歯科衛生士としてスキルの幅を広げたい──それを実現できる環境がSBCにはあった

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2023年3月現在、湘南歯科クリニック心斎橋院で歯科衛生士として働く田中が、審美歯科に興味を持ち始めたのは、学生時代のアルバイト経験がきっかけだと話します。

田中 「学生時代は保険診療の歯科医院でアルバイトをしていました。そこでは、歯科衛生士の業務は医師のアシストやクリーニングがメインだったため、次第にもっと幅広い業務に携わっていきたいという想いが強くなったんです。そこから、さまざまな治療に携わることができる審美歯科に興味を持ち始めました」

とはいえ、当時は新卒で審美歯科のクリニックに就職する人は少なかったと言います。

田中 「学生時代に習得する技術は、保険診療の歯科医院で扱うものがほとんどです。審美歯科はイレギュラーな治療が多いため、まずは基礎を活かせる保険診療を経験した方がいいのではと、最初は先生から引き留められました」

周囲の反対を受けて、一般歯科へ就職すべきか悩み始めた田中でしたが、SBCとの出会いにより意思が固まります。

田中 「SBCの院内見学をさせてもらえる機会があり、そのときにクリニックの雰囲気の良さや、チームワークを大切にしていることが伝わってきたんです。スタッフの方が楽しそうにイキイキと働く姿が素敵だなと思い、その場で『ここに就職しよう!』と即決しました」

続けて、田中はこう話します。

田中 「一般歯科であれば歯科医師が行う治療も、SBCの場合は歯科衛生士が行うことが多いです。より高いスキルを身につけ、やりがいを持って働けるのであれば、あえて厳しい道を選ぼうと決めたんです。また、コミュニケーションを大切にするSBCの職場環境も、私にとっては理想的でした」

念願かなってSBCに就職したものの、業務に慣れるまでには苦労も多かったと話します。

田中 「SBCで日常的に行う業務の多くは、学生時代には習わないものですから、入社直後は本当に大変でした(笑)。イチから知識を習得しながら、接客技術も身につけなければならず、毎日必死で働いていましたね」

さまざまな壁にぶつかりながらも、田中は周囲のサポートを受けて着実に技術を習得していきます。

田中 「私の教育担当はクリニックのチーフで、根拠や目的をベースに指導してくださる方でした。そのおかげで納得しながら知識や技術の習得ができました。また、いつも親身になってサポートしてくれて、質問しやすい雰囲気を作ってもらえたこともありがたかったですね。

SBCには学習計画表があるので、いつまでに何を習得すれば良いのかが明確で、この学習方法も自分には合っていたと思います」

常に挑戦し続けるスタッフの姿に感化され、「臨床歯科麻酔認定」の資格取得を決意

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今では中堅スタッフとしてSBCで活躍する田中。やりがいを感じる瞬間について、次のように話します。

田中 「SBCの衛生士業務は、クリーニングやホワイトニング、試適、合着など多岐にわたります。さまざまな業務の中でも、一番好きなのは仮歯作製や仮歯の修正作業ですね。技術を習得するまでに時間はかかりましたが、お客様のご要望に合わせて仮歯を作ることができたときに最もやりがいを感じます」

さらに田中はこう続けます。

田中 「『キレイになって嬉しい!』と喜ぶお客様の姿を見ると、私も自分のことのように嬉しくなれるんです。歯並びが美しくなったことで、顔の表情まで変化するお客様がたくさんいらっしゃいます。審美歯科によってコンプレックスが解消し、お客様の人生を変えるお手伝いができていることに喜びを感じますね」

田中が勤める湘南歯科クリニック心斎橋院には、現在38名のスタッフが在籍しています。

田中 「とても明るくて向上心を持ったスタッフが多いですね。みんな自分が担当しているお客様だけではなく、他のスタッフが今どの業務を行っていて、どうすれば効率良くお客様をご案内できるのか常に考えながら働いています。

お客様の希望をかなえるためには、全スタッフのチームワークがとても大切。職種の垣根を越えて、みんなが“お客様のために”という同じマインドで働けるのはSBCの良さですね」

現在は日々の業務のかたわら、「臨床歯科麻酔認定」試験に向けて勉強中です。

田中 「今は、4月に受験予定の『臨床歯科麻酔認定』試験に向けて、勉強している最中なんです。現状に満足せず、常に新しいことに挑戦し続けるスタッフの姿に感化され、私も資格取得を決めました。

この試験に受かると、歯科医師だけではなく衛生士も麻酔を打つことができるようになります(※)。歯科衛生士ができる業務を増やすことで、今よりさらにクリニックに貢献できると信じています」

※臨床歯科麻酔認定歯科衛生士:2020年2月に一般社団法人 日本歯科医学振興機構が新たに設立した認定資格。 臨床現場において、歯科衛生士による麻酔を導入するために必要な知識と技術を提供し、安心して麻酔に取り組める環境を整備することを目的に制定された認定制度のこと

そんな田中には、働く上で大切にしている想いがあります。

田中 「SBCには15の行動指針があるのですが、その中でも『素直』という行動指針が好きで、常に意識するようにしています。実はもともとそこまで素直なタイプではなかったんです。プライドが邪魔して人からのアドバイスを素直に受け入れられないときもありました。

ですが、SBCに入社後、スムーズにお客様対応ができなかった時期があったんです。その際、先輩から指導を受けた内容を素直に受け入れて、それを実践してみたらうまくいったんです。そのとき私自身が素直になることは、自分のためだけではなく、お客様のためにもなるんだと実感しました」

ヘルプ勤務によって得た確かな手ごたえ。環境の変化も成長のチャンスとして捉える

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田中には自己成長を実感した印象的なエピソードがあると言います。

田中 「入社から1年経ったころ、関東にある湘南歯科クリニックへ4カ月間のヘルプ勤務を経験しました。当時、自分的にはまだまだ技術不足だと思っていたので、役に立てるのだろうかと不安でしたが、上司が『私が選んだんだから、大丈夫!』と言ってくれて、とても嬉しかったことを覚えています」

新しい環境に対する不安はあったが、どのクリニックにも共通するSBCらしさが安心感につながったと語る田中。

田中 「知らないスタッフばかりの環境の中に一人飛びこむ形になり、正直はじめのうちは心細かったです。

しかし、ヘルプ先のスタッフが積極的に話しかけてくれたり、業務のフォローをしてくれたりしたので、辛いと感じたことは一度もなかったですね。クリニックによって職場の雰囲気は違いますが、どこに行ってもSBCらしさは変わらないんです。一人ひとりが理念や行動指針に沿って働いていて、同じ道を進んでいるんだなと安心しました」

ヘルプ先のクリニックでも、持ち前の明るさで仕事に取り組んでいた田中は、お客様やスタッフから感謝の言葉をもらうこともありました。

田中 「お客様から、指名をいただくことがあったんです。SBCでは指名制度は取っていないのですが、お客様に満足していただけたと実感でき、モチベーションにつながりましたね。

さらに、ヘルプ先のスタッフからは、『田中さんがいるとクリニックが明るくなるよ』と言っていただきました。ヘルプに行くからには何か成果を残さないといけないとプレッシャーも大きかったので、このように言っていただけたのは本当に嬉しかったですね」

4カ月間のヘルプ勤務を経て、歯科衛生士としての成長に手ごたえを感じることができたと田中は言います。

田中 「ヘルプ先ではスピード感を求められることが多かったため、仮歯作製など実務のスピードが一段と早くなりました。いかにお客様をお待たせせずに治療を行うかを常に意識していたので、より効率的に動けるようになったと思います。

心斎橋院に戻ってからは、『成長したね』と上司から嬉しい言葉ももらえました。機会があればまた行きたいと思っています」

自分の頑張りを認めてくれる環境があるから、モチベーション高く挑み続けられる

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春には入社4年目を迎える田中は、今後もさらなる成長を続けたいと話します。

田中 「まだまだ覚えることがたくさんあり、とくに新人指導を行うようになってからは、教える側に回ることで知識不足を痛感しています。SBCでは最近、保険診療の治療も取り扱うようになったため、歯周病やインプラントについてもあらためて勉強しています。常に新しいことを学び、挑戦できる環境があることはありがたいですね」

そんな田中には目標にしている人がいると言います。

田中 「私が尊敬しているリーダーの一人が、心斎橋院の主任です。主任は本当にリーダーシップがあり、この人についていけば大丈夫と安心させてくれる理想のリーダーです。私もクリニックの中では中堅になってきたので、後輩から頼られる存在になりたいですね。そして、ゆくゆくは役職にも挑戦したいと思っています」

田中は現在、クリニック内の勉強会の講師を担当することもあり、常に新しいことへの挑戦を続けています。

田中 「スタッフのスキルアップや安全対策のために勉強会を実施しており、私も講師を担当することがあります。今まで大人数の前で話す機会がほぼなかったので、なかなか慣れず何回やっても緊張しますね(笑)。

今もどうしたらもっとわかりやすく伝えられるかを考え、先輩からのフィードバックを受けながら、さらなる改善に向けて試行錯誤しています」

モチベーション高く仕事に取り組む田中ですが、そこには“頑張りを評価してくれる”環境があるからだと言います。

田中 「頑張れば頑張っただけ評価してもらえるので、モチベーション高く働くことができています。年に2回の人事考課では、過去半年間の頑張りをしっかり評価してもらえますし、普段からもスタッフ一人ひとりのことを見ていてくれているなと感じる瞬間がたくさんあります」

最後に、これからどんな人と一緒に働きたいか田中に尋ねました。

田中 「向上心を持った方と一緒に働きたいですね。一般歯科から審美歯科への転職は、結構勇気がいることだと思います。ただ、やりがいを持って働きたい方には本当におすすめの環境です。

あとはチームワークの良い職場で働きたい方にも、ぜひSBCに入社してほしいですね。私が長く働けているのは、人間関係が良いことも理由の一つです。明るく前向きなメンバーと共に、みなさんの挑戦をお待ちしています!」

これからも田中は、持ち前の明るさと向上心を持って挑戦し続けます。