病院のIT化に貢献。SBCがエンジニアとして飛躍できる最高の環境だった

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田中のエンジニアとしてのキャリアは、約20年前にサーバーエンジニアから始まりました。

田中 「学校卒業後、サーバーエンジニアとして働き始めました。もともと好奇心が旺盛なタイプで、自分の知識を深めることが好きだったので、発展を続けるITの分野で働くことは自分にとって向いていたと思います。自らの知識量を増やしながらできることが増えていく過程は楽しかったものの、サーバーエンジニアとしてキャリアを積んでいくイメージは湧きませんでした。自分自身の成長のため、もっと広いITの世界を見て、ITというものに対して自分の中で定義づけをしたかったんです。そこでインフラ、セキュリティ、アプリ導入全てに携われるエンジニアになりたいと考えて、前職の病院に転職しました。

前職の勤務先は杉並区にある地元に根付いた病院だったのですが、情報システムに携わる人間が自分一人だったため、幅広い業務に携わることができました。もともとITリテラシーがあまり高くない環境で幅広くITの分野に携わりたかったので、その希望を満たせる環境で働くことができて楽しかったですね」

病院でシステムエンジニアとして幅広い経験を積んでいた田中は、2021年さらなる活躍の場を求めて転職を決意。保険診療の分野ではIT化の進みが鈍いといわれており、エンジニアとしてのスキルを高めるためには活躍の場を広げる必要があると考えたためです。

田中 「保険診療の分野でIT化が進まないことには理由があります。医療ガイドラインを守らなければ罰せられる可能性があり、規定を守るためのリスクヘッジとして現状維持を望む声が一定数あるからです。細かいルールを守りながらシステムやツールを導入することは想像以上に大変ですから、IT化を進めることが後手に回る病院が多くても仕方がありません。

ただ、自分のキャリアとして、アプリケーションソフトに詳しい人材で居続けたいという思いがあり、最先端のシステムと関わることのできる環境に行きたいなと考え始めたんですね。そこで転職先の候補に挙がったのがSBCでした。SBCの情報システム部門は成長過程にあり、新しいアプリケーションやセキュリティの導入選定に携わることができると伺い、自分にとっては最高の労働環境なのではないかと考えました」

SBCの理念を大切にしながら、エンジニアとしてのスキルアップも図る

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転職で重視したのは、「自身の経験を活かせること」「エンジニアとして成長を続けられる環境」の2点でした。

田中 「自分のスキルが活かせるかどうかは、大事な指標のひとつでした。保険診療の病院で電子カルテを導入した経験やPCR事業立ち上げに関与した経験を活かして、保険診療のクリニックで自分の経験が役に立つのではないかと考えました。また、最先端のツールを比較しながら導入検討している企業であれば、常にアプリケーションに関する新しい情報をキャッチアップでき、実際にツールの比較検討を行うことでしか身につかない知識なども吸収できて、スキルをブラッシュアップできるのではないかと。

入社前はスキルが役立つのか不安でしたが、成長できる環境に身を置いて、強制的にでもキャリアアップすべきだ、と考えました」

SBC入社後は病院勤務の経験を活かし、同グループ内の保険診療分野でIT分野のサポートを行っています。入社直後、電子カルテの導入プロジェクトに参画し、無事にプロジェクトを軌道に乗せることができました。新しいシステムの導入にあたり、田中が意識していること、それは、現場の声を尊重しながら、システムの導入や調整を進めることです。

田中 「ITについて詳しくないスタッフの多い環境にシステムやツールを導入するので、抵抗がある方も少なくないと思うんですね。しかし、多くのシステムの導入目的は、スタッフの仕事を楽にすることです。導入目的やメリットをいかに上手く伝えられるか、という点を意識することで、お互い尊重しあいながら業務を進めるようにしています。

システムを導入したら何が変わるのか、何ができるようになるのか、どう楽になるのか。そのイメージをできるだけ明確に伝えるようにしています。目的やゴールイメージを共有することで、電子カルテの導入も、無事に終えることができました」

システムに詳しくないスタッフに対しても、寄り添う気持ちを田中は忘れません。さらに、クリニックのIT化を進めるにあたり、SBCの企業理念である『三方良し』(※)の考え方も取り入れているといいます。

※三方良し:お客様、社会、スタッフ、の三方にとって良い存在であること。

田中 「SBCのスタッフには企業理念が浸透しています。何か物事を決定する時に、理念浸透があるからこそ個人の価値観を押し付け合わずに済んでいると感じることがあります。例えばプロジェクトなどで意見が分かれた場合、個々人の考えを押し付け合うのではなく、『三方良し』の理念に沿っているかを焦点に議論を進めることが重要だと実感しています」

自分にとってのお客様はスタッフ。相互理解でニーズを引き出す

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お客様、社会、スタッフを尊重する気持ちを持ちながら、さまざまなシステム導入を行う田中。最近では新しい事業立ち上げのプロジェクトメンバーとして、企画段階からジョインすることも増えてきました。入社後順調に見えるキャリアですが、苦労したこともあったといいます。

田中 「今ではさまざまな場に呼んでいただき、システム部門としての意見を発信する機会が増えてきました。それ自体はとてもありがたいことなのですが、入社直後は社内の勝手がわからず、誰に何を聞いたらいいのかが全くわからなかったんですね。どの部門が管轄しているのかなどの情報が整理されておらず、情報の整理には結構時間をかけました(笑)。その時に壁打ちのように話を聞いてくれた先輩がいまして、その先輩にはとても感謝しています。相談相手が近くにいることは安心感がありますよね。

今は少しずつ他部署の方とも交流しながら、課題の解決を進めています。今まで解決されてこなかった課題には、おそらく何かしらの理由があります。その背景や歴史を少しずつ紐解くことが重要なのではないかなと。情報システム部門は、システムが絡まないと社内のプロジェクトに参画することがないのですが、部署ごとの連携力を強めることで、もう少しIT化が早く進むだろうなと思うこともありますし、これからはさらに横のつながりを強めていきたいです」

さまざまな人と関わり合いながら課題解決を行うことで、日々やりがいを感じていると田中は話します。IT化を進める上で、大切にしていることは“人”との関わり合い。モチベーションの根底にあるものも“人”の部分でした。

田中 「私のモチベーションの根幹は一緒に働く“人”にあります。私にとってのお客様は、スタッフだと思っています。スタッフがやりたいと思っていることはできるだけ叶えてあげたい。情報システム部門的には、やらない方がいいのでは?という案件だったとしても、一緒に働くスタッフがやりたいと思ったことは、できる限り実現に向けてサポートしたいです。

スタッフの想いを叶えるためには、やはり相互理解が必要だと思っています。そのためにはITの力で何をしたいのか、というニーズをしっかりと引き出すことを重要視しています。要望をしっかり吸い上げることで、本当にやるべきことが何なのかを明確にすることができると思っています」

目覚ましい進歩を遂げるIT分野で成長していくために欠かせないもの

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入社から1年ほど経過し、今後のビジョンも見え始めたと話す田中。それは、社内における情報システム部門の認知を高め、会社の発展のためにITの力でサポートを行うこと。

田中 「もっと情報システム部の知名度を社内で強めていきたいと思っています。社内にはITの力で解決できることがたくさんあると感じます。ただそれをシステムで解決できるかどうか、判断がつかないスタッフが多いと思うんですよね。そこで、まずはわれわれに相談していただき、部門ごとの悩みを一緒に解決していきたいと思っています。

そんな思いが通じたのか、少しずつ相談いただけることが増えてきました。エンジニアとしての信頼を得たということにもつながり、とても嬉しいです。何かあった時に、『まずは田中に相談しよう』と思っていただける人になりたいですね」

圧倒的なスピードで成長を続けるSBCメディカルグループ。創業から22年でクリニック数は100院を超え、在籍する社員数は6,000名近い規模へと成長しました。今後、2035年には保険診療を展開する病院を30院にするというビジョンを掲げています。このビジョンに対し、わくわくすると田中は話してくれました。

田中 「自分が担当している保険診療の分野が拡大していくということは、自分の活躍できる土壌が増えるということ。その時までには、保険診療の分野の中心に立てるような存在になっていたいと思っています。そのためには、情報収集を続けることが大事。電子カルテや診療点数に関する法律などの情報を常にキャッチアップすることで、安全対策を行いながらシステム化を進めることができますからね。

SBCという大きな会社の中で、自分が活躍できる分野があるって嬉しいじゃないですか。何でも知っている人になりたいです。もうひとつの目標として、新しいスタッフの教育面にも携わっていきたいと思っています。自分は経験を持って入社しましたが、スキルは後からでも身につけることができます。SBCで活躍するためには、スキル面よりマインド面が大事で、能動的であったりフットワークが軽い方が社内で活躍しているイメージがあります。部署を跨いで、自ら行動に移すことができる方であれば、ITの知見やスキルは後からついてきますよ」

ITは特に進歩が大きい分野です。DX化が進む中、情報収集を続けないと取り残されてしまうと話す田中。成長を続けるSBCの中で、これからも前向きに貪欲に挑戦を続けます。