そんな彼女が薬学部の学生に向けて送りたいメッセージがあるといいます。

服部 「薬剤師の仕事には重い責任があり、大変だと思うことも正直多いです。ですが、患者さんの笑顔を見られますし、薬を飲み始めて副作用もなく効果が出てきたというお話が聞けると、とてもやりがいを感じられます。専門薬剤師になりたい方は、ぜひ総合メディカルに入社してほしいです」

患者さんのために、できることはなんでもやっていく──そんな情熱を傾けながら、今日も服部さんは患者さんに、そして地域に寄り添う薬剤師として仕事にまい進しています。