海外と触れた学生時代。だからこそ目指したのは、営業職でした

▲学生時代は海外旅行を満喫〜フランス、セーヌ川での1枚〜

日本と中国のダブルである伊藤は大学時代、国際教養学部という学部で、英語と中国語の2言語を併習しながら、日本語の言語教育について学びました。

伊藤 「母の影響で小さいころから海外に行くことも多かったですね。毎年のように中国に行きました。高校ではオーストラリアに短期留学。それをきっかけに、大学は国際関係の学部を選びました。入学後は旅行でさまざまな国に行きました」

休みができれば海外旅行に行っていたという伊藤。そのため、ひたすらアルバイトでお金を貯めていました。アルバイトは中華レストラン、塾の先生、中学生の遠泳の指導員、日本語学校の教員など多くを掛け持ちしていましたが、常に学びにつながるものを選んでいたといいます。

伊藤 「とくに日本語教員や塾の先生は、自分自身も勉強になりました。中でも、大学4年生のときにしていた日本語学校の教員は、学びがたくさんあり印象に残っています。

参加者は日本語を話せないので、ジェスチャーやゲームをするなど工夫が必要で、大変さもありました。そのかいがあって、楽しく勉強してもらえたかなと思っています。日本語学校の教科書はありますが、教え方は先生それぞれに任せられているので工夫が求められました」

就職活動にあたり、日本語学校でのアルバイト経験や何よりせっかく大学で語学を学び、教える資格を取ったことから、言語に関する仕事を考えていました。一方で、伊藤は営業職にも興味を持っていました。

伊藤 「営業職に興味を持ったきっかけも、海外から影響を受けたのだと思います。海外が好きで、海外の文化を知っていく中で、日本にはまだまだ男女や年齢による格差があると感じていました。営業職なら日本的な年功序列ではなく、自分の努力や頑張りを認めてもらえると思ったんです」

こうして伊藤は営業パーソンへの道を歩み始めます。

転職して気付いた営業への想い──自分の裁量で仕事がしたい

大学卒業後は、大手商社でLEDの法人営業を担当。営業パーソンとして活躍していました。成果で評価される点は良かったものの、数字的なプレッシャーも強く、精神面に難しさを感じていた伊藤。加えて、体力面でも厳しく、時には北関東まで始発で向かって、終電で帰るなんてことも。成果は会社から認めてもらっていた一方で、この仕事を続けていく厳しさも感じて1年弱ほどで転職を決意します。

伊藤 「そういった経験の反動もあって、ゆっくり働こうと(笑)。営業職から少し遠ざかってクレジットカード会社で入会したお客様向けにキャンペーンを展開していったり、キャンペーン促進のためのホームページ作成やメルマガ配信、SNS投稿など営業企画やプロモーションの仕事をしていました。エージェントに紹介されたのがきっかけで、おもしろそうと感じたからです。そこには3年ほど在籍しましたね」

働きやすい環境で楽しく働けていたものの、1年を通して業務のサイクルが同じで、やることが決まっており、何より自分の裁量でできる範囲が限られていたためもどかしく感じたと振り返ります。

伊藤 「働いていくうちに『もう少しレベルアップしたい』『自分の裁量で仕事がしたい』と思うようにもなっていきました。営業職は、自分でストーリーをつくってお客様に提案したり、裁量を持ちながら働けていたので、恋しくなってしまったんですね(笑)。やっぱり営業職に関わりたいなと」

大学で国際関係を学んできたこともあり、グローバルに関わることのできる仕事をしていきたいと考えていた伊藤。転職エージェントをきっかけに出会ったのが、リックソフトでした。

伊藤 「リックソフトのtalentbookを見た際に、社員がイキイキしていたことで興味を持ったんです。海外のアトラシアンサミットに参加している様子なども魅力的でした。そういった情報を通して、年齢や性別に関係なくそれぞれが活躍できそうなイメージを抱きましたね」

IT用語はまるで別言語!?IT未経験の伊藤を救ったのは、チームメンバー

▲お客様先へ向かう伊藤

リックソフトに入社して1年が経った伊藤。2020年現在は中小企業を中心に営業を担当しており、インバウンドでのお客様からの問合せに対応する新規獲得だけでなく、既存顧客からのクロスセルにも力を入れています。

伊藤 「実はもともと、ITに対して苦手意識がありました。ただ一方で、格好良いイメージもありました。用語などわからないことがたくさんありましたが、興味もあったのでその知識を習得したいと思ったんです。

業界の進歩も早く、常に新しいことを学べる環境があるのも魅力に感じました。また、ITは一生学び続けることがあるので、学び切って飽きてしまうかもしれないという心配はありません。年齢的にも20代後半でしたので、新しい業界にチャレンジするのも最後かもしれないと思い、挑戦しました」

しかし、最初は「同じ日本語を話しているとは思えないぐらいだった(笑)」といいます。お客様からの質問内容もわからず、エンジニアに伝言ゲームしてしまうこともありました。

伊藤 「本当に知識がなかったので、入社直後から本やIT関連のニュースを毎日1記事読んだり、用語集を作成したりしました。また、社内のメンバーに基礎的な知識の部分から研修してもらうなどして、勉強を続けています。

同じ営業チームで、私と同じくIT未経験でリックソフトに入社した松崎 郁子から学ぶことも多かったですね。新しいメンバーに対して教えてくれる風土もあると感じています」

社内ツールを活用してつくったIT用語集に対してチームメンバーやプリセールスからコメントをもらったり、社内でエンジニアが開催する勉強会に参加したりと、周囲に助けられながら、積極的に知識を入れようと動いた伊藤。そのかいがあって、入社して半年ほど経つころには、ITに関する会話の内容が分かるようになってきた実感が出てきたといいます。

また、前職とリックソフトでは、営業スタイルにも違いがありました。リックソフトではお客様の課題解決のために営業とプリセールスが同行し、提案しています。

伊藤 「お客様に対して単に『買ってください』という押し売りではなくて、お客様に合うソリューションを提供します。もし課題解決に向けて適切なソリューションでなければ、無理に売ろうとしないという点はギャップを感じました。

日々、先輩に同行して勉強し、時には自分が主導で営業を進めてフィードバックをもらいながら学んでいきました。お客様にとってベストの提案ができるようゆっくり聞き取りやすく話し、表面的な言葉だけでなく『なぜそう言っているのか?』くみ取るように心がけています」

まだまだこれから!「リックソフトの営業パーソン」になるために

▲「リックソフトの営業パーソン」を目指す伊藤

最初はIT知識がなく、右も左もわからないまま営業同行から始まった伊藤。リックソフトに入社してからの1年をこう振り返ります。

伊藤 「転職時の希望通り、自分の裁量を持ちながら働けていると感じられています。ただ完全な個人プレーではなく、エンジニアとも意見を言い合うなど協力して進められるところが良いですね」

「ITに関して100段階あれば、まだ0.5段階ぐらいで、まったく足りないと感じている」という謙虚な伊藤。仕事への向上心と妥協を許さない姿勢を見せます。

伊藤 「今でもお客様とのやり取りで技術的な質問にすぐに回答できなかったり、社内のエンジニアとの会話で理解しきれなかったりする部分もあります。ITに詳しくないお客様から、たくさんいただいた質問から学ぶことも多いです。長い期間やり取りをするなかで最終的に受注に至ったときには、やりがいを感じますね」

営業→プロモーション企画→営業とキャリアを歩んできた伊藤のこれからのキャリアとは──

伊藤 「やはり、まだまだITに関する知識が乏しいと感じています。コツコツ勉強して、もっとお客様やエンジニアとの会話にしっかり入り込める営業パーソンになりたいと思っています。

グローバルに働きたいとも思っているのですが、英語に関しては大学卒業後は勉強を怠ってしまったので、また勉強を再開してビジネスにつなげられたらいいなと思っています。

今まで働いていた大手企業と比べてリックソフトは小さな会社ですが、その分スピード感や小回りの良さが強みです。今後もリックソフトの強みを生かした経営・ビジネスに期待しつつ、自分自身も頑張りたいと思います」

これからを見据え、成長意欲あふれる伊藤。
「リックソフトの営業パーソン」が代名詞になる日も遠くはないでしょう。