人と話すことが好き。仕事の軸は丁寧なコミュニケーション

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2022年4月に新卒でSBCに入社し、湘南美容クリニック八王子院に配属された上田は、受付カウンセラーの業務をこう語ります。

上田 「お客様に施術を提案するカウンセリング業務をメインに、カウンターでの受付業務や問い合わせメールの返信、電話対応も行っています。

2023年2月現在は、クリニック内の係活動にも積極的に取り組み、物販商品の在庫管理を行ったり、物販の業績を上げたりするための取り組みを検討したりと幅広い業務に携わっています」

多岐にわたる業務の中で、上田が最も好きだと話すのはお客様とのカウンセリングです。

上田 「カウンセリングってとても奥が深いんです。お客様によって、 悩みや体質、なりたい姿やゴールイメージが異なるため、私たち受付カウンセラーは、お客様一人ひとりに合わせた提案をしています。たとえば同じお肌のお悩みであっても、お客様によって提案内容が変わるため、最適な施術を見極め提案することに楽しさを見いだしています」

もともと人と話すことが好きだった上田。日々さまざまなお客様と接する時間を楽しんでいます。

上田 「SBCでは接遇を大切にしているので、敬語の使い方など言葉遣いには気をつけています。人とコミュニケーションを取ることが好きなので、幅広い年代の方とお話しできる受付カウンセラーという職業は天職かもしれません(笑)」

八王子院には、現在12名の受付カウンセラーが在籍しています。

上田 「八王子院はスタッフ同士の距離が近いと思います。他のクリニックから異動してきたスタッフからは『アットホームなクリニックだね』と言われたこともあります。わからないことが多い私に対して、親身になって教えてくれる先輩方が多い八王子院に配属されて良かったなと思っています。とても学びやすい環境ですよ」

社会人1年目、まだまだ覚えることも多いと話す上田。仕事をする上で、大事にしていることがあります。

上田 「人との関わりを大切にしています。スタッフとやり取りする際には『○○さん、おはようございます』など、必ず相手の名前を呼んだり、隙間時間には自ら話しかけたりするなど、コミュニケーションを大切にしていますね。お客様に対しても、ヒアリングを行う前にアイスブレイクを行うことで信頼関係を築けるようにするなど、自分なりの工夫をしています。

まだまだ美容医療に関する知識も少なく、クリニック内で自分にできることは限られていますが、コミュニケーションスキルは私の強みでもあるので、意識していることの一つです」

コロナ禍を乗り越え、SBCとの出会いでつかんだ人を幸せにできる仕事

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今では受付カウンセラーとして日々楽しく働く上田ですが、学生のころはSBCに入社すると思っていなかったと話します。

上田 「もともとは海外で働きたいなと思っていたんです。大学2年生でオーストラリアに留学した経験があるので、留学で学んだ英語力やコミュニケーションスキルを活かせる業界で、将来は活躍したいと考えていました」

ところが、大学2年の冬に入ると上田を取り巻く状況が一変しました。

上田 「就職活動を行う大学3年生になる前にコロナ禍に入ってしまい、就職先として憧れていた業界は新卒採用の募集が止まり、自分の将来について考え直す必要がありました」

海外や英語を活かせる業界で働く、という夢をあきらめることになった上田。就職先の軸として考えていた「人と関われる仕事」をベースに、再度自分のやりたいことを見つめ直しました。

上田 「企業選びで大事にしていたことが2つあります。1つ目は人と関われる仕事であること、2つ目は楽しく働くことができることです。人と関われる仕事であれば、私の強みであるコミュニケーションスキルを活かせると考えていました。さらに、長く働くことを考えて、楽しく働ける仕事であることも重要視していました。また、コロナ禍という不安定な情勢の中だったので、業界や企業の安定性ももちろん判断材料の一つでした」

日々情報収集を進める中で、上田の元にある企業からのスカウトメールが届きました。

上田 「SBCからのスカウトメールを見たときは正直驚きましたね。母には『有名な企業からスカウトが来ちゃった!』と話したことを覚えています(笑)。湘南美容クリニックのことはもちろん知っていましたが、自分が働けるような企業だとは思っていなかったので、就職先としても考えたことはありませんでした。こんな大企業で自分が働くイメージがすぐにはつかめず、まずはインターンシップに行ってみることにしました」

スカウトに驚きつつも、上田はSBCのインターンシップに参加。そこで「この会社で絶対に働きたい」という想いが強くなりました。

上田 「まさに自分が就職先に求めるものが、SBCには備わっていることがインターンシップでわかったんです。最も大事にしている、人と関われる仕事であること、さらに企業の安定性も私には魅力に映りました。

決め手になったのは、インターンシップに参加していた先輩社員の存在です。その受付カウンセラーの方がとても楽しそうに働いていて、はっきりと『本当に仕事が楽しいです』と話していたんですよ。こんなに楽しそうに仕事ができるなんて素敵だなと思い、その姿に憧れSBCが私の中で第一志望企業になりました。

その後、SBCから内定を得るために業界研究ノートを作り、徹底的に面接対策を行った結果、無事内定をもらうことができました」

先輩に支えられながら着実に成長。大好きなSBCで一人前を目指して

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2022年4月、晴れてSBCに入社した上田。憧れていた受付カウンセラーとしての社会人生活が始まります。

上田 「入社前に行われた内定者研修で、入社後は覚えることが多いと何度も聞いていました。SBCには300種類ほどの施術があり、その内容や違いを把握したうえでお客様に提案を行う必要があるためです。学習量が多いことは事前に聞いていたとは言え、覚えることの多さは想像以上でした」

入社後に思うように学習が進まず、勤務時間外にも学習を重ねる日々が続きます。

上田 「お客様とのカウンセリングに入るには、事前に社内のテストに合格する必要があります。出社前にカフェで学習し、業務中に余裕があるときは勉強の時間として使わせてもらい、帰宅後も自宅で復習していましたね。

今思えば大変な時期ではありましたが、クリニックの先輩方に支えられ乗り越えることができました。とくに教育担当の先輩には本当によくしてもらい、今でも感謝しています」

なかなか知識習得が進まない中、落ち込んだ日々もあったと話します。

上田 「入社2カ月後くらいに一度モチベーションが下がってしまい、上司に相談したんです。カウンセリングもできないし、そのせいで周りに迷惑をかけてしまうことが辛くて。『なんでできないんだろう?』と自分を責めてしまったんですね。

そんなとき、教育担当の先輩から『新人はミスして当たり前』と励ましてもらいました。加えて『何があっても絶対上田を守るから、失敗を恐れずに挑戦してほしい』と声をかけてもらったんです。この言葉はまだ自分の中で印象に残っていますし、とても嬉しかった出来事の一つです。ここで諦めて、他の会社に行っても同じ。それなら大好きなSBCで一人前になれるように努力を重ねよう、と決意しました」

自らのことを負けず嫌いだと話す上田。周りのスタッフからのサポートや、負けたくないという気持ちが知識習得、そして自らの成長につながりました。

上田 「お客様への商品提案に少し苦手意識があったのですが、今できることはすべてやろうと思ったんです。商品のことを知らなければ提案ができないので、まずは商品の勉強から始め、カウンセリングのロールプレイングを徹底的に行いました。先輩にもロールプレイングに付き合ってもらい、そのかいあって商品提案への苦手意識は払拭することができました」

努力のかいがあって、今は毎日楽しく仕事ができていると上田は話します。

上田 「知識習得が進んだときや、苦手だった商品提案ができるようになったときに、先輩方から称賛してもらえることもモチベーションにつながっています。

任せてもらえる仕事も増えてきたので、クリニックのためにももっと成長したい、という気持ちが今の原動力ですね」

お客様の言葉を励みに、毎日楽しく働ける環境。将来は頼られる存在に

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お客様とのカウンセリングにおいて、印象に残っている出来事があります。

上田 「二重施術を希望されるお客様のカウンセリングに入ったときのことです。そのお客様は施術に対する不安感が大きく、なかなか施術に踏み込めませんでした。私は、不安要素を一つずつ聞きだし、持っている知識や情報をすべて使って不安要素を除いていきました。丁寧なコミュニケーションを心がけて懸念点をすべて解消し、結果として二重施術を行うことになりました。

そのお客様は施術の後、『上田さんが担当してくれて良かった。寄り添ってくれたことがとても嬉しかった』と私に話してくださいました。直接感謝の言葉をいただくことができる受付カウンセラーという仕事に就いて、本当に良かったなと感じた瞬間の一つです」

多くのお客様の笑顔や、施術前後の変化を見ることができる仕事に魅力を感じると話す上田。お客様からの言葉にいつも元気をもらっています。

上田 「お客様からの言葉が自分のモチベーションです。もっともっと頑張らないといけないなと思います。実は、今はまだ担当できるカウンセリングが限定されており、難しい外科治療のカウンセリングには入ることができません。今後は、すべてのカウンセリングに入れるよう、引き続き知識習得を続けていきます。

それから、今対応している皮膚科治療のカウンセリング提案も極めることで、皮膚科カウンセリングのプロを目指していきたいと思います。『失敗を恐れずに挑戦する』こと、SBCの行動指針の中にある『挑戦を楽しむ』という指針を大切に、これからは今までやったことのないことにも恐れずに飛び込んでいきたいですね」

今後の目標として、これから入社する後輩から相談してもらえるような存在になりたいと上田は笑顔で話します。

上田 「後輩に何かあったときに上田さんに相談しよう 、と思ってもらえる存在が目標です。後輩に向けてだけではなく、一緒に働くすべてのスタッフに対しても話しかけやすい雰囲気づくりは意識していることの一つ。いつも笑顔で周りを和ませられる存在になりたいですね。先輩方からは『愛嬌があるね』と言われることも多く、私の強みだと思っています!」

最後に、これからSBCに入社する予定の学生や、就職活動中の学生に向けてメッセージがあります。

上田 「SBCで働くことは本当に楽しいです。初めは仕事にも慣れないし、疲れるし、うまくいかないこともあります。ただ、ここにはそれ以上のやりがいがあります」

社会人2年目以降は、余裕を持って業務に取り組めるようになりたい、と話す上田。学生から社会人に変わる大きな転換期を乗り越えた上田は、さらなる成長を続けます。